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バリ島ウブドを歩く㉛ 【後半10日間のランチ】
以前に紹介した通り、私の朝食は屋台の安飯だった。そして、夕食は果物と菓子パンだったリ、つまむ程度のおやつ。
つまり、ちゃんとした食事はランチだけだった。
それも、前半10日間は宿から最も近い食堂で食べていたので豪華な外食ではなかった。私としては、十分満足していたが。
その安い食堂で毎日違うメニューを選んでいたが、ほぼ食べたいメニューは食べつくした。そこで、別の食堂へ足を運んだ。
日本食もいいと思ったけれども、メニューにバラエティーがなく割高でもあった。やはり、地元の食べ物は安くておいしい。
インドネシア料理の店のメニュー見て歩き、ここにした。
食事は豪華に見えて安い。
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通りに面した門から入ると南国風のガーデンになり、噴水があったり鳥を飼っていたり。ゲストハウスもやっているようだ。
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このくらいの清潔感があると、食堂ではなくレストランと呼んであげたい。
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迷うことも無く、見た目に豪華で安いベジタリアン・ナシチャンプルにした。
*ナシチャンプル:ご飯とおかずの盛り合わせ。日本でいうところの定食に近い。
これは素晴らしかった。安い食堂で食べたナシチャンプルよりずっと豪華だった。テンペイと豆腐のピーナッツソースかけ、玉ねぎの酢和え、コーンの揚げ物、野菜ともやしの和え物、揚げたピーナッツとココナッツ、フルーツはドラゴンフルーツとパパイヤ。その他2種類ついていた。かなりヘルシーなおかずだ。
特に揚げたてのぱりぱりしたコーンはおいしかった。ビーナッツのたれがたっぷりかかっている豆腐もいい。
そして、この盛り付け。木製の皿にバナナの葉を敷き、それぞれのおかずはバナナの葉で作った個別の皿に盛られていた。
こんなにおかずがたくさんあるけれども、野菜なのでスイスイ食べられる。揚げ物もあるので満足感もある。そして安い。
ウブド滞在中最高の食事だった。
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数日後、ちょっと贅沢してみようと思ったので同じ店に行き、今度は肉を頼んんだ。豚肉の串焼きである。肉メニューはやはり高い。
一見もの足りないように見えるが、豚肉も串にぎっしり詰まっていたので思っていたよりも食べごたえがあった。この日は、パパイヤージュースもつけてみた。
どちらも、とてもおいしかったけれども、それなりにお金を払ったつもりになっているので、当然だという思いが先に立つ。私にとって、コスパは非常に重要なポイントなのかもしれない。つまり、得をしたかどうか。
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さて、こちらは中華の食堂。インドネシア名は忘れたが、中華飯である。普通においしかった。野菜をたくさん食べて満足した。
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こちらは 私の泊まっていたゲストハウスのある通りにある食堂。
見栄えのよい門であるが、メニューの値段などからレストランではなく食堂と言っていいだろう。
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ウブドは一つの敷地が広く、門を通ると母屋のほかに3,4棟の建物がある。その一部にテーブルを置き宿泊客や外部のお客に食堂として開放している。
ここは、それぞれの建物が豪華だった。この家で食事を作ったり、家事をしている娘さんに聞いてみた。ここは、どのくらい前に建てられたの?
わからない、もう何世代も前、とのことだった。
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ここでも、ベジタリアン・ナシチャンプルを頼んだ。十分においしく、値段も手頃だ。
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別の日、同じ店でミーゴレンを頼んだ。ミーというのは麵のこと。(ちなみにナシチャンプルのナシはご飯のこと。)
しかし、この麺はインスタントラーメンの麺だったのでがっかりした。値段は200円なので、そんなものかもしれない。
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こちらは、また別の店のナシチャンプル、チキンと卵入り。普通においしかった。待っている時間に通りの風景をスケッチした。
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これは、いつも安い店でウブド最後のランチ。やはり最後の日は特別なので、スペシャル・ナシ・チャンプル。安定した安さとボリューム。安くておいしいこのお店には、ウブド滞在中にすっかりお世話になった。
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バリ最後のランチは空港で食べたラーメン。
店の前の売り子に、ソイソースかクリーミーか? ときかれ、豚骨スープであるだろうクリーミースープのラーメンにした。ここでは、ラーメンの写真を撮る気にならないほどがっかりした。
まず、高い。空港に入ると、そこはもう国際値段。ラーメン一杯が150000ルピア(1500円)。それは覚悟していた。しかし、1500円でこのラーメン?
量も少なく、少しぬるい。味もそれほどおいしいわけではない。バリで一番残念な食事だった。
やはり食事は現地の人が現地の素材を使って調理したものが、一番おいしい。
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