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カックウのことを考えている カックウの詩三編他

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1975年(昭和50年)、ジャガイモ畑の土中から偶然発見された、縄文時代後期の中空土偶。メディアを通して見た(知った気になっていた)ものと、その実物は全く印象の違うものでした。何…
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記事一覧

短歌 秋田蕗と擦文人

北の国道端に 蕗の葉の夜露落つ 擦文びとの哀しび きたのこくどうばたに ふきのはのよつゆお…

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詩 インバウンドって言うけど

インバウンド インバウンドって言うけど 一万年前からだから 老若男女 金持ちも 貧乏人も …

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詩 茅空(カックウ)のことを考えている

カックウ 呆けた顔 悪の存在を知らない顔 悪意を未だ知らない顔 生まれたての赤子のような…

ひとりしづ芽
2週間前
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詩 かっくう(中空土偶)

かっくうが畑からジャガイモみたいに 掘り出されたのは たまたまかね ジャガイモみたいな呆け…

ひとりしづ芽
3週間前
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詩 原始宗教(アニミズム)

原始宗教(アニミズム)という言葉には純朴、神秘的、郷愁といった肯定的な印象を思い浮かべる…

ひとりしづ芽
2週間前
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詩 かっくう(函館市縄文文化交流センター)

 眼下に内浦湾を望む、見晴らしの良い国道沿いの高台。自然と調和した、地上一階建てのモダン…

ひとりしづ芽
2週間前
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