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お別れが多くて...

ディサービスで仕事をしています。

送迎、見守り、食事、食事介助、入浴、トイレ介助、移乗、レクレーション…。

見よう見まねで何とかやっています。

重度の方専門に移行中なこと、今まで利用されている方の介護度が上がったり高齢になられているため 残念なお別れが増えています。

今年は4人の方が亡くなられました。

ディサービスやサ高住ではサービスが難しくなり他の施設に移られた方も5名、来週には更に1人退所されます。

ディサービスでは限界なのは分かっています。
今でも 自力歩行できる方は1人、他の方々は杖、シルバーカー、車椅子です。

トイレ介助やおしめの方のパット交換、移乗などで利用者1人に結構時間を取られます。

末期ガンの方もおられ、少しでも体位を変えると半端なく痛がられます。

一日中独り言を言う方、施設から脱走しようとされる方、セクハラオンパレードの方…。

 上司からの理不尽な叱責、仕事のNGが多い同僚…。

毎日ぐったりで神経も擦り切れそうなのですが…。

共感出来る同僚や 仲良くしてくださる利用者の方々のおかげでどうにか務めています。

亡くなられた方々とは よくお喋りさせてもらいました。新人で何をするのもたどたどしい時も笑顔でいてくださいました。

人生の先輩としても色んなことを教えてもらいました。

 退所された方々も一緒に歌ったりゲームをしたり楽しい思い出を沢山いただきました。

職業上 仕方のないことですが 例年以上に多い別れに胸が痛みます。

 施設を変わられた方々には1日でも長く元気で過ごしていただきたいです。

星になられた方々…どうか温かく見守っていていただければ…。天国で穏やかに過ごしてもらいたいです。

そして…
明日からまた感傷に浸る間もなく慌ただしい日常が待っています。

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