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3大必要資金その2 住宅取得資金の準備のしかた【ライフプランニング】

住宅といえば、持ち家がいいか賃貸がいいかで終わらない論争が繰り広げられる分野ですけども、個人的にはメリットデメリットを吟味して最終的に決めたことなら、誰に何を言われても構わないと思っています。

と言っても、FPに求められることはあくまでも「相手にとってはどうか」の視点なんだと思うし、意思決定の材料を提示することかな、と。

買うと決めたら次に、どうやって資金を準備するかを考えるフェーズへ。

自己資金

頭金(物件価格の2割程度)
諸費用(物件価格の1割程度)
これらは財形住宅貯蓄などで準備する。

財形住宅貯蓄…給与からの天引きで住宅取得や増改築を目的とした貯蓄を行うこと。
😊財形=「財」産「形」成
※財形年金貯蓄と合わせて元利合計550万円まで利息が非課税
※利用できるのは契約時55歳未満の人

住宅ローン

物件価格の8割以下

金利

  1. 固定金利型

  2. 変動金利型(半年ごとに見直し)

  3. 固定金利選択型
    固定金利期間終了後に固定金利か変動金利を選択。
    ※固定金利期間が長いほど期間中の金利が高くなる

返済方法

  1. 元利均等返済

  2. 元金均等返済

※総返済額は元利均等返済のほうが大きくなる
😊長方形の面積で考えると直感的にわかる

種類

  1. 財形住宅融資(公的ローン)
    金利:5年固定金利
    融資金額:財形貯蓄残高の10倍以内(最高4000万円)、購入価格の90%以内
    条件:1年以上継続積立、財形貯蓄残高50万円以上など

  2. フラット35(金融機関と住宅金融支援機構の提携)
    🤣正直不動産で見たやつ!w
    金利:固定金利
    融資金額:最高8000万円、購入価格の100%(ただし90%超えると高金利)
    期間:最長35年(完済時年齢80歳以下)
    条件:本人が住む住宅のみ(🤣正直不動産ry)、申込時70歳未満
    ※保証人、保証料不要
    ※繰上げ返済手数料無料
    ※親子リレー返済ができる

繰上げ返済

  1. 返済期間短縮型
    返済額を変えずに返済期間を短縮

  2. 返済額軽減型
    返済期間を変えずに返済額を減らす

※利息の軽減効果は返済期間短縮型の方が大きくなる

借換え

高金利のローンを一括返済して低金利のローンに換える。
※手数料を考慮する必要あり
※公的ローンへの借換えはできない

団体信用生命保険

返済中に債務者が死亡した場合、保険会社が住宅ローン残高を保険金として金融機関に支払う。

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