高校教師
昔、真田広之と桜井幸子がドラマに出ていた、高校教師というドラマがすごく大好きだった。夢中になって見ていたし、再放送ももちろん、何回か見た。
あのドラマの何がそれほど魅力的だったのか?
答えはシンプルで、私が昔、学校の先生に恋をした事があるからだ。
桜井幸子演じる女子高生が一人の教師に恋をし、そして、想いは通じ合う。それでも最後には、悲しい結末が待っているから、ハッピーエンドではないのだけれど、二人の想いに自分を重ねてみたり、忘れられないドラマだ。
私は女子高生では無かったから、ドラマのようにはならず、ただの片思いで終わった。
片思いだからこそ、想いは美化されている。
ほんとはそんなステキなものでも、キレイなものでも無かったと思う。それでも、子供ながらに好きになったその先生の事を、しばらくは忘れる事なんて出来なかった。
ドラマのようにはいかないんだよね、恋愛って。
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