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やさしい事業紹介          #1 アスファルトプラント事業

日工株式会社、広報SOです。
自己紹介も済んだどころで、
日工の事業をもうちょっと詳しく、でもやさしく紹介する連載企画
「やさしい事業紹介」をスタートさせます。
第一回目は日工の売上構成比の50%以上を占める、
「アスファルトプラント事業」の紹介です。

ザックリ事業概要

事業イメージ

アスファルトプラント事業とは、道路に使われている「アスファルト(通称)」をつくる設備を製造・販売する事業です。
「プラント」はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、「製造設備」「工場」みたいにイメージしてくださいね。
上の図のように、日工がプラントをつくって、道路会社がプラントをつかってアスファルト(通称)を作り、道路舗装する。
プラントの「販売」や「メンテナンス」を通して売上を得ています。
そんなアスファルトプラント事業の2021年度売上高は183億円でした。

アスファルトについて

アスファルト(通称)
冒頭から(通称)を付けさせていただいたのは、
一般的にアスファルトと呼ばれているものは、正しくはアスファルト合材と呼ぶからです。
道路をよく見てみると、いろんな大きさの石が混ざっているかと思います。
アスファルト(瀝青とも呼ぶ)に石などの材料を混ぜ合わせたものであることから、アスファルト合材が正式な呼び方となります
本来のアスファルトは温めると、どろっとした液状になります。

アスファルトと、そのほかの材料の混合比率は5:95くらい。
石とかをくっつける、糊のような働きをしてくれるのがアスファルトです。
アスファルトは冷めたらすぐに固まるという性質から、舗装工事が素早く完了するため、日本の道路舗装の95%にアスファルトが採用されています。

アスファルトプラントとは

さて、アスファルト合材がわかったところで、その生産設備(プラント)を紹介したいと思います!
上述のアスファルト合材を作るのに、いろーんな処理があるんですよね。
石を事前に乾燥させたり、材料を運んだり混ぜたり・・・
さらに、道路舗装には1m3あたり2.5トンのアスファルト合材を使うため
一気に大量に生産できなければなりません。
ここまで読んでいただけた方は想像できると思いますが、
その生産設備(プラント)、ゴツイです・・・



こちらです・・・

アスファルトプラント

どーん。

ざっと高さ25メートルはあります。
建物に見えると思いますが、ベルトコンベヤ、バーナー、ミキサー
などいろ~んな機械が集合している製造設備なんです。
アスファルト合材は冷めると固まってしまうので、プラントから90分圏内の現場に運ばないといけません。
そのため、全国各地に1,000基ほど設置されております。
日工のアスファルトプラントの国内シェアは70%ですので、みなさんの足元の道路は日工製プラントからやってきたかも!?

おわりに

ざっくりですが、アスファルトプラント事業について紹介しました。
需要があれば、プラントについて詳しく解説した記事もアップしたいと思います。