ほうれんそう

ほうれんそうの「報告」が必要な意味をこう考える。

新人君が来るとこの報告連絡相談ってやつがちょいちょい出てくるキーワードになってたりする。
よい話も悪い話も語られてるよね。マナーとしてだったりだったり。

http://and-plus.net/hourensou/
部下が報連相をしないことに頭を悩ませている上司がたくさんいます。ではなぜ、部下は報連相をしないのでしょうか。

わからなくもない。最初は部下のマインドの問題ということになるけど

報連相の重要性は十分理解していても、上司との関係性が悪ければ、報連相をしてくれないケースがあります。仕事の進め方やマネジメントの方法に、部下が不満を持っていることが原因です。この状況を放置してしまうと、関係性は更に悪化していき、仕事に支障をきたすので注意してください。

最終的には部下と上司の関係とかいわれちゃう。

もうひとつの話。

http://corobuzz.com/archives/35022
http://blog.esuteru.com/archives/8276250.html
#はちまかぁ 。。

報告も連絡も相談も「する環境をつくんなきゃダメ」理論。
「僕達が連絡相談報告しないのは環境が悪いんです」理論。

この、職場が悪い理論は頭が悪い理論だと思うのです。

あえて、ほうれんそうの発生元にたどると、サイトのタイトルはあれですが
これが近いですね。

▼多分、報・連・相の意味は間違って伝えられてるよ
http://nikkeiph.com/spinaches/
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この本をいくら読み解いても、報告、連絡、相談の細かな定義は出てきません。あくまで風通しの良い会社の必要条件は報告、連絡、相談の徹底である、と書かれています。また新入社員は"ほうれんそう"がなっとらん!的な記述も無く、"ほうれんそう"が育つ会社の条件として下記のように言及されております。
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会社組織に"ほうれんそう"が育つ土壌を作りあげ、社内のタテ・ヨコのコミュニケーションを密にし会社を強くするという目的に対する手段として、"ほうれんそう"を提唱されました。現在、ビジネスで使用されている"ほうれんそう"の意味とは少し違うんじゃないかな?と思わずにはいられません。

どちらかに責任があるわけではなく、相互に努力義務があると思うのですよね。だから、部下から上司へ、ではなくて上司から部下へのコミュニケーションをとったほうが良いときもたぶんにあると思うのです。

ほうれんそうのどれもこれも語りたいわけですが、自分としてはまず、上司と部下が「ほうれんそう」をどう受け止めるかというのが握り合ってないし、その情報をどう使うか、を明示してないことが原因のひとつだと思うんですよね。

特に報告。

「連絡と相談は別」「上司の把握に使わない意識」
これが鉄則だと思うんですよね。

 証拠・責任・評価

のこの3点の面から報告はしてほしいと伝えるべきで。
上司の自分も状況把握のためにではなく、そういう意味で受け止めるというのが大事。

 証拠:いつ誰に言われて、何を どのように自分が対応しているのか。

 責任:報告をすることで、会社に致命的なこと、あるいは間違ったことを
    した場合の責任者への責任の移管。
     #上司に責任を押し付けるという事だが 、部下は報告をすれば
      失敗しても押し付けていいと思う。
     #上司が部下のせいにしてたら問題外だがw

 評価:何をどのようにやったのか、何をしたか評価しやすい。
    それによってどう感じ、どう成長し、どう課題を見つけたかを提示
    できれば、よりいっそう評価したくなるのが上司というもの。
    #成果主義というけれどプロセスはそういうところで良い印象を
     植えつけることは可能

 上司から部下には「どこまで理解したか」「責任をとること」「評価のFB」を報告することを明記しておきますね。

 関係性(コミュニケーション)の問題ではなく、部下と上司の役割定義を間違ってるんじゃないか疑惑なんですよ。この流れ。

学業の神様がなんかいいの思いついてくんないかなー。

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