Yoko Nishida

Digital Product Designer / 📕著者:UIデザイン みんなで考…

Yoko Nishida

Digital Product Designer / 📕著者:UIデザイン みんなで考え、カイゼンする https://amzn.to/3rV1mjw / 👩🏻‍💻お仕事の相談はYOUTRUSTでご連絡ください https://youtrust.jp/users/yokonsd45

記事一覧

ユーザーインタビューでカードソーティングをするときに心がけていること

Ubieでプロダクトデザイナーをしている西田(@nikoko45)です。 この記事では、カードソーティングというUXリサーチ手法について書いていこうと思います。 カードソーティ…

Yoko Nishida
1年前
60

デザイナー不在のスタートアップでやったこと

最近エンペイというFintechスタートアップで副業していたので、何をやったかをまとめていく。UIUX関連のプロダクトデザイナーが足りない状態で、どうやってプロダクト開発…

Yoko Nishida
2年前
166

Quipperに入って3年経った

そろそろQuipperに入社して3年になる。印象深かった出来事を振り返ってみよう。 どんな会社?教育系の事業会社。元々イギリスで創業されたスタートアップで、2015年にリク…

Yoko Nishida
5年前
36

UIデザイナーが本を書いたら

Webサービスの運用・UI改善について考えた「UIデザイン - みんなで考え、カイゼンする」という本を書きました。 今回のブログ記事では、本の企画〜原稿ができるまでの過程…

Yoko Nishida
5年前
184

オブジェクトベースなUIデザイン

WEB+DB PRESS Vol.107掲載のオブジェクトベース設計によるUIデザイン改善を読んだ。デジタルなサービスのUIを設計していく上で、とても参考になる知見なのでまとめてみる。…

Yoko Nishida
5年前
489

サービス開発におけるデザイナーの役割 #DXEL

DXEL.2 エンジニアとデザイナーが「いい関係」を築くためにというイベントで登壇しました。オープンな場でLTするのは初めてで、緊張でうまく喋れなかったところがあったの…

Yoko Nishida
5年前
62

CSが取り組むtoBサービスの改善

BtoB×SaaS×CS LightningTalksという、toBサービスのCS担当者向けのイベントに参加しました。 CSの僕が開発に半出向して見えてきたことビズリーチでHRMOS採用管理を担当…

Yoko Nishida
5年前
15

デザインツールを比べてみる

Webサービスづくりにおけるデザインツールは、プロダクトの表現、チームのコミュニケーションや生産性に大きな影響をもたらす場合があります。流行やワークフローを調べな…

Yoko Nishida
5年前
89

ユーザーリサーチを考える(2018年夏まとめ)

2018年夏はユーザーリサーチについて考える機会が多かったので、印象的だった学びを振り返ってみます。 ・プロジェクト:小学校、フィリピン ・CIID : シンガポール、Stud…

Yoko Nishida
5年前
92

Barで出会ったスタートアップのためにデザインを作った話

飲み屋で「Webサービスのデザインどうしよう」と嘆いている方がいたので、 Adobe XDで速やかにプロトタイプを作ってみました。 今回の記事ではAdobe XDを使ったデザインプ…

Yoko Nishida
5年前
129

CIIDのデザインリサーチを学びながら、シンガポールの交通サービスを考えた話

CIIDというデンマークにあるデザインスクールが主催する勉強会がシンガポールであったので、興味本位で参加してきました。3日間かけてデザイン思考に基づいたリサーチ、分…

Yoko Nishida
5年前
67

ユーザーテストでプロダクトを磨き込む

日頃UIデザインをつくっていて、「そもそもこのUIやフローで、ユーザーに価値を提供できるのか。使いづらくて不快感を与えないだろうか。私たちが考えた仮説はどれだけ的を…

Yoko Nishida
6年前
100

CI&UIリニューアルしながらデザインシステムを作った話

「コデアル」という求人サービスのデザインシステムを作ってみました。CIリニューアルに伴う全スタイル&コンポーネントの刷新、エンジニア&デザイナー間の協業、そして約…

Yoko Nishida
6年前
478

とある求人サイトをデザインリニューアルした話

副業で「コデアル」という求人サイトのデザインリニューアルをしました。このリニューアルでは、何をやったのかを振り返ってみようと思います。 1. プロジェクト概要コデ…

Yoko Nishida
6年前
377

デザインスキル評価アンケートを作って分かったこと

デザイナーが伸び悩まないためのスキル27分類をアレンジしたスキル評価アンケートを作ってみました。アンケートが出来上がるまでの過程を紹介しつつ、回答結果から見えてき…

