見出し画像

沖縄限定ねるねるねるね 沖縄パイン味 レビュー

 沖縄限定ねるねるねるね 沖縄パイン味のレビューをします。先日沖縄に行ったところ、こんな商品を見つけました。

 ねるねるねるねにご当地品ってあったの?!

 ご当地に乗っかるのはまりもっこりとキティちゃんだけで良いと思っているご当地品過激派の私ですが、週8でねるねるねるねを食べている生粋のねるねるねるナーとしてこちらは見逃せず、思わず衝動買いしてしまいました。早速食べて行きましょう。 


1、パッケージと内容物

 冒頭に挿入したものと同じくこちらがパッケージです。「思い出ふくらむ!」だとなんだ上手いこと言いやがってこの野郎。散りばめられたハイビスカスに、そんな顔のなんか見たことないぞと言いたくなるようなシーサー、極めつけには"写真はイメージです"なパイナップル。これでもかと言うほど沖縄要素を全面に押し出しています。ちなみにここにいるねるねくんはパイナップルに寄生されて死んだらしく、どうやら今は本体であるパイナップルに動かされているだけの屍であるとのこと。ポケモンでいうパラセクトみたいなもんでしょう。 

 まぁ私が好きなのはねるねるねるねであってこいつには微塵も興味がないので生きてようが死んでようがクソほどどうでもいいんですけどね。

 内容物はこんな感じ。大きなトレーに、もはやお馴染みの1番の粉と2番の粉、更にトッピングがなんと4種類も付属してました。後々一つずつご紹介します。そしてプラスチック製の大きなスプーン1本に、シェア用の紙スプーンが4本……ん?

シェア用?????

 もうみなさんお気づきかとは思いますが、こちらの商品はパッケージにも書かれている通り、サイズが非常に大きくて容量も多く、完全に複数人と分けて食べることを想定されています。嘘だろ…こんな年齢にもなってねるねるねるねを食べたがるねるナー仲間なんて1人もいないぞ……しかしまぁそれだけならそんなのフル無視して1人で平らげてしまえばいいのですが、迂闊にそうもいかなくなってしまった理由が裏面にあるんです…それがこちら。

"ひとりで全部食べずにそれぞれ取り分けてたべてね"
"みんなで楽しかった思い出話をしてみよう"
"思い出もふくらむよ"

 うわああああああそういうことかよおおおおおお
 この商品はただシェアしたら良いのではなく、みんなで仲良く旅の土産話を語るきっかけを作ることができる画期的な物でした…マジかよ…こちとらねるナー仲間どころか友達すらろくにいないっていうのに…何でこんな惨めな気持ちにならなきゃいけねぇんだよ…"ひとりで全部食べずにそれぞれ取り分けてたべてね"の文言にまた胸が痛い…

ごめんなさい…結局1人で全部食べるような大人になっちゃってごめんなさい……

 では作っていきます。"1人で"

2、調理

 まずトレー中央の内側にある溝までお水を張ります。

 次にそこへ1番の粉を振り入れて

って多いな。
 
この時点で既に成人男性が軽く日和るくらいには量あります。
ここに更に2番の粉を入れると膨らむんでしょ…大丈夫かな…食い切れるかな……
 
ちなみにコーンポタージュみたいな色をしてますが、封を開けた瞬間咽せ返るほどのパイナップルの香りが部屋に充満します。パイナップルアレルギーの人がここにいたら間違いなく全身に蕁麻疹が吹き出た後に失神するでしょう。作るときは換気することをおすすめします。
 そして恐る恐る今度は2番の粉をトレーへ…

 ここからひたすら混ぜてねるねるしていきます。
ところでねるねるするってなに???
(裏面説明書より)"色がかわってすっごく膨らむよ(脅迫)"
いや流石に相応の量で勘弁し

やりやがったね。言わんこっちゃないね。
 
多いな(2回目)ビジュアルも膨らみ方も完全にカルマ焼きのそれです。既視感の正体これかよ。
 ちなみにこちらの画像、実はまだ5、6回しかねるねるしておらず完全に混ざり切っていないので、2番の粉の成分が下に沈殿し、濃い黄色と薄い黄色の2層に分かれてしまっています。なぜここで止めざるを得なかったかってまだこれだけの回数しかねるねるしていないにも関わらず尋常ではない勢いで膨らみだし、トレーの蓋を軽々と超えて溢れ出しそうになった為、仕方なくこれ以上のねるねるを断念するしかなかったからです。なんだテロかな?????
ねるねるねるねってこんなに作るの難しかったっけ…

