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バリ島ウブドを歩く㉔【お菓子&果物】

バリ旅行をするにあたって、これといって食べたいというお菓子があったわけではない。ガイドブックをきらびやかに飾るソフトクリームやレストランのスウィーツというものには興味がなかった。

ニュージーランドで生活していると、アイスクリームやピザという食べ物が肥満の原因であることを目の当たりにする。日本ではおいしくて楽しみだった食べものは、ニュージーランドでは食べてはいけないものという認識になった。

そういう理由で、私はわざわざ高いお金をかけてスィーツを食べるためにレストランに入ろうとは思わない。

とは言っても、実は私は甘いものが好きなのだ。


スナック編


朝の路上の屋台ではお菓子も売っている。もちもちとした触感で優しい甘さ。葉っぱを巻いて蒸したお菓子はとてもおいしかった。⤵

一袋200円。ウブドのお菓子の中では高かったように感じる。

⤵左は普通のビスケット。abcビスケットやギンビスビスケットみたいで、もっと軽くサクサクした感じ。
右は、日本でいうところのポン菓子を固めてあっさりと甘みをつけたもの。気軽に食べられる。どちらも、普通においしい。

左 150円   右 50円

これらのお菓子を一度には食べきれないので、次の日まで部屋に放置。
次に食べようとしたときに、ギョッとした。袋の中がアリだらけ。数百か数千匹のアリがぎっしり詰まっていた。バリのアリは小さくて赤い。その小さいアリがすき間に入り込んで、はたいてもはたいても出てこない。

私は食べられるものを捨てるのが嫌なので、一心不乱にはたき続けた。
ようやくアリはいなくなったように見えたので、白いお菓子を全部食べた。もしかしたら、このお菓子のすき間に小さなアリが潜んでいたかもしれないが、それ以上は考えないことにする。以後、食べきれないおやつは買わないようにした。

しかし、おやつは食べたい。そこで菓子パンを買うことにした。これなら食べきれるのでアリの心配もない。

幸い、小袋に入った小さな菓子パンはどこにでもある雑貨屋さんのような店で売っている。


よく見かける雑貨屋さん
中は白あんだったろうか。20円。普通においしい。


左、もっちりした餅菓子。おいしい。30円
右、ココナッツのフレークが入っていて、おいしい。20円
甘いカステラ。50円。


ウブドでは、高級スーパー以外で牛乳を見なかった気がする。滞在最後の日に、どうしてもクリーム系の甘いものが食べたくなった。近くのコンビニに行き、マグナムのアイススティックを買おうと思ったが200円もする。悩んだ末に、このクランチアイスにした。インドネシア製であろうか、65円だった。久しぶりの乳製品を味わって食べた。

近くのコンビニ
65円のアイス、コンビニで購入


果物編

何をかくそう、私は果物が大好きだ。ニュージーランドでは安い果物がいつでも食べられるので、それだけでもこの国に住んでいて良かったと思う。ニュージーランドで果物三昧な生活をしているので、海外を旅行しても、やっぱり果物が食べたくなる。

朝の路上では果物を売っているトラックが何台も止まっている。バナナ、マンゴー、メロン、スイカなどが無造作にトラックの荷台に並んでいる。

毎朝ここで果物を買う

初日の朝は、南国らしい果物にしよう。私はパパイヤという果物を食べたことがなかった。20㎝くらいの小さめのパパイヤは70円だった。味は、特別おいしいというわけでもないが、まずくもない。気の抜けたメロンに近い。でもねっとりしているのでウリという感じでもない。

私はその後、便秘に悩まされることになったので滞在後半は、積極的にパパイヤを食べた。甘さはいろいろあって、よく熟れていなければそっけない味なので、塩をかけながら食べた。特に、また食べたいと思わせる果物ではない。

パパイヤ半分に切って黒い種をとった。


パパイヤをおしゃれに盛り付けてみた。


スイカは私の大好きな果物。毎朝買って、夕食にしていた。小ぶりのスイカを一個丸ごと食べていた。このスイカは南国バリでの楽しい思い出になった。
一個。150円から200円。

トラックの荷台に積んで売られているスイカは、ほとんどが赤だった。買うときには中身の色はわからない。

このスイカは⤵

切ってみると、思いもよらず中身は黄色だった。普通においしかった。


この日の夕食は黄色いスイカとアン入り菓子パン。

食べものは旅の楽しみ。ウブドではおいしいものが安く食べられる。スイカとパパイヤが好きな人にとっては天国だ。

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