Yoko Nishida
6年前
213

エモいポートフォリオの作り方

@ryo_panさん主催のポートフォリオナイトに参加しました。 このイベントでは主に「ポートフォリオは作品を羅列するだけではなく、その制作プロセスも語って、スキルや個性…

Yoko Nishida
6年前
206

ユーザーインタビューでカードソーティングをするときに心がけていること

Ubieでプロダクトデザイナーをしている西田(@nikoko45)です。 この記事では、カードソーティングというUXリサーチ手法について書いていこうと思います。 カードソーティングは、プロダクトで表示したい情報/データの候補がたくさんあって、どの情報を出すべきか迷っているときにやると、参考になるアイデアが得られやすいのでおすすめです。 カードソーティングとはカードソーティングとは、ユーザーにカードを分類(ソーティング)してもらうUX調査手法です。 カードに書かれている情

デザイナー不在のスタートアップでやったこと

最近エンペイというFintechスタートアップで副業していたので、何をやったかをまとめていく。UIUX関連のプロダクトデザイナーが足りない状態で、どうやってプロダクト開発をしたかの参考になれば幸いです👋 きっかけ元同僚でエンペイCTOをやっている田野さんからのお誘いでした。 昨年夏頃に「デザイナーがいなくて困っているから助けて欲しい」といった相談があり、副業という形でお手伝いすることになりました。 Figmaへの移行これまでエンペイでは、Adobe XDでUIデザインを制

Quipperに入って3年経った

そろそろQuipperに入社して3年になる。印象深かった出来事を振り返ってみよう。 どんな会社?教育系の事業会社。元々イギリスで創業されたスタートアップで、2015年にリクルートが買収。日本国内ではスタディサプリ、海外ではQuipper名義で教育サービスを展開している。 最近やってることここ2年くらいは、主にスタディサプリ for TEACHERSという学校教師向けプロダクトのUI/UXデザインを担当中。 入社当時私が入社した2016年夏頃は、ちょうど高校生向けと小中学

UIデザイナーが本を書いたら

Webサービスの運用・UI改善について考えた「UIデザイン - みんなで考え、カイゼンする」という本を書きました。 今回のブログ記事では、本の企画〜原稿ができるまでの過程を書き記していきます。Figmaというデザインツールを使いながら原稿を書いたので、少し不思議な執筆スタイルかもしれません。 きっかけまちえりさんからの紹介がきっかけでした。 当時企画と相性良さそうなnote記事を書いていたのと、まちえりさんは産休前だったりと、たまたま偶然が重なったという経緯。 テーマ

オブジェクトベースなUIデザイン

WEB+DB PRESS Vol.107掲載のオブジェクトベース設計によるUIデザイン改善を読んだ。デジタルなサービスのUIを設計していく上で、とても参考になる知見なのでまとめてみる。 オブジェクトベースUI設計とはユーザーがやること(タスク)の手順をそのまま画面に反映させるのではなく、ユーザーの関心対象(オブジェクト)を画面とデータに対応させながら考えていく手法。 オブジェクトベースUI設計の良いところこのオブジェクトベースUI設計は、特に複雑なタスク&要求が混在する業

サービス開発におけるデザイナーの役割 #DXEL

DXEL.2 エンジニアとデザイナーが「いい関係」を築くためにというイベントで登壇しました。オープンな場でLTするのは初めてで、緊張でうまく喋れなかったところがあったので、補足しながら紹介できればと。 どんなイベント?「異業種・異文化を理解し合おう」という趣旨で開催され、参加者も登壇者もエンジニアとデザイナーそれぞれ偏りすぎないように配慮された勉強会でした。 登壇テーマ 会社でやったペアプロが面白かったので、そのまま勢いで登壇申し込んでみました。 ただ改めてテーマを練っ

CSが取り組むtoBサービスの改善

BtoB×SaaS×CS LightningTalksという、toBサービスのCS担当者向けのイベントに参加しました。 CSの僕が開発に半出向して見えてきたことビズリーチでHRMOS採用管理を担当している原山さんの話。 開発チームに半出向して以下のことに取り組んだそうです。 ・プロダクトマネージャーと施策検討 ・プロダクトの「Will」をみんなで考える ・開発メンバーによる顧客業務フローの洗い出し ・仕様検討から参加して顧客目線のアイデアを出す 個人的には特に開発メン

デザインツールを比べてみる

Webサービスづくりにおけるデザインツールは、プロダクトの表現、チームのコミュニケーションや生産性に大きな影響をもたらす場合があります。流行やワークフローを調べながら、どんなデザインツールが良さそうか考えてみます。 各ツールの特徴Prototyping Toolsというサイトで、プロトタイピングツールをインタラクションやユーザーテスト、コラボレーションなどの観点で比較できました。 Affordability × Interactivity × Export to Code