※この工程の最中に2番の粉を少しこぼしてしまったんですが、黒いテーブルに広がった白い2番の粉の様が完全にコ○インでした。後でスタッフが美味しくストローで鼻から吸い上げました。
 
最後に4種のトッピングをそれぞれ脇の小皿に入れていきます。
 まずはすっぱいパウダー

(風邪薬のパブロンみてぇだな…)
続いてシュワシュワパウダー

だからこぼすなや。
見た目に関しては特に言うことないです。まぁ砕いたチョークみたいな感じですね。
 そしてこの商品にしか付属してないという限定トッピング、黒糖パウダー

 いや攻めますね。どうやら沖縄要素を入れるに当たってパイナップルだけでは飽き足らなかったようです。まぁ確かにパイナップルだけでは少しパンチに欠ける気もしますが、だからといって黒糖はそれはそれでかなり選別ミスな気がします。まぁでもよかった海ぶどうパウダーとかじゃなくて。しかもこちらのパウダー、見た目と香り共にがっつり黒糖そのものであり、もはやパウダーというよりただの黒糖です。ねるねるねるねのケミカルな味と、黒糖の天然由来の自然な甘さはまるで味のベクトルが異なる為、鬼が出るか蛇が出るか楽しみなところです。
そして最後に

 名称不明
 いや警察の押収品だろコレ。こいつだけ外袋おかしいだけど。これ本当に合法なやつ???ディーラーがねるねるねるねに横流ししてない???
 
さぁ無事完成したところでいよいよ食べていきますよ。

3、実食

 まずはトッピングを付けずにそのままいただきます。

 んーパイナポー(適当)
綿飴と水飴を混ぜたような ねちょねちょ?ふわふわ?した独特な食感。それ共に、人工甘味料と香料で無理やり構成された、歳を増すほど拒絶反応が出るこの安っぽい化学的なパイナップル味が口に広がります。いかにも知育菓子って感じがしていいですね。とはいえ一応パイナップル果汁も使用されているそうです。私はそうは思いませんが(?)美味しいです。
トッピングも付けてみましょう。まずはすっぱいパウダー

 全然酸っぱくねぇや。
むしろねるねるねるね本体が結構酸味があるので、完全に押し負けています。味は完全にただのラムネです。しゃりしゃりしているので食感のアクセント程度にはなるでしょう。この程度で酸っぱいだのトッピングだのと騙るにはおこがましいにも程があります。私は以前、口の中で唾液のダムが決壊し、舌が千切れるかと思ったほど酸っぱく塩分濃度が高い梅干しを食わされたことがあるので、ぜひそちらを参考にしガキを泣かせてほしいものです。
続いてしゅわしゅわパウダー

  全然しゅわしゅわじゃねぇや。
 
存在感が薄過ぎます。こいつを人に例えていうならチーズ牛丼が好きそう。ブルアカやってそう。ネット上でレスバトルしてそう。SNSのbioが5行以上ありそう。音ゲーのリザルトを毎日ツイートしt…
そして今回の大目玉 である黒糖パウダー

 合わねぇや。
 
誰だよコレでGO出したやつ。GOじゃなくてNOだよ。先述した通り、やはり自然由来の優しい甘さを持つ黒糖パウダーと、ねるねるねるねのケミカルさとの味の方向性が違い過ぎます。方向性が違いすぎて口の中で解散してしまいました。売れないバンドの末路のようです。すっぱいパウダー同様、ねるねるねるね本体の方が味の主張が強く黒糖パウダーが霞んでしまっていました。
では最後に

ブツ。
 
実はこいつが1番ケミカルな可能性がありますね。いただきます。パクっ…

んんっ?!?!
ん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛

4、まとめ

 ごちそうさまでした。とっても美味しかったです。みなさんも沖縄に行った際見かけたら是非1度購入してみてはいかがでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?