上海で初の二胡コンサート
大家好!!
ついに着きました、上海!!!
ここ数日なにもない寮での環境を整えるのに必死で余裕がありませんでしたが、このままだとnoteは更新されないままなので、ここは気合を入れて書いていきたいと思います。
生活の事、学校の事など書きたいことは沢山あるのですが、今日は上海で初の二胡コンサートに行ってきたお話をシェア出来たらと思います。
马向华x王莉莉 南北风格二胡音乐会
上海に来て次の週に、もう日本での桐子先生の中央音楽学院時代の先生、马先生の演奏が聴けるとは、さすが中国です。来月にもYouTubeで見ていた二胡奏者ばかりの凄い演奏会があり、沢山吸収出来そうです。
今回行ったのはこちらのチラシのコンサート!
南方の曲を王先生が、北方の曲を马先生が演奏、そしてお二人の優秀な生徒さんが現代曲なども演奏するというような内容の演奏会でした。
ホールは学校から1時間弱ほどの東方芸術中心というところで、12月に私の先輩も来ると連絡きましたが、日本の団体の公演も多く行われているようでした。指揮者の西本さんや、和太鼓の鼓童の告知もありました。今回はそちらの小ホールの方で開催されました。
席は一応学生なので、残っていた1番安い席から2番目の席を選びましたが、これが大当たり。上からのド正面で、遠いけど私が不得意とする右手の弓の弾き方がとっても良く見えました。身体全体をどう使っているかなども良くみることが出来て大正解の席だったと思います。
今回のプログラムはこんな感じでした。曲が入れ替わったりしてたと思いますが、特に紙のプログラムは配られなかったので、分からない曲もありました。
《水乡欢歌》庄汉 陈耀星曲二胡:王莉莉 钢琴:杨诗宇
《姑苏春晓》邓建栋曲二胡:何沂珊 钢琴:周皓轩
《二泉映月》 华彦钧曲 二胡:王莉莉 扬琴:王珑
《春绿江南》陈耀星曲二胡:王莉莉 钢琴:杨诗宇
《汉宫秋月》 霍永刚编配二胡:马向华 古琴:徐梓睿
《第三二胡狂想曲》 王建民曲二胡:周芋彤
《楚颂》 李博禅曲二胡:刘宇田
《一枝花》 张式业改编二胡:马向华 扬琴:王珑
《丝路拾光》 李博禅曲二胡:马向华 钢琴:杨诗宇
揚琴奏者の王珑さんが、司会も務めていらっしゃいました。
まずは王莉莉先生のお弟子さんの演奏でした。高校生かな?と思いますが、隣にいた高校生の子たちの同級生だったみたいで、声援を送ってました。南方の曲でしたが、演奏も見た目もとてもかわいらしい感じでした。
その次は王先生の登場です。出てくるだけで生徒さんたちから「ひゅー!」という歓声が上がり、生徒との関係も良い先生なのだろうなと思いました。日本だとあまり先生に「ひゅー!」とは言わないですよね(笑)今回は南方の曲だけでしたが、演奏はエレガント!という感じで、流れるような深みのある演奏が印象的でした。当たり前だけど、細かいパッセージも乱れることなく音楽的でした。
次が马先生の登場です。最初は「一枝花」という曲でしたが、一緒に帰ってきた同門のLouis君はその曲が一番好きだったそうです。南方の曲からの流れもあると思うのですが、马先生の演奏は王先生とのスタイルと全く違い、力強くとても迫力ありました。身体の使いかたなどは桐子さんから良く聞いていたので見てましたが、やはりロングドレスで足を結構開いて演奏していました。マイクで二胡だけ少し拾ってましたが、揚琴のが大きい所が結構あってバランスは難しいですね。私が見ていた動画からは大分年月が経っているはずですが、とても若くてお綺麗でした。生徒さんお二人も優秀で、先日陸二胡さんが好きな曲だと言っていた現代曲の「楚颂」を弾いている子もいました。最初は映画のような美しいメロディーから、途中の無伴奏になる部分のソロがとても難しい曲だそうですが、頑張っていました。私が一番カッコいい曲だと今回思ったのは、最後に马先生が弾いた「丝路拾光」という曲でした。
最後には、カーテンコールのように皆さん出てきたのですが、生徒さんが沢山花束を持って出てきて、そのような習慣があるようです!日本でも最後の花束はありますが、日本よりかなり多い感じがしました。生徒さんが多かったからかな。出演者のみで写真撮ったあとには生徒さんも参加していたようで、アットホームな感じでした。
帰りは同門のLouis君と、つたない中国語で感想を色々話しながら地下鉄に乗って帰ってきました。彼は初日に中国のSIMカードを作るのを手伝ってくれたマレーシア人22歳。日本の食べ物では、寿司、さしみ!が大好きだそうです。
ここからは、驚きの日本と中国の演奏会の違いについて👇
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