見出し画像

月ノ美兎1stワンマンライブ「月ノ美兎は箱の中」現地参戦感想

月ノ美兎(以下委員長)1stワンマンライブ「月ノ美兎は箱の中」が11月16日に行われました。運よく現地チケットS席を当てることができ現地参戦したため、本記事ではその感想を述べたいと思います。

距離の近さ

今まで何度かにじさんじ関連のライブを現地・ネットチケットで見てきましたが、今回は特に(私の席が前から4列目といいポジションだったこともあり)距離が近く、AR技術による横からの視点も追加され「普段はモニタ越しに見ている委員長が確かにそこにいた」という感覚が強く残っています。新衣装もかなり出来が良く、本当に三次元の肉体がそこに存在するかのようにイヤー部分やスカート・髪・足の飾りなどの揺れ物が機能していたことも現実感を与える一因になったのかもしれません。

「月ノ美兎」感の強さ

ここ最近委員長は9月の静凛先輩イベント・3D誕生日ライブ、10月のInitial Steps in Nijisanjiという元一期生ライブと立て続けに3Dライブに参加しており、私は「にじさんじの月ノ美兎」として今新しくやれることは少なく、「Sacra musicの月ノ美兎」としてアーティスト面が強いライブを行うのではないか、と思っていました。実際にライブを見た後の感想としては、もちろん豪華作曲陣によるオリジナル曲を携え、新衣装や振り付けも加わりアーティストとしての力をかなり向上させていることを感じられたのですが、それ以上に「月ノ美兎」らしさを感じることができました。自分を模した「謎ノ美兎」をバックダンサー(フロントダンサー)として出演させる、3周年ライブであるにじFesでお披露目された「着ぐるみノ美兎」をラップミュージックに登場させる、「みとらじギャラクティカ」で現実に冷蔵庫を登場させ壊れる演出を入れる…など、Vtuberのライブでそんなのアリなのか!?と思わせつつも観客を大いに盛り上げる演出が多々ありました。後から考えると、こちらの動画は単なるネタ動画ではなく、実際に謎ノ美兎がダンサーとして出演するためその練習をしている…という前フリだったのではないか?と感じました。

https://twitter.com/MitoTsukino/status/1450402371062808581

ライブ全体としての演出も、普段の配信で使われている「雲はながれて 」を改変しつつ「月ノ美兎はヴァーチュアルの夢を見る」と繋げオープニングとして使うなど工夫が散りばめており、ライブの世界観に没頭することができました。

アンコール、そして続く世界へ

アンコール後、最後に委員長が歌ったのは「Wonder Never Land」と「アンチグラビティガール」でした。後者は私が委員長のオリ曲の中で最も委員長自身を体現している曲だと感じており今更言うまでもなく好きな曲なのですが、前者のWNLは公開された当時はあまりピンと来ていませんでした。曲としては好きなのだけど、以前のVirtual to Liveと比べると…、と感じてしまっていたのが本音のところです。ですが、この曲は聞くたびに良さを増しており、アンコールということでもうライブの終わりが近い中、「このライブが終わっても、月ノ美兎が、にじさんじがある限り楽しい世界は続いていく。いや、続けていくんだ」というメッセージのように私は受け止め、涙が止まらなくなってしまいました。最後のアンチグラビティガールも文句無しのパフォーマンスで、幸福感に包まれたまま帰路に着くことができました。

おわりに

今回のライブで、改めてにじさんじ及び月ノ美兎委員長に出会えて良かったと思うことができました。以前配信で委員長が「自分の歌には需要がないと思っていた。でも、需要は作り出すもの」と仰っていたのを耳にし、まさにその通り自分の長所を生かしライブを月ノ美兎のエンターテイメントへと昇華したのが今回のライブなのではないかと思います。今回は告知などがアナウンスされなかったため次回のイベントは1月の四周年ライブ「Fantasia」になると思いますが(FC先行でチケ確保済み)、今からどんなライブが見られるのか楽しみで仕方がありません。月ノ美兎委員長、そしてにじさんじライバーの方々の今後のさらなる活躍を期待しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?