ユーザーリサーチを考える(2018年夏まとめ)

2018年夏はユーザーリサーチについて考える機会が多かったので、印象的だった学びを振り返ってみます。 ・プロジェクト:小学校、フィリピン ・CIID : シンガポール、Studio Opt、サマースクール共有会 ・Podcast : Automagic、Takram Cast ・勉強会:THE GUILD STUDY、s-dev talks ・ブログ:デザイナーがスタートアップをつくり、EXITするということ ・書籍:UXリサーチの道具箱、ユーザビリティエンジニアリング、ユ

Barで出会ったスタートアップのためにデザインを作った話

飲み屋で「Webサービスのデザインどうしよう」と嘆いている方がいたので、 Adobe XDで速やかにプロトタイプを作ってみました。 今回の記事ではAdobe XDを使ったデザインプロセスについて紹介していきます。 目次 ・きっかけ ・ヒアリング ・ムードボード:Pinterest ・ロゴ:Illustratorとの相性 ・UIデザイン:デバイスプレビュー、録画機能 ・スタイルガイド:アセット、カラーパレット、Zeplinとの連携 ・ドキュメント:仕様説明、Use Case

CIIDのデザインリサーチを学びながら、シンガポールの交通サービスを考えた話

CIIDというデンマークにあるデザインスクールが主催する勉強会がシンガポールであったので、興味本位で参加してきました。3日間かけてデザイン思考に基づいたリサーチ、分析、プロトタイプ、テストを学ぶワークショップでした。 〜 目次 〜 1. 概要:参加理由、プログラム、リサーチテーマ、チーム構成 2. デザイン思考:定義、マインドセット、プロセス、タッチポイント 3. リサーチ:リサーチ手法、Tips 4. 分析:Synthesis、How Might We、CRAZY 8S

ユーザーテストでプロダクトを磨き込む

日頃UIデザインをつくっていて、「そもそもこのUIやフローで、ユーザーに価値を提供できるのか。使いづらくて不快感を与えないだろうか。私たちが考えた仮説はどれだけ的を得ているのか。もしかしたら、ただの自己満足な妄想なのかもしれない。」...なんて思ってたりする。 最近ユーザーインタビューをする機会が増えてきたので、今回はユーザーと直接関わりながら、プロダクトを検証・改善をしていくアプローチについて考えてみます。 1. ユーザビリティを評価するUIデザインの役割を「ユーザーが

CI&UIリニューアルしながらデザインシステムを作った話

「コデアル」という求人サービスのデザインシステムを作ってみました。CIリニューアルに伴う全スタイル&コンポーネントの刷新、エンジニア&デザイナー間の協業、そして約3ヶ月運用してみた感想をつづってみます。 実際に使っているドキュメント、Sketchファイルはこちら↓ ・Codeal Design Guideline ・Codeal UI Kit.sketch ・Sketch Tips for Codeal Design Guideline Codeal Design Gu

とある求人サイトをデザインリニューアルした話

副業で「コデアル」という求人サイトのデザインリニューアルをしました。このリニューアルでは、何をやったのかを振り返ってみようと思います。 1. プロジェクト概要コデアルはリモートワークで副業をしたい方向けの求人サービスです。主にエンジニアやデザイナーに手伝って欲しいIT系スタートアップの求人案件を紹介しています。 ※リニューアル前のデザイン ミッション このプロジェクトで自分自身に課していたミッションは3つ。 1. 情報設計の見直し ユーザーが求人を探しやすい&応募し

デザインスキル評価アンケートを作って分かったこと

デザイナーが伸び悩まないためのスキル27分類をアレンジしたスキル評価アンケートを作ってみました。アンケートが出来上がるまでの過程を紹介しつつ、回答結果から見えてきたキャリアの方向性まで考えていこうと思います。 どんなアンケートを作ったのか?事業会社でWebサービスのUIデザインを作ることをメインにしている人なので、現状の自分に求められていそうなスキル項目を質問してみました。 なるべく回答者の方に負担をかけないように、4段階からチェックするだけの回答形式にして、判断しにくい

エモいポートフォリオの作り方

@ryo_panさん主催のポートフォリオナイトに参加しました。 このイベントでは主に「ポートフォリオは作品を羅列するだけではなく、その制作プロセスも語って、スキルや個性を表現していこう」ということを話していた気がします。 ざっくりまとめるとこんな感じなのかな↓ ポートフォリオのゴールを考える・wariemonさん(CI&VI&UI系):登壇資料、ポートフォリオ ・目的と手段を明確にする:自分が持つ武器で、目標に到達する手段を選ぶ ・作品以外の強み:ブログ&登壇資料も自分