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花束みたいな…

こんばんは。森田名月(モリタナヅキ)です。

 日本アカデミー賞の受賞作品が発表されましたね。
 映画『花束みたいな恋をした』から、菅田将暉さんと有村架純さんが主演男優賞、主演女優賞を受賞されました。

 映画『花束みたいな恋をした』、皆さんはみましたか? 私は映画館で鑑賞しました。
 映画を映画館で、沢山みたい気持ちは山々なのですが、年々料金が増し躊躇われてしまいます。もう、2000円目前ですよね!?
 なので、スタジオジブリの最新作か、森見登美彦氏原作のアニメか、新海誠氏のアニメか、好きな作家の作品の実写化か、堺雅人氏が出ている作品か、しかチェックしなくなりました。
 しかし、確か去年の今頃、なぜか『花束みたいな恋をした』を観たいと思い立ったのです。

 今となっては笑い話ですが、その時人生最大の恋をしていた森田。しかし恋愛のレの字も知らなかった森田。「恋バナを補給しなければ!」と安易な思い付きで映画館に足を運びました。
 余談ですが、私は映画館へは1人で行きたい派。何も飲食せずに。ポップコーンを食べたりジュースを飲んだりしながら観れる人、すごいなと思います。集中してしまうとそんなタイミングが見つけられない。

 安易な思い付きで観たにも関わらず、めちゃくちゃ好きな作品となりました。恋の終わりにむかっていく話なんだけれど、恋愛を補給するという目的には適っていない内容だったのだけれど、そんな事気に留める必要もなかった。
 ふたりの運命的な引き合いにどきどきし、だんだんすれ違う様子にずきずきした。
 あの初めの一夜は、永遠かと思われ、私の心はいつまでもあの長すぎる一夜に立ち返り、あのまま時が止まってほしいと、願い続けているのです。

「どうして恋って儚いんだろう」
「終わるために始めるって無情だよなぁ」
「自分はたった1%の確率で残れるのかなぁ」
「好きの気持ちが変わってしまうってどういう気持ちなんだろう」

 森田の恋というと、始まる事すらなく終わってしまったのですが…。

 今日改めてこの作品を見返しました。うん、やっぱり良かった。

今夜はこの辺で。お休みなさい。

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