見出し画像

タクシー営業所内にカフェ?! 葛西営業所、以前とどう変わったのか、社員に聞いてみた!

ご乗車ありがとうございます。
日本交通(株)新卒採用担当です。

今回は2023年2月7日に拡大移転した日本交通の葛西営業所をピックアップ。ここは日本初の、新卒のみで構成された平均年齢・約24歳のタクシー営業所です。2020年8月に設立されたこの施設が、なんとこのたび北葛西(最寄りは東京メトロ西葛西駅)の地へ拡大移転!

新卒のスタッフがコンセプトを設計し調理スタッフを勤めるカフェスペースや、地産地消の野菜を使った自家製ドリンク、タクシー営業所のイメージが覆るほどきれいなオフィスなど、新しい営業所は見どころがたくさん。

今回はそんな営業所に勤める次長と乗務員さんに、営業所にまつわるあれこれについて、お話を伺いました。

齋藤幹生次長(中途・07年入社)のお話

齋藤次長のご経歴
2007年 日本交通入社。赤羽営業所配属、乗務員として勤務
2014年 班長乗務員から内勤職員(運行管理者)へ
2020年11月 旧葛西営業所へ異動
2023年2月 現葛西営業所で勤務

Q.齋藤次長の普段のお仕事は?

葛西営業所の経常利益の予算を達成させることです。

そのための一番大きい側面としては営業所の売り上げを上げること。たとえば一番稼げる金曜の稼働率を上げるために乗務員さんのシフト調整をしたり、売り上げの上がっていない方、特に新人さんを指導して売り上げを上げる施策を打ったりしています。

まだまだたくさんありますが、あともう1つくらい挙げるとすると、コストの削減。たとえば事故の抑制ですね。今の時期ですと暖かくなってバイクがらみの事故が多くなります。この時期は特に「こういう事故に気を付けましょう」と乗務員さんに周知徹底をしていく仕事になります。このように1年間の経常利益予算という目標に向かって日々仕事しています。

Q.新しい営業所オープンの経緯やオープンに当たり大変だったことは?

たくさんありましたね。まずは営業所の壁の色やラインの色といった細かいところのデザインを決めるため、HRM(新卒管理部署)や総務と打ち合わせをしました。

引っ越しの当日も大変でした。当日の出発式の段取りもそうですし、その日は乗務員さんが旧葛西の方で点呼を受けて一旦、新営業所を見学して、そこから改めて営業をスタートさせて、新営業所に帰ってくる流れだったので、約70台をフル稼働させて、やり取りを密に行いました。

また、旧葛西営業所と違い、今の営業所の周囲は住宅街です。近隣の方のご迷惑にならないよう、新たなルールを作成しました。社会人としては当たり前ですが、たとえば自転車で出勤する際は自転車走行レーンを走ること、出勤時に歩きスマホをしないこと、車は必ず左折入庫すること、出庫後に全員で同時にコンビニに立ち寄らないことなど……周知徹底することは、今後も必要ですね。

Q.新しくなった営業所の感想

「これはきれいだな、自己肯定感が上がるな」というのがはじめの印象です。きれいなオフィスで働けて、お洒落なカフェもあり、デスクや椅子も新品で良い物を使えている。「かっこいい会社で働けているな」と思えることは社員のやりがいにも繋がります。

また、営業所の会議室などの各部屋の名前もどんな名前にするか、たとえば細かいところで言うと「GOLD」という名前の部屋のロゴに行灯マークをつけるか否かといった部分でも、自分の意見をアウトプットする機会がありましたので、そういった意味で自分たちで作り上げたという感激がひとしおでした。

Q.新しい営業所になって上長から見た変化など

2階のカフェが乗務員さんの憩いの場になったことですね。以前の営業所では、乗務員さんだけで集まれるスペースがなく、営業所でまったりしようとしても、私たち職員が働いている目の前のスペースしかありませんでした。乗務員さんからしたら冗談でも私たちの悪口が言えない環境だったでしょうね(笑)。

それが今ではまったりとソファに座り、リラックスして時間をつぶせる空間ができました。乗務員さんが、すぐ帰宅せずに残ってコミュニケーション取ってる姿をよく見るようになりました。

カフェメニューも日々充実していってます

Q.今後配属される新卒へのメッセージやアドバイス

タクシーは運転と接客、その両方がメインです。接客ができても運転が下手ではだめですし、運転はできても不愛想というのもよくない。両方がプロフェッショナルである必要があります。

日本交通には運転や接客を教えるツールや指導の仕方がありますので、安心して入社してください。ただし、そのレベルを上げるのに必要なのは皆さんのやる気です。やる気を持ってきてください。

