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画像取込みソフトNikon Transfer2とは

撮影後にカメラからPCへ写真を取り込みますよね?どうやっていますか?
筆者はニコン歴十数年、Nikon Transfer2というソフトを先日初めて使いました。
めちゃくちゃ便利、というかメリットが大きいと感じました。


Nikon Transfer2とは

ニコンが提供している純正画像転送ソフトです。
SDなどのメディアをPCに接続して、数クリックするだけで設定したフォルダを自動作成し、画像をフォルダへ転送してくれます。


Nikon Transfer2ダウンロード方法

専用ダウンロードページは無いようです。
現像・閲覧ソフトNX Studioをダウンロードすることで一緒に落とされるようです。

Nikon Transfer2のアイコン


Nikon Transfer2でできること

メインの機能・特徴は以下の通りです。

  • メディアからPCへ画像を自動転送

  • 転送する画像は手動で選択も可能
    新しいファイルのみ転送と設定ことも可能

  • 転送後に転送したファイルをメディアから削除可能

  • 転送先のフォルダ、サブフォルダを自動作成(名前、場所を設定可能)

  • 転送中にファイル名を変更可能(ファイル名を設定可能)

  • 転送先とは別にバックアップフォルダへ転送可能

  • カメラ自体を接続した場合は時計の同期が可能

とさまざまな機能があります。


Nikon Transfer2によるワークフロー進化

筆者がガラパゴスだったのでここからは恥ずかしいお話ですが、紹介させてください。

【NikonTransfer2導入前の取り込みワークフロー】

  1. PC内に撮影日ごとのフォルダを新規作成(手動)

  2. メディアから作成したフォルダへ画像を移動(手動)

【NikonTransfer2導入後の取り込みワークフロー】

  1. メディアをPCに接続し、Nikon Transfer2を起動(自動)

  2. 転送する画像を決定(手動)

  3. メディアからフォルダへ画像を移動(自動)

導入後は最少1回のクリックで済みます。
これに加え、付加価値がありました。


Nikon Transfer2導入による付加価値

大きく2つあります。ちょうど困っていたので、とても助かりました。

1.ファイル名を自動で変更してくれる。

以前は、カメラ生成のファイル名をそのまま使っていました。
例えば、「_DSC9999.NEF」などです。
連番で9999の次が0001なので、長年使っていると同じファイル名の違う写真が発生します。
そのため、ファイル管理に少し手間がかかっていました。
例えば、画像検索しても複数の写真が出てきてしまい、画像プレビューで確認する必要がありました。
もう少し考えて整理すればよかったと、反省しています。ごめんなさい。

ニコントランスファーでは転送時に自動でファイル名を変更してくれます。
私の設定例だと、「撮影年-月-日_撮影日時_元ファイル名」としています。
例えば、20231108_072023_DSC4119.NEFとなります。
9999枚撮る間に同じ日時を繰り返すことはあり得ないので、同じファイル名の写真の存在を完全に防止できます。

ファイル名設定画面(例)


2.保存先フォルダを自動で作成してくれる。

フォルダ命名含め、転送時に自動で作成してくれます。
私の設定例だと、「撮影年-月-日_カメラ名_」としています。
例えば、「2023-11-08_D800E_」となります。
最後のアンダーバーの後に任意で撮影地や内容を手動で入力しています。
以前は作成から手動でやっていたので、自動化され便利です。


以上、ニコン純正の画像転送ソフトNikon Transfer2の紹介でした。
ちなみにメーカーに問い合わせましたが、富士フィルムにはこのようなソフトの提供は無いそうです。
他社各位も同様のソフトを用意してほしいです。
もしくはニコンが他社のRaw拡張子に対応してくれないかな。(くれないよな)
なお、Jpegなら他社カメラでもNikonTransferで対応できそうです。





最後に

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