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バリ島ウブドを歩く⑫【元看護婦による体の異常観察】

私はその昔は看護婦だったので、身体の観察については一応プロだと言ってもいいかもしれない。自分の体を客観的に観察するので、あまり楽観的にとらえない。かと言ってシリアスになりすぎるわけではなく、あくまで冷静に身体の異常に対処しようと試みる。

バリに来てから、変調はあった。しかし、それはバリ腹という症状の域を出ないものだった。排泄されるものに変化はあっても、全身状態、精神状態はいつものレベルで維持できていた。経過観察で十分だと判断した。

バリに来て2週間経ち、私の体には軽度の倦怠感があらわれた。全身状態と
精神状態の低下は、自分の弱みである一点に集約されて、ある症状となってあらわれる。私の体の弱点は皮膚である。皮膚は肝臓の機能が低下した場合に症状がでる場合が多い。そして肝臓の影響を受けるもう一つの部分は、肛門である。
肝臓の血流量や機能が低下すると肛門周囲の血流が鬱血し、痔の原因になる。

私には持病がある、痔病である。ニュージーランドでは、超ヘルシーな食事とストレスフリーな生活なので私の痔病は引っ込んだままだが、海外旅行をするとあらわれる。去年の台湾旅行の時もそうだった。日本ではまったくこの症状は出ない。

発症


はっきりと異常を確認したのは、昨日の朝。
直腸から移動する内容物は腸壁に張り付き、排泄困難。
長時間坐位保持と“いきみ”による症状悪化。2.5cm大の痔核膨隆、肛門外側に突出。炎症(+)、疼痛(2+) 出血(−)
手指にて圧迫し、押し戻しはかるも、効果なし。

今後の対処計画


1、薬局で軟膏を購入
2、予定していたキンタマーニ高原ツアーをキャンセルする。車の移動、長時間の座位は困難と思われるため。
3、入手しやすいパパイヤを食べる。辛いものを控える。
その他、便通促進のための食事を積極的に取る。もちろん水分も多く。
4、とにかくリラックスして過ごす。

パパイヤを積極的に食べよう
とにかくリラックス😌

この計画に基づき、今日はリラックスに専念することにした。
せっかくバリにいるのだからと、あれこれ観光するのをやめた。一日中部屋でのんびり過ごそうと思う。

そして、

今朝の症状観察

排便困難、やや軽減。排便後、指で押し戻しはかるも、95%肛門内へ。
疼痛(±)  意欲↑ 安心感↑↑↑
症状軽減されるが、食事療法、リラックス療法は継続。ツアーは既にキャンセルしていた。軟膏は買う必要なし。

バリ島滞在、残り1週間。ダラダラして体調を整えてNZへ帰国しよう。(私、何しにバリに来たのかな😅)

淡々と書きましたが、実は非常に焦っておりました。なんとかなりそうで、一安心😌。ひゅ〜

旅の楽しみ、note書き




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