覚えておいていただきたいのは、私たち内勤職員の給料の99%は現場の乗務員さんの売り上げだということ。だから現場の仕事が嫌いだともったいないんですよ。現場を嫌いにならないためにも、自分が運転が嫌いじゃないか、入社前までにしっかり見極めてください。

「運転が好きだけど下手」なのは全然OK。日本交通は上手にするノウハウを持っています。ただ嫌いな人を好きにさせることなかなか難しいので、運転が嫌い・接客が嫌いだと心から思う方には正直お勧めしないです。だから、皆さんには卒業するまでの間にできるだけ運転をする機会を作ってもらって、自分が運転好きかどうか見定めてほしいです。

Q.今後の展望

文化を作っていきたいですね。日本交通は組合活動が盛んで、どの営業所にもフットサル部や野球部などがあります。葛西にはまだそういう部活がないんです。

”部活”というと、皆さんオジサンっぽい部活をイメージするかもしれませんがこれが意外と馬鹿にできない。私が以前いた赤羽営業所は野球部とフットサル・サッカー部が活発でした。「日交労大会」というのがあって、日本交通全体で戦って盛り上がるんです。

赤羽でいうとサッカーでも野球でも、有名選手と同じチームでしたとかセミプロでしたとかいう方がいらっしゃるのでかなり楽しめました。ゆくゆくは葛西営業所を一つの学校のようにしたいです。

顧笑萌こしょうほう乗務員(新卒、22年入社、中国出身)

顧乗務員のご経歴
2022年4月 日本交通入社、葛西営業所配属
2023年2月 班長業務開始

日本交通の入社理由

まずは社風ですね。この会社で働くの楽しそうだなと思いました。日本交通の選考はとてもいい雰囲気で、暗記したことを話すのではなくおしゃべりする感覚でした。

中でも私が興味を持ったのが観光事業です。コロナ禍で外国人の認知度もまだまだこれから。自分が中国人として思うのは、日本交通の観光タクシーは中国人に好かれるサービスだということ。この素晴らしい事業を広げていきたい、認知度を将来的に上げたい。そんな目標を持って入社しました。

営業スタイル

朝の3時間は無線専用の営業をしています。特に新宿区・目黒区・世田谷区・渋谷区に朝の無線のお客様が多く、そういったところでお客様をお乗せしつつ、徐々に都心に向かっていくような営業ですね。

明けの過ごし方

私は運行管理者試験(※運行管理者になるための資格試験)が来週あるので、その勉強をしています。仕事後はまず営業所に帰って、班長業務をします。その後は仮眠室で2時間程度寝て、それからカフェで勉強します。家にいるより大学の図書館みたいで静かで勉強しやすいんです。スタバ感覚ですね(笑)。

新しい営業所に移転する前は家に帰って勉強していたんですが、家ではつい寝てしまって勉強できなかったんです。効率が悪いなと思っていたタイミングで移転したので”最高やん!”って気持ちでした(笑)。

マスキングテープには、「お疲れ様です!」など乗務員さんを労わる一言メッセージが。

新しい営業所の感想

みんな喜んでいますね。先輩や同期も毎日利用しています。仕事終わりに皆でカフェに集まって何か食べて帰るなど、先輩・後輩のコミュニケーションを取る場になっています。私みたいに勉強する人もいます。いつ行っても常に何人かはいる印象で、乗務や休みの話で盛り上がっていますね。

カフェのおすすめメニュー

一言で言うと全部です(笑)。一つだけどうしても選ばないといけないなら自家製シリーズがおすすめ!  今日も私が飲んだのは自家製ジンジャーエール。レモネードもあります。全部原材料から新卒のスタッフが手作りで作ってるんですよ。

スーパーで売っているものとは全然違いますね。キッチンの方に感謝です。メニューも日々新しいものを考えてくれていて、いつ見ても何か新しいメニューが増えています。

自家製レモネード、アイスを挟んだスコーン、おまけで付けてくれたクッキー……(♡)

後輩へのメッセージ

「仕事を楽しもうよ」と言いたいです。何よりも楽しく仕事をするのが一番。「楽しむ」と言ってもいろいろな意味がありますが、まずは安全運転をすること。そして無事故・無違反・ノークレームを心がけること。

当たり前のことと思うかもしれませんが、そういった部分を徹底することが楽しさに反映されると思います。失敗したら「だるいな」と思ってしまうので、そういった基本のことが大事。日々続ける中で、この仕事の面白さや楽しみを発見していってください。


葛西営業所は、日本交通内定後に内定者限定イベントで実際に訪れることができます(現状24卒新卒採用の方のみ)。ぜひ機会がありましたら、新営業所を実際に見に来てください!

また、実際に訪れた気分になれるYouTube動画が、日本交通新卒採用のチャンネルに上がっております。こちらも併せてチェックしてみてください。
今後とも日本交通をよろしくお願いいたします。

Text : To Be

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?