見出し画像

オーダーメイドケーキ専門店で働いた話。

(トップ画像は自分の家でお友達に制作したケーキです)


銀座のレストランで働いていた時に思っていたことがあります。


ちゃんとしたホールケーキとか、可愛いケーキを作りたい!アイシングクッキーとかやりたい!(ざっくり)


家から少し遠いけど、オーダーメイドケーキ専門店を見つけました。
ちょうど良く求人も募集していたので、そこに面接にいくことに。


面接ではロン毛でヒゲの店長と、(クセスゴ)
優しそうなシェフパティシエの方が対応してくれました。
(のちに大好きになる2人)

その面接で印象的な質問が。




『ここ、こわい職場だけど大丈夫?』




って。笑




内心、
えぇえええ!?!?!
またこわい職場なの?!?!
自己申告するくらいこわいの?!!
具体的に教えてよ!!!
どゆこと?!?!


と、思いましたが、辞めますとも言えず、、笑
そのままアルバイトとして働くことに。笑


働いてみて1週間の感想は、、、


みんな喋らなすぎ!!!!!笑


しーーーーーーーーん。
ってしてて、
ラジオの声が響きわたってました。笑


イラストケーキとか、
細かい作業が多い職場なので
しょうがないけど、
レストラン勤務してたわたしはびっくり。


でも、



怒鳴ってる人いない、、!!すごい!!


と、思いました。笑


まぁ、当時働いている先輩たちは自分より10年以上パティシエ経験のある人たちばかりだったので
かーなーり仕事を覚えるのは大変でしたが、、、


無視されないし、聞いたら答えてくれるし、
働く時間も12時間前後だし、サービス残業ないし、
なによりケーキが作れたので
仕事はすごく楽しかったです!




ですが、一年ほどたったある日、
20歳、女の子の社員さんが来なくなってしまいました。



社員ということでかなり仕事を負担してくれてた彼女、、、
なのに年齢が若いということで給料がかなり少なく、寝る時間もあまりないくらい働いていたので、、、
悲しいですが、パティシエの業界には良くあること、、。

切り替えて仕事をいざしよう!!と思いました。


が。


その子が管理していた仕事がほぼ私にまわってきました。


(そのおかげでアイシングクッキーとかデコレーションケーキもかーなーりできるようになったけどね。)



ここからなかなか帰れない日々が始まります。笑


この時期辞める人が他にも多く、
基本3人〜4人で土日を乗り越えてました。
(昔は6人でまわしてた)



朝は9時に出勤。
15時くらいにお昼休憩をして、23時〜終電まで仕事。

土日はかなり予約が多く、
ウェディングケーキ3〜4台
イラストケーキ6〜10台
デコレーションケーキ5〜8台

次の日のケーキもナッペまでやるので、20台近く仕込みます。
次の日のウェディングケーキももちろんやります。


を、こなしてから
夜の20時くらいからアイシングクッキーの制作。笑


もーーー、ねむいねむい!笑


まぁそれを乗り越えたから、今があるのですが。



そんな生活を一年ほど過ごし、
徐々にパティシエも増えて行きます。

辞める人も少なくなってきて、やっと安定してきたかも〜のときに、


コロナが大流行。


わたしが働いていたお店も大ダメージを受けていました。



コロナ禍で出勤日数も少なくなって、家で過ごすことがふえていたころ、
事件が起きます。


尊敬していたシェフが病気になってしまったのです。
(多分ストレスと過労)
急遽手術をしなければいけないほど悪い状況。

シェフがこなしていた仕事を先輩となんとかこなす日々が始まりました。



そしてここで再び事件が。


シェフが居なくなって2週間??くらいだったでしょうか、、

先輩と店長と社員さんがコロナの濃厚接触者になってしまいました、、、
当時流行りたてで、保健所もうまく機能していないような時でした、、、


先輩たちの出勤停止は確定。
イラストケーキが作れる人はわたしだけ。



ここから地獄の2週間が始まります。笑




長くなりそうなので、この話はまた今度!!!



ダラダラここまで読んでいただきありがとうございました😊


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?