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【無線】A1CLUB非常通信訓練 HF帯でのCW(モールス)通信 大規模災害で電源喪失を想定

今日は3月12日(土) 3月11日に近い土日です。
東日本大震災を教訓とする避難訓練や各種活動が活発になる時期かもしれません。
アマチュア無線の世界でもおそらくその動きと近いものがいくつかあるようで、たまたま所属しているCW(モールス通信)愛好家クラブで、非常通信訓練が行われるというので、初心者ではありますが参加してきました。

A1 CLUB

A1 CLUBでの非常通信訓練 2022年 第12回 非常通信訓練
https://a1club.org/311RC/2022/index.html

アマチュア無線用のYoutube動画チャンネルの方で、今日の非常通信訓練について、自分が活動したものの動画を公開しています。
(無線やCWがわからなくても、ある程度は理解できるようにしています)


電源喪失というのは、電気が止まるということです。
携帯電話も基地局や途中の中継施設など、ある程度の時間はバックアップ電源(バッテリーや自家発電)で使えたりしますが、少し経つとそれも使えなくなってしまったりすることが考えられます。
そういう時に他所と連絡を取りたいということも……
そういう時にこっそり出番があるもののひとつにアマチュア無線があります。

固定局用の無線機だと難しいでしょうが、移動用の小型の無線機だと無線機自体にバッテリーパックがついていたりで短い時間なら無線が使えます。
電波の種類にもよりますが、HF帯(短波)なら遠くまで交信することができます。
また音声(電話のようなもの)での交信だと短い距離まででも、CW(モールス符合による通信)だとかなりの長距離でも通信できたりします。

このあたりの、移動運用の可能性について
また、実際に普段から移動運用をやっていると、それなりに貯まっているノウハウの共有という意味も込めて、今回の非常通信訓練があるのかもしれません。

無線を非常通信用に使うことは、なるべくないのがよいと願っていますが、万一の際には他の通信手段のバックアップとして、アマチュア無線も何らかの形で活用できる体制を準備しておくことが必要かもしれません。




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