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バリ島ウブドを歩く㉕【プリ・ルキサン美術館】
ウブドには美術館がたくさんあるので、この3週間にシラミつぶしに見て回りたいと思っていた。まず初めに行ったのがこのプリ・ルキサン美術館。
王宮からジャラン・ラヤ・ウブド通りを西へ5分くらい歩くと、その門が見える。いつもはいろんなワークショップなどもやっているようだが、私が訪れた日には専門の音楽家たちへの講習会が開かれていた。
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質素なチケット売り場で、90000ルピア(900円)を払う。
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この美術館は敷地内にいくつかの建物が目的別の展示をしている。バリ島絵画の歴史を物語るバリらしい絵が並んでいる。私は絵が好きなのでとても興味深く見て回った。しかし、途中からもうおなか一杯。
一枚の絵の中にいろいろ盛り込まれて濃厚なので、丁寧に見ていると疲れてくる。
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この美術館は、展示されている絵画は価値のあるものであると同時に、敷地内が美しい庭になっている。ウブドの街の雑踏に疲れた時にはとてもよい休憩場所になる。
入場料は900円かかるので興味のある人でなければ入ってこない。実際、5分離れたウブド王宮にはたくさんの人でにぎわっているのに、ここは、この広い敷地に数組の観光客しかいなかった。それが、とても心地よかった。
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この美術館に展示されている絵画も良かったのだが、私が一番時間を費やした場所はこの池だった。
ウジャウジャする鯉を見ながら、何十枚も写真を撮った。
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宿に帰り、写真を見ながらこの鯉を描いてみた。
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気負いなく描けて、バリ滞在中に描いた絵の中で一番気に入っている。
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