タクシー業界最大規模の千住営業所が新しくなった?! 働く新卒社員にインタビュー!
ご乗車ありがとうございます。
日本交通(株)新卒採用担当です。
今回は2023年5月19日に移転した千住営業所をピックアップ。
ここは日本交通内の営業所で人数・車両の台数の規模が一番大きいと言われています。(2023年8月現在 在籍人数 1054人/タクシー車両台数 447台)
新千住営業所は高架下に営業所があると聞いた、今年入社の人事の私。「従業員も車両数も多いのに収まるのかな?」と思い、その謎を解明するため、新千住営業所に伺ってきました。そして今回、新千住営業所を案内してくださった、新卒入社の先輩乗務員二名にインタビューもしてきました!
最寄り駅、東武スカイツリーライン五反野駅へ
まずは最寄り駅である東武スカイツリーラインの五反野駅に到着。閑静な住宅街が並んでいます。「本当にここの高架下に営業所があるの?」と呟き、高架下沿いを歩きながら南下していきます。
五反野駅から10分ほど歩き、東武スカイツリーラインの高架下にひっそり煌々と輝く「NIHON KOTSU」のロゴ。千住営業所に到着しました。
最近のトピックとして日本交通では新しく葛西営業所が拡大移転しました。(新卒乗務員のみで構成された日本初のタクシー営業所でなんと平均年齢が約24歳)当社では営業所の移転が続いています。そんな葛西営業所に続き、新しくなった千住営業所の内装や雰囲気を知りたいと思い、ワクワクしながらエントランスに飛び込みました。
いざ千住営業所のエントランスへ
とても綺麗です。写真では伝わりませんが、乗務員が集まる時間帯になると賑やかで、中途の方と新卒で入社した乗務員が話していたり、ベテランの乗務員同士でワイワイしているところが見受けられたりと、良い雰囲気でとても温かな気持ちになりました。千住営業所の方は、この広いエントランスを「休憩スペース」や「憩いの場」と呼んでおり、正式名称は決まっていないそうです。
中には松屋の自販機も!?
営業所を見渡していると世にも珍しい松屋の自販機(※)が存在していました。松屋好きの方には堪らないほど嬉しい自販機ですね。とても食べたかったのですが、取材の時間も限られていたので断念。取材当時は売り切れの商品もあったので、営業所の方々に愛されていることが想像できます。
千住営業所の屋外は?
外に出てみると、特徴あるボックス型の建物が高架下に数戸点在していました。乗務員が営業をする前に集まる点呼場・乗務員がゆっくりするエントランス、更衣室・シャワールーム・会議室がある施設、そして工場などといった建物が独立し、乗務員さんは慣れた様子で千住営業所内を駆け巡っていました。
千住営業所で働いている新卒の社員にインタビュー
今回千住営業所の案内をしてくれた、19卒の田村乗務員、22卒の本間乗務員にインタビューをさせていただきました。新卒でタクシー会社に入社を決めた先輩方です。どういった経緯で入社を決めたのか、そして千住営業所のことについて聞いてきました!
19卒 田村 誓矢乗務員
22卒 本間 菜々子乗務員
お二人の入社の決め手は?
本間乗務員 私は新卒採用担当が開催している内定者向けのイベントに参加をさせてもらいました。その中で人事のUさんと面談していく中で、「この人たちと働くなら楽しそうだな」と感じたことが一つの決め手です。
会社選びの軸で「誰と働くのか」ということを重視していたため、日本交通社員とも交流をしていました。その時に「素でいていい」と感じられたこと。あとは、私が接客好きで、観光にも興味があり、色んなところを周ってみたいと思ったこともありました。
田村乗務員 輝ける場所があったからですね。「5年後、10年後には僕らが中心になって働けているのか」ということを重視して就職活動を行っていました。
タクシー乗務は”頑張った分だけ見返り“がきます。自分の力でどれだけやれるのかが目に見えるし、自分のペースで仕事をやれる。さらに次の日は休みになるので自分の時間を多く作れる面が、自分に合っているのかなって。そして人事のIさんに惹かれて自分も入りました。
入社してどうですか?
