まあ映画の感想でも

映画を1日で3本見てきたので、全部の感想でも

トラペジウム


・小感想

映画として見る価値はすごい高い。暇だったら2回目に行くかもしれない。但し、この映画は音響環境必須なので、川崎か立川で見るかなぁ。

・序盤

目が悪くてノートの内容がよく見えないけど、西南北の星と書かれてた気がする
序盤の東中の制服を馬鹿にされたあとに「何が優しさだよ!」とキレる東を見て、エンディングが大抵予想出来た。
『エースをねらえ!』という漫画があるのは知ってたが、お蝶夫人も実在するんです(Google検索をしながら)
ここで僕の推しキャラ(?)、真司の登場。チー牛じゃない陰キャ感が好き。これは持論だけど、本物のチー牛を見てないと、チー牛は描けないからあれが制作陣の最大限なんだろうな。

くるみちゃんは(ロボ研でない)真司が来た時すごい喜んでたけど、高専のみんな仲いいな(笑)
というか東西南北のアイドルグループを作るにあたり、くるみちゃんだけは狙い撃ちだよね?くるみちゃんを落とすためだけにC言語を勉強してる東、本当に野心が深すぎる(笑)
そしてここから亀井さんと合うまでかなり3人で仲良くなるけど、この尺って作品的に必要なのだろうか?車椅子ボランティア・山頂でのイベントでこの尺は必要になるけど、そもそも山頂イベントの必要性を感じなかった。ここは初見だから気付かなかっただけ説はある。もう1回みたい。
亀井さんを当初、東西南北に入れる気が無かったのに(顔的に男が好きそうだからという理由だった気がする、大分ひどいが,結局当たる)、北校という理由だけで全ての懸念事案が頭から吹っ飛んでメンバーに入れようとするの、まだまだ爪が甘い
あと亀井さん、雰囲気がまじで黒江

・中盤

文化祭でライブ経験をする!という目標が空回りする主人公見て心苦しくなった。というか主観的に自分の19年間を観察した結果と、主人公の映画の“前半”における立ち回りがかなり酷似しててシンパシーを感じてしまった、俺にもそういう経験があるよ😭
おうらん城(?)でのガイドのボランティアをすることによってテレビに出れるかもしれない!というガバガバなのか割とありえるのか半々くらいの理論を展開し始めた段階でなんでこいつオーディションを受けないんだ、って思ったけど、みんな大好き真司くんがこのあと聞いてくれて良かった。SNSの反響とかみてもあの時空の中では東が一番評価されてないから、東単体でオーディションに乗り込んでもそりゃ落ちるかも。かといって4人でオーディションに乗り込まないのは東、お前やっぱり他の3人(特に2人)の思考を大体把握してるじゃないか。それなのに終盤どうしてあの展開になるんだよぉ、おい。
まあとにかく何が言いたいかと言うと、彼女らをアイドルにするには、何らかの強制力が必要だった。オーディションとかいう自主的にアイドルになれる装置じゃダメ。どこかでテレビに映って、誰かにスカウトされる必要があった。だからあの作戦は正しいっちゃ正しいけど、現実的にはもっと試行回数必要でしょうな。
あと強制的にアイドルになるという作戦の下、南があまりにも優秀すぎる。

・後半

東暴走。特に語ることなくないか?語るのきついって、ただの性格悪い女やん、特に黒江...じゃなくて亀井さんに言ったセリフ、どきつくて泣いちゃった(適当)
そりゃ解散しますわな。というか主人公がアイドルになりたいという大前提があるからこそこの作品は成り立ってるのに、それの掘り下げって無かったような…それともくるみちゃんが発狂した辺りに言ってた「アイドルはみんなの憧れ」みたいなセリフ全体がそれなのかなぁ、むずい。解散したあとに再び集結したシーンについて言うことはありません。

・エピローグ

真司と東の会釈のシーンで心が潰された
トラペジウムの伏線回収も良いですなぁ…東西南北の4つの星はあの時確かに煌めいていた…

奪還のロゼ

・小感想

コードギアスシリーズは宅浪時代に3日間で2期+映画一本を見ただけのただの初心者、知識がもしかしたらあやふやかもしれないがちょうど良いタイミングなので見に行きました。結論を言うとめっちゃ良かったです。映画が終わったあと調べたら4幕まであるらしく、ぜひ全部見たい作品となった。(5月と6月は映画ラッシュがひどい…)

・詳細感想

トラペジウムに感想を書く全ての体力を使ったので文字数は少なめに(まあでもトラペジウムと比べ後二作品は感覚で楽しむ節があるのでそもそも文字数が少ないかも)
光和7年って時系列的にどれくらいゼロレクイエムから離れてるか気になる、もしかしたらたった7年ってことがあったりするのかな
ロゼがまじでかっこいい、というかロゼがもらったギアスも「絶対遵守の力」だけど、ギアスの被りって初だったりするのかな(思想が同じだったら理論上は可能ではあるが)
あと、戦闘シーンの音響がやばい(語彙力消滅)
まあこの映画も例によってLIVE ZOUNDで鑑賞したのだが、ここまで音で物理的に心臓が揺れたのはハードコアスタァライトぶりなんだよな
アッシュが何者で、何故そこまでロゼに恨まれてるのかちょっと理解できなかった。父親の仇とは言ってたが、アッシュが殺したのか?

ところで、コードギアスシリーズの脚本家は本当に天才だと思う。アニメ本編から、毎回次の話が見たくてたまらないアニメの終わり方だったが、ロゼでもそれが見られて、6月の第2幕早く公開してくれ〜〜〜〜〜と映画終わった瞬間に思ってた。というかニーナって下の名前アインシュタインなんやな(笑)

デデデデ

やばい。謎の男がおんたんに「君はどこから来たの?」と喋りかけてからの回想シーン(?これが回想シーンとも断定出来ないのが良く分からん?)から本当に話の筋がわからない(??)世界線が別なのか???世界線が別ならあそこにあの話を突っ込む理由がわからないし、世界線が同じなら今の世界に矛盾点が多すぎる
怪作。これは怪作。まるで劇場版スタァライトを初めて見た時の帰りの電車位?マークが頭の中にあった。謎の回想シーン(?)より前をAパート、回想シーン(?)をBパート、それ以後をCパートとして分けるとしたら、Aパートは女子高生の日常(?)って感じでまだ理解の範囲内なのに、なんですか、BパートとCパート。というか石川県住みのあの2人を物語に登場させる意図は?後編で暴れるの???
分けの分からないパートの話をしても感想に発展性がないのでここらへんにしておきますわ。てことで内容に関係ない話をし始めるけど、原作がものすごい読みたくなってきた。一応後編はオリジナルストーリーを辿るらしいですね。どういう結末になるのか1mmも読めないけど(笑)
あとEDがすごい怖い。これと似たような体験を『推しの子 Mother and Children』でしたんですけど、ただEDを眺めるしかないんですよね。(あぁ〜、制作陣、やりたいこと全部やっちゃたな)みたいな事を思いながら淡々と流れるエンドロールを眺める。鳥肌が立つ、に近しい体験を推しの子と、この映画でも体験したんですよね。

総括

見る前に3本の映画の期待度が
デデデデ≧トラペジウム>奪還のロゼ
だったんですけど、実際に見て良かった順に並べると、
デデデデ>奪還のロゼ>トラペジウム
って感じでした。これだとトラペジウムが駄作に見えるけど、全然そんな事無いです。なんなら2周目行きたいです(何故なら2周目の劇場版特典が欲しいので)
まあ感想はこんなもんかな。デデデデ後編楽しみ!奪還のロゼ2幕楽しみ!


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