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たいしょく

こんばんは。森田名月です。

今日、6年間勤めた会社を退職しました。
最後の最後まで会議があり、緊張感が続いていました。おうちに着いて、あぁ終わったのだと、噛み締めています。

「退職するんです。次の仕事はまだ何も決まっていなくて」

そう告げた時、ほぼ全ての人が
「良いと思いますよ。ゆっくり休んでね。」
と優しい笑顔で言ってくれました。

次を急かすことなく、私の決断に寄り添って声をかけてくれたことが、何だかすごくうれしくて。

福祉の仕事は、人の弱い部分を見なければいけない、自分とは全く違う人間に寄り添わなくてはいけないという仕事でした。

正直、分かり合えないことも、理解できないこともありました。悲しくなることも、怒りも、自分の無力さも感じました。

正解やゴールがなくて、正しさもわからなくなって、自分自身のことも迷いはじめて、迷路の中にいるような感覚でした。

でも、でもね。今はすごく、心が晴れています。

考える行為そのものが愛おしく、私の誇りだと気がつきました。

本当に楽しかった。

「また絶対戻ってくるよ。他の仕事は物足りなくてね!」
と言われたけど、さてどうだろう。

私は、人は苦手だけれど、人に興味がある。
心に興味がある。
だから、あながち否定できないかも。

しばらくは、アルバイトなどして、世の中を知っていくつもりです。

第二の人生とは言わない。一本道の出来事だから。

さぁ、明日からも頑張りますか!

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