本間乗務員 乗務員だと他の企業さんと比べると休みの時間の量は違いますね。平日の午後などに予定を入れられるのはメリットだなと思います。用事を入れるにしても遅番(※15時出勤)なら空いている時間に入れられるし、通勤の際も電車が空いていて快適です。
あとはお迎え先が有名レジテンスなどの「お高いところ」だとちょっとドキドキします。ほかにも同期で位置情報を共有できるアプリを使い、休憩時間を合わせて、罪深い時間に同期のラーメン通に連れてってもらって食べちゃったり(笑)。
田村乗務員 自分も休憩でそういうことをしてたかな。基本休みの取り方は自由なので、最近は一人でゆっくり寝てます。目標達成したら休憩してって感じで。営業も大事ですけど、やっぱり身体第一というか、事故をするわけにはいかないので、とにかく安全面を心がけています。
本間乗務員 頑張り具合を自分で変えられます。疲れ、眠気が来る時はしょうがないなって考えて、休憩を多めにとっても問題はないです。ノルマもないので!
千住営業所のここが良いなと思うところは?
田村乗務員 職員さんがみんな優しいです。事故を起こしたら面談をしますが、乗務経験をしている方々なので、事故原因を聞いて共感したうえでアドバイスをいただけます。あとは年が離れていても同じ目線で的確なアドバイスをしてくれたり、ひとりひとり親身に話を聞いてくれたりします。これは新人にとってありがたいところかなと。あとはいい意味でうるさいです(笑)。
本間乗務員 「家庭感」という言葉が似合うなと。所長も見かけたら挨拶をしてくれるし、名前も覚えてくれています。たまに間違えられることもあるけど(笑)。職員さんたちもみんなフレンドリーです。あと若い人だけっていうのもいいけれど「上の世代の方」から得られるものもあるなと。人生の先輩ですね。
千住営業所で働いている新卒の社員さんからメッセージを!
本間乗務員 会社のことを直接知れるイベントなどで「とにかく自分の目と耳で知ってほしい」です。情報なしに親御さんや友達に「タクシー会社に入ろうと思ってる」と言ったら、偏見で意見をもらうと思います。自分で見て思ったことを友達・親御さんに伝えてもらえれば、その人たちも今まで知らなかった「今のタクシー会社って昔とこんなに違うんだ」という事を知ってもらえる機会になります。
それに、ちゃんと伝えれば「タクシー会社って聞いてびっくりしたけどちゃんと考えてるんだね。」ってわかってくれるんですよね。自分でタクシーという知らない部分を探りに行って欲しいなと思います。内定承諾してからの私は、日本交通のイベントに参加して、営業所見学もほぼほぼコンプリートするんじゃないかってくらい行きました。
就職先は自分が決めるものであり、決める時は自分で考えるのが一番後悔しないと思います。
もし色々考えて日本交通に決めてくれた時には千住営業所でお待ちしてます。お会いできる日を楽しみにしています!
田村乗務員 僕はこの会社に入って、とにかく継続することが大事なんじゃないかなって思っています。入社して約4年、もちろん経験の数、考え方も入社前とがらりと変わりましたし、成長しました。
正直入社して最初の仕事は辛かったです。仕事は辛いのは当たり前だと思って、それをちょっと我慢する。我慢した先に何かあるのかなって感じていて、実際この仕事もちょっと我慢してやっと楽しさとかやりがいを得られたので、その二つを攻略すれば仕事が結構楽しくなるのかなと。人間慣れれば不思議と私生活に余裕が出てきますよ。まずは何事も我慢してみて継続する、続けてみる。それである程度やって本当にダメだったら班長や職員に相談をすれば良いし。
日本交通に入社する学生さんに伝えたいのは、
最初は辛いこと、我慢しないといけないこともあるということ。慣れるまで何か月か継続してみて欲しいです。世界が変わってきます。
あとは幅広い年齢層の方がいらっしゃいますが、様々な価値観がぶつかり合うことなく存在しているのが千住営業所の魅力。色んな事を経験、体験ができます!
千住営業所には新卒入社で乗務をしている方、そして人生も乗務もベテランの方もいます。年齢差や人生の経歴といった多様性が混ざり合い、千住営業所の魅力を作り上げている一つの大きな要素です。
新社会人としての新鮮な景色。深い人生を歩んだ人の景色。
様々な景色を共有し合える千住営業所は素敵な場所でした。
取材協力:日本交通(株)千住営業所
Interview,Text:Yuma Naka
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