ソロキャンプでお手軽カレーの練習 無印良品のカレーキットを使った場合
キャンプでカレーというのは定番のようにも思えますが、実はソロキャンプでは今までカレーを作ったことはありません。
いなばのカレー缶はわりと便利で持って行ったりもしていますが、人数のいるキャンプと違ってソロキャンプでカレーを作るのはなんとなく避けていたわけです。
キャンプで料理をするのは割と好きなので作ろうと思えばスパイスから作る本格的なカレーも出来ない事はないのですが、ナンをこねたり発酵させたりするのもアウトドアだと若干面倒なところがありそうです。
買って来たナンといなばのバターチキンカレー缶を温めて食べる、超簡単なカレーセットから少しだけステップアップしたものとして、無印良品のナン(粉)からフライパンでナンを焼いてみよう、ということで近所にある無印良品へ行き、
・手作りカレーキット バターチキン 450円
・フライパンで作るナン 190円
を買ってきました。
カレーキットは、自分で別に鶏肉を200gほど用意して一緒に煮るだけらしいので、別途鶏肉も調達しておきました。鶏もも肉1枚を使ったので350gぐらいありましたが多い分には気にしないということで……そのまま使っています。
調理自体は大したことはないはずですが、一度家で調理器具が揃っているところで試しに作ってみて、何をキャンプへ持っていけば大丈夫そうかを確認しておきます。
ということで、さっそく作ってみることに。
単なる作業工程の備忘メモです。
あまりに簡単すぎるので途中写真とかは無しです。ごめんなさい。
パッケージの裏面に書いてある手順どおりに作ります。
ナンは調理時間の目安が50分、カレーが30分とあるのでまずはナンから最初に手を付けることにします。
1袋に粉が200g入っていてナン4枚分らしいので、普通に考えると1人前2枚で2人前相当になると思うのですが、ソロキャンプでこれ全部は食べ過ぎ、もしくは2食分で昼、夜ともカレー&ナンになってしまいそうとか考えながら捏ねていきます。
ステンレスのボウルに粉(200g)と水(100ml)とオリーブオイル(同5ml、小さじ1)を入れてシリコンのスパチェラで混ぜていきます。
しばらくの間なかなかまとまらず、水が少ないのか?とも思ったりしますが、たんねんに混ぜ込んでいくうちになんとかまとまったので、その先は手で捏ねて行きます。ニトリル手袋を使用。
指定では5分とあるので、5分以上がんがん体重を乗せて捏ねまくっていくと、そこそこ良い感じにまとまりました。
無印良品のネット販売で、ナンのレビューを見ると「美味しい」という人が多数いるのに、ごく一部「不味い」という人もいて、若干の心配がありましたが、おそらくこの捏ねる工程をうまくこなしてないのでは?という感じがします。
あとは4等分に切ってまるめて、そのままボウルのなかで寝かせます。
ラップをかけて10分寝かせれば準備OKらしいので、その間にバターチキンカレーの準備をはじめます。
鍋にカレーソースを入れて温めて、その間に鶏肉をカットしていきます。
大きめの一口大サイズにして鶏もも肉1枚から10個ぐらい(1個30g〜40g)に切り分けて、温まったソースに投入。
鶏肉の表面が白くなってきたら(外側に火が通ったら)、水(100ml)を加えて沸騰してから弱火で10分、最後に添付のガラムマサラを入れてさらに2分火を入れれば完成とのこと。
鶏肉を入れたあとに気づきましたが、下味など全くつけていないので、も少し小さめにカットした方がカレーソースと馴染んだかなぁ、という感じです。
あとは事前に鶏肉をプレーンヨーグルトにつけ込んでおいて、そのヨーグルトごと入れてしまった方が味はよくなるような気がします。このあたりは2回目以降でアレンジ追加ということで考えておきましょう。
カレーはカレーで温めて放置しながら、横でナンを焼いていきましょう。
2枚分はプレーンなまま焼いて、もう2枚分はパッケージの裏面に書いてあるチーズナンの作り方どおりにとろけるチーズを中に入れて焼いてみることにします。
プレーンな方は25cmぐらいに伸ばすとあり、かなり薄めに伸ばさないとそのサイズまで伸びません。麺棒でのばしていきます。キャンプの時はどうでしょう。下の台は竹のテーブルの上で直接生地を置いてのばすことになりそうです。テーブルはあらかじめアルコールで消毒でしょうね。
普段は近所のインド系カレー専門店でタンドール釜で焼いた分厚いもっちりとしたナンを食べ付けていると、これは結構薄すぎるのでは?と思うぐらいの薄さまで生地をのばしてからフライパンへ投入する感じです。テフロン加工のフライパンの場合は油はしかなくてもよいみたいですが、うちのT-falは少し古くてくっつきそうな予感がするのでほんの少々オリーブオイルを塗ってから焼くようにしました。本番のキャンプでは鉄スキレットで焼くことになるのでオリーブオイルは必須です。
中火で片面2分、ひっくり返して弱火で1分らしいのでなんとなく目安にしたがって焼いてみます。時間はあくまでも目安、焼き色で判断です。
出来上がりは薄めではあるもの、フライパンで焼くなら薄めで無いと難しいのだろうという範囲で収まってると思います。
続いてチーズナン。こちらは同じ4等分した生地を15cm程度に広げて中にチーズ(30g)を入れてから生地を閉じてまるめ、再度15cm程度に広げるようです。チーズを入れて生地の中に閉じ込めるのは少しコツが要りそうですが、そこまではさほど難しくはありませんでした。が、チーズとともに若干の空気が入ってしまうので、のばそうとすると中に入った空気が少し邪魔をする感じになり、そこは突いて空気を抜いておきました。
こちらも普通のナン同様、片面2分、裏面1分を目安に焼いて行きます。
4枚焼き終えるまでの時間は最初からカウントして40分かかっていません。
盛り付けたところはこんな感じ。ナンはチーズナンです。
表面にバターを少し塗っていたりしますが、まぁまぁ美味しそうな見た目にしあがりました。中にチーズが入っているのは見えないのでわかりませんが、小さめサイズのナンの仕上がりです。
超簡単なわりに味は美味しかったです。これならこれでアリでしょう。
カレーの方は、鶏肉のカットが大きめだったせいか、レシピどおりだと下味無しだからのせいか、若干自分には物足りなさを感じたので、次回作る時はヨーグルトに浸けておきたいと思います。
チーズナンはそれなりにチーズを入れたはずですが、もう少しチーズを足してもよいかもしれません。こちらも次回は増量してみることに。
まとめ
材料として、
・手作りカレーキット バターチキン 450円
・フライパンで作るナン 190円
・鶏肉(カット済鶏もも肉をヨーグルトと一緒に前の晩から浸けこんでおく)
・オリーブオイル(車に積んである調味料類のセットに入っていますが…)
持って行くものとして、
・ステンレスボウル(中)
・シリコンスパチェラ
・麺棒
・消毒用アルコールスプレー(食品可のもの)
・ニトリル手袋(必須ではないがあった方がよい)
・カレー用鍋
・ナン焼きスキレット(キャンプ用に使っているいつもの鉄スキレット)
こんな感じでしょうか。
カレーは缶詰よりはほんの少しだけ作った感が出る程度ですが、ナンは一応焼くので手作り感が演出できるかもしれません。
ソロだと4枚は多いなぁ、というのは引っかかりますが、
そこは気にしないことに。
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