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管掌領域が広く40点しか出せない現状と今後の展望について[YOUTRUST]

YOUTRUSTでPdMを担当する竹中です。ルックバックとサマーウォーズをみて刺激を受けて新しい本とか買っちゃうタイプです。

以前下記のnoteを記載してから半年以上経過したので現在の状況をまとめてみようと思います。

また弊社のエンジニアがテックブログ週間に入っており、「せっかくならばPdMも参加してみよう!」となりました!


YOUTRUSTにおける現在のPdMの役割とその面白さについてお話ししているので、
ぜひ読んでいただけると嬉しいです!


📍 現在の組織体制と業務範囲

組織体制

PdMが所属する「プロダクト開発部」には、正社員9名業務委託16名インターン生2名が在籍しています(24年8月現在)
内訳は下記の通りです。

  • PdM: 正社員1名/インターン1名

  • EM兼SRE: 正社員1名

  • Webエンジニア: 正社員5名/業務委託5名

  • Appエンジニア: 正社員1名/業務委託4名/インターン1名

  • データアナリスト: 業務委託3名

  • UIUXデザイナー: 業務委託4名

※もう1つ技術開発室という部署に創業エンジニアやWebエンジニア、SREがいます


よく面談でも驚かれますが、PdMが1名しかいません!
またデータアナリストやUIUXデザイナーの正社員もいない状況です。


PdMの業務範囲

上記に記載した人員構成なこともあり、PdMに幅広い業務領域が寄る構造になっています。
棚卸しも兼ねて現在のPdM(竹中)の業務領域を可視化します。
※業務領域はプロダクトマネジメントトライアングルを参考にまとめてみます。

<業務範囲>

  • プロダクトロードマップの検討・策定

  • KPIの検討・策定・管理

  • 課題特定・仕様検討・PJ企画

  • ユーザーリサーチ・ユーザーインタビュー

  • データ抽出・分析

  • 社内外調整・ステークホルダーとの合意

  • 社内MTG・全社会準備

  • プロジェクトマネジメント(スプリント運営)

  • QA・デバッグ

  • 予算策定・管理

  • UIUXデザインのディレクション・マネジメント

  • データ分析のディレクション・マネジメント

  • リリースアナウンス・リリース後対応

  • リリースに伴う施策・PJの検討

  • PdM・デザイナー採用

  • ・・・

必然的にUX領域とデータ領域を兼務せざるを得ないため、幅広くなってしまってます…!
また「課題特定・仕様検討・PJ企画」はPJベースだと常に20個以上を同時並行に検討するような体制になっています。


この体制に対して

既に一定PdMがボトルネックになっている・なっていく所感はあります。
個人的なキャリアの観点だと業務範囲が広がることに面白さはあるものの、やはり広がる=クオリティが下がるは必ず起こりうる事象なので改善を進めたいなと思っています。

各領域においてギリギリ赤点を回避する戦い方しかできず、いつも40点しか取れないもどかしさがある状況です。


😵‍💫 40点しか出せない難しさ

常に逼迫したリソースの調整が伴う

自身の業務に対してもですが、データ分析の依頼やUXの検討、仕様検討など動かしたいWILLはあるが動かせない…という事象は多々発生します。

「何もメンションをされない24時間をもらったらやりたいこと!」はたくさんある感覚です。大多数の領域に"やれるのにやっていないこと”が存在するためMPが一定持っていかれてしまいます。

「あと少し時間があればもっとクオリティを上げれるものの…!」というやりきれない箇所と出会うたびに歯痒い気持ちでいっぱいです。


優先順位の検討難易度

PdMは常に判断が伴う仕事だと実感をしています。試しに7月29日の竹中宛のメンションの数をカウントしてみました。

  • Slack: 51件

  • Figma: 4件

  • Notion: 4件

  • Asana: 11件

  • 合計: 70件

29日の所感としては多くも少なくもない1日かなという感じなので、ほぼ毎日こんな感じで営業日を過ごしています。
一般的なPdMと比較して多い少ないは分からないですが、メンション=判断を求められるシーンなので意思決定の回数は多いなと感じています。

何から取り組むのか、何は後回しにするのか、という検討が都度発生するためシンプルに難しいなと思います。


💪 この環境で得られる魅力

ここまでの内容を見るとハードだなと感じる方も多いかもしれませんが、課題はあるものの竹中個人としてかなり楽しく充実した日々を過ごしています!


多様な経験と知見を得られる

おそらくYOUTRUSTにPdMが5人いたら、ABテストの企画書を作ることはなかったでしょうし、SQLを勉強してデータ分析を自分でやることはなかったでしょうし、複数PJの仕様検討をすることはなかったと思います。

PdMのリソースが限られているが故に多様な業務に手を広げることができて、経験値も得放題だと感じています。

竹中にとって成長とは「できないことができるようになること」なので、できないことが目の前にたくさん並んでいる環境は成長そのものです。


累積矢面時間が最大化される

仕様に関する重要な意思決定や関係者に対して自らの意思決定として通す、など矢面に立つ時間が非常に多い環境です。

自分の成功が会社の成長であり、自分の失敗が会社の停滞を招く
自分の成長が会社の天井をあげ、自分の停滞が会社の鈍化を招く
そんなヒリヒリする環境に身を置いています。

常に取締役と仕事をさせていただいていることもあり、仕事の姿勢や視座に学ばさせていただく場面も多く、日々会社に対する視野が広がることを痛感しています。


※累積矢面時間についてはこちら
責任や裁量権と言い換えられることが多い概念かと思います


聡明で温情のあるエンジニアチームと仕事ができる

弊社エンジニアの皆さんは本当に最高だなと常々思っています。
プロダクト開発としてもPdMとしても課題が多い現状に対して、適切な提言と巻き取りを率先して行っていただいています。

例えば複雑な仕様検討は巻き取ってPJの進行をいただいたり、仕様検討のレベルからガッツリ協力いただいたり、QAシートを作成いただいたり…!関係者への周知や合意まで率先して対応いただいています。

疲れた時はランチや夕方のコンビニで励まし合えたり、すごく支えていただいています。

弊社は週3出社なのでかなり気軽にエンジニアに相談ができる環境なのも助かっています。
これを書いた29日はWebエンジニアの大竹さんとコンビニ休憩を兼ねて仕様相談をしていました!


👀 今後の展望

YOUTRUSTをこんなサービスにしていきたい!というイメージはあるものの、全員で共通認識を持てるよう議論したり、よりブラッシュアップすることにうまく時間を充てられていない現状があります。
現在は顕在化した課題に対するアプローチに時間を使うことが多くなってしまっています。

"キャリアSNS"の捉え方や既存サービスのYOUTRUSTを軸にした新しい価値の創造など、取り組んでいきたいテーマが多数存在しています!

「YOUTRUSTはどんなサービスを目指していくのか?そしてどんなユーザー体験を提供するのか?」をよりシャープにしていく中で、最適なプロダクト体験に落とし込む役割をPdMが中心となって担っていきたいと考えています。


9月より1名PdMが増えることは決まっているのですが、更に仲間が欲しいと考えています。
(ちなみに今後YOUTRUSTでは複数の新規事業の検討も進んでいくので、そのPdMロールも空いている状況です)


🗣️ 最後に

PdM/Webエンジニア/Appエンジニア/デザイナー/データアナリスト/データエンジニア、幅広く募集中です!

気軽にご応募・ご連絡ください!
より具体的なプロダクトビジョンのイメージや課題感は面談などでお話ししましょう!

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