日本代表にお願いしたい、たった一つのこと

（写真はロンドン五輪）

この状況に思うこと

「どうでもいい」「結果を見たい（≒どうでもいい）」

が50％もいるって異常事態だと思いませんか。

これが、今の日本サッカー村に漂う嫌な雰囲気を象徴していると思うんですよ。

負けてほしいっていうのは、日本代表に良くなって欲しいという気持ちの裏返しだと思うんです。一つの愛情表現なのかなと僕は解釈しています。

好きの反対は嫌いではない無関心である。

なんて、よく言いますが、まさにその状態。無関心。

しかもね、勝ってほしいと回答している人も個人的には

「100％勝ってほしい」

では、ない気がしています。

僕も「勝ってほしい」に投票していますが、僕の中にも

「どうでもいい」「どうにでもなれ」

あるいは

「負けてしまえ」

と叫んでいるリトル内藤がいるわけです（皮肉）。

そもそも日本人が日本代表を応援する必要はないかもしれないけど、

応援することは自然な感情だと思う。

だから親善試合で失点した瞬間、口角が上がっている自分がいて、そんな無意識の行動に失望するわけです。

同時に自然な感情表現をできないことに、むずむず、するんです。

日本代表を100％応援できないという経験は初めてで、感情の整理がやっぱりつきません。

今まで、悪い時期があろうとも、100％勝ってほしいという気持ちで試合は見てきました。

田嶋が悪い？本田が悪い？

そんな誰が悪いとかは、もう、どうでもいい。

この、100％応援できないという状況が不幸で、悪だと思うわけです。

ほらまた出てきた「どうでもいい」が。

心の底から代表を応援できるって、幸せだったと、失って初めて心の底から思います。

本当はして欲しいよ？

でも

ワールドカップで優勝できなくていい。

グループリーグも突破できなくてもいい。

ただ、一つだけお願いがあります。

素直に応援できる、正しい道に進んでいる日本代表であってほしい。

僕の願いは、たった、これだけなんです。