矯正を始めたぞ！（4月17日の日記）

人格じゃなくて歯の話です。

去年の１０月ごろに初診で歯医者へ行き、レントゲンやらなんやらを撮り、そして１か月前に親知らずを大抜歯し、本日ようやくワイヤーをとりつけた。ここまで長い道のりだった…。

私が最も懸念していたのは痛みだった。なぜなら、痛いのは、いやだから。
個人差はあるものの、早くて３ー４時間後から痛み出し、次の日がピークとのこと。とくに固いものを食べる際に痛みが起きやすいらしい。

ワイヤーをつけたのが朝の１１時だったので、痛みが始まる前に昼飯をバクバク食おうと考えた。とはいえ、せっかく久々に外出したし、１００均や業務スーパーも行きたい。

ちなみにワイヤーは今はまだ下の歯だけで、上の歯は顎関節の治療としてマウスピースをつけているのだが、これのせいで滑舌がおそろしくにぶっている。１００均で「袋いりますか」と聞かれて「お願いします」と言ったつもりが伝わっていなくて、ケーブルボックスを素手で持ち歩くはめになった（電源タップのカバーみたいなやつ）。

イノマタ化学 テーブルタップボックス ホワイト Lサイズ

ケーブルボックスを素手で持ち運ぶときのコツは、さもケーブルボックスじゃないですよという顔をすることだ。

次に業務スーパーで買い物をして、そこからの帰りは歩いて10分くらいだと思っていたら、その倍くらいかかり、なんだかんだ帰宅したのは１４時ごろ。昼飯は、まだ食えていない。

（やばい、痛みが”来て”しまう――）

焦っていた。こんなに見えないものに怯えたことはない。業務スーパーで冷凍うどんやらパンやら買っていたが、これが痛みを伴わず飯が食える最後のチャンスなのだ、人の手が入ったうまいものを食べたい。

持ち帰れる食事を探しに近所をうろうろしていたら、やってるのかやってないのか分からない中華料理屋がお弁当のメニューを出していたので、そこに決めた。

店内で出来上がりを待っている間、壁一面に貼られたメニューを眺める。この間に痛みが来たらどうしよう？　これからは外食をしづらくなるかな。いろいろなことを考えた。

唐揚げの甘酢あえ弁当。最高最高最高最高～～～！！！！
つやつやして宝石のようだ。唐揚げの宝石箱や～。宝石箱の唐揚げや～。

めちゃくちゃごはんがすすむ味だったので、唐揚げ半分をごはんと一緒にたべ、のこりは発泡酒を飲みながら食べた。
よかった、痛みに間に合った。ホッ。ちなみに矯正器具の全部に鶏肉が挟まった。

そこから気絶するように眠り、１８時。おい！！全然痛くないじゃないか。よかった～～～～～～。