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【アニメ】機動戦士ガンダム 1〜11話

説明不要の名作ですが、多少なりとも設定に関する知識がないと状況が分かりにくく、以前に見た時はそんな感じでふわ〜っと最後まで行ってしまったので、一年戦争(アニメの機動戦士ガンダムは、一年戦争と言われる戦いの中のラスト3か月の話です)の流れや、地球やアムロが住んでたところ、ジオン公国、地球連邦のルナツー、ジオンのソロモン、ア・バオア・クーといった小惑星を宇宙要塞に改造したものなど、それぞれの位置関係をYouTubeで解説してる動画で予習してから見始めました。

最初は、新兵器を作ってる情報をキャッチしたジオンのザク三体が、主人公のアムロ・レイが住むコロニーにやってくるところから始まり、何だかんだあってアムロがガンダムに乗って戦います。ガンダムの性能の高さもあり、元々機械いじりが好きで素養があったとはいえ、車やへたしたら飛行機より操縦が複雑であろうガンダムに乗り、いきなり敵をやっつけてしまうあたり、改めて見るとアムロのとんでもない才能に驚かされます。

その後、新造された宇宙空母ホワイトベースとともに連邦軍の本部へ届けるため、地球に降下することになりますが、その間もジオンのエースパイロット的なシャア・アズナブル率いる戦力とやり合います。ほとんど戦闘経験のないアムロが、回を重ねるごとに少しずつシャアに慣れてくる感じが末恐ろしいです。

そうしたシャアの攻撃や戦略で目標の降下地点に降りられず、ジオン公国のデギン・ザビ公王の末っ子であるガルマ・ザビが制圧している北米エリアに入ってしまいます。ガルマの下にシャアが加わり、攻撃を受ける中、連邦軍と連絡を取るため、ホワイトベースは北米大陸を脱出しようとします。
普通だったらガルマとシャアが連携して、絶体絶命のピンチとなりそうなところですが、そうはならず、ガルマに対して心の中で蔑むなど、何だかきな臭い感じになってきます。そして案の定というか、シャアの計略でガルマがホワイトベース組にやられ、死んでしまいます。そして、ガルマの恋人のイセリナが後を追うようにジオンの兵士とむちゃな攻撃をしかけ、こちらも死んでしまうというところまで見ました。

ここまで見直していて、1番印象的なのが、アムロと同じコロニーに住んでいてガールフレンド的な立ち位置のフラウ・ボゥ。1話のジオンの襲撃で母親ゆ祖父を亡くしてしまいますが、そのままアムロらとホワイトベースに乗り込むと、食事や怪我人の世話をしたり、小さい子どもたちの面倒を見たりするなど、艦内を忙しく動き回ります。
一緒に乗り込んだ中高年たちが、あーだこーだ文句ばっか言ったり、ホワイトベースから降ろせと無茶を言ったりする中、周囲の人間に気を配って明るくフラウ・ボゥが一番大人で、精神的な強さを感じました。組織の中にこういう人がいると、地味ですが本当にありがたいんでよね。

後はやっぱりコアファイターのパイロットをメインに務めるリュウ・ホセイでしょうか。ホワイトベースの兄貴分みたいな感じで、こちらもこういう先輩がいると助かるよな〜って感じのキャラで、アムロなんかも比較的心を開いているように見えます。

そんな感じで4分の1を見終わったガンダムですが、またキリの良いところまで見て感想を書いてみたいと思います。

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