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【4コマ漫画】昭和の遊び 折り紙 母は 子供と遊ぶのが憩いの時間。 

昭和の家族 時の流れ 折り鶴

50年前の我が家には テレビはありましたが ゲーム機器やパソコンなどはもちろんありません。

娯楽は 編み物などの手芸や折り紙。母はいつも忙しくしていましたから、冬以外の季節は じっくり遊んでもらうこともありません。

父がいない夜はリラックス
でも、父が地区の会合などで出かけた夜には、母もリラックスしていたのか、私たちと一緒に 遊んですごしていました。

小さなツルを作る競争
この夜は 折り紙。誰が一番小さなツルを折れるか やってみよう ということになり、母と姉と私で競争。

普通の折り紙を 少しずつ 小さい正方形に切り、だんだん小さいツルをいくつも作ります。 

器用な母
でも やっぱり母の器用さにはかないません。

母は、つまようじを使ったりしながら 長さ1cmくらいの小さな折り鶴を仕上げました。

わ~小さい!! どうして こんな小さいものが 作れるんだろう。

手も、指も大きいのに、、

手先が器用で、編み物 洋裁 造花作りなど 農閑期の冬にはいろんな手仕事を楽しんできた母でした。

50年後 母と折り鶴
そんな母も80才を迎え、手芸に対する意欲も、器用さも少しずつ衰えてきます。(幸いボケてはいませんし、元気です。)

3年前に帰国した時に、私は姉の孫たちと一緒に 折り紙でツルを折る機会がありました。そこに母がいたので一緒に折り紙。
50年ぶりです。

母は、ツルの折り方を忘れていて、一折一折 一緒に作っていきました。
久しぶりの折り紙だったせいか、母のツルはしわも多くくちばしも すっきり きれいには折れません。
でも、自分で作ったツルに満足しているようでした。

”昔、3人でツル折って、お母さんはこんなちっちゃいの折ってたんだよー”と 私は言いましたが

母は まったく覚えていませんでした😌 


今日も読んでいただき ありがとうございます💗 

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