先の見えない時代の企業選びの方法とは? 日本交通トップが学生に語ったこと
ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。
今回は3月3日に開催した、当社会長セミナーのイベントルポをお送りします。ご参加されたのは、日本交通にエントリーしていただいている学生さんです。オンライン開催であったことから、当日は160名もの学生さんにご視聴いただきました。イベントでは彼らから事前にいただいている質問に川鍋が答えていく形で行いました。
事前アンケート結果
本イベントでは参加学生さんに向けて事前アンケートを行っています。
結果、企業の安定性・持続可能性がぶっちぎり1位。2位が業務内容となりました。前半ではこの結果を踏まえ、会長の川鍋と当社司会の仲尾が対談を行いました。
「今、安定している業界」を選ぶことの危険
川鍋 就活生の皆さんが知りたいことって『企業の安定性・持続可能性』がぶっちぎり1位なんだ。そう言われるとちょっと心配になってきますね。安定しているか否かで会社や業界を選ぶというその行動自体が危ないですよ。
なぜなら、世の中は常に変化しているからです。日本交通は長く続いているけど、それは安定しているからではなく変化しているから。だから安定している業界というものは存在しません。もし安定しているように見えるなら、その業界はむしろ変化し続けているからこそ、その状況にとどまっていられるんです。今この瞬間、最大風速で安定している会社に入ると、あとは落ちるだけなんですよ。
もっと言うと、安定した会社に入って皆さんの人生が安定するわけではない。どの会社に入ろうと、皆さん自身が進化し続ける・変化し続けることが大事。そこは間違えないでほしいですね。
固定された業務が求められる場所ではなく、自分の力で変化していける環境が提供されているかが大事。皆さんの親御さん世代では安定企業というものがあったのかもしれないが、終身雇用制や日本の大企業全体、そして日本の株価を見ているとね……そんなによくない。安定性で選ぶのは危ないな。
仲尾(司会) 今般の新型コロナウイルスの流行やウクライナとロシアの関係を見ていても、世の中が不安定だからこそ安定を求める人は多いのかなと思います。
川鍋 入る会社はどこでもいいんですが、そこで安定しているからと安心したらまずいね。走り続けていないと、ずっとそこにはいられない。ちなみに日本交通が94年続いているのは公共交通だから。電気やバスと一緒でインフラなんです。なくてはならない存在だから続けないといけないし、変化にも対応しないといけない。
業務内容は重要じゃない?
仲尾(司会) 事前アンケート結果は企業の安定性への関心が高かったですね。そこで改めて、今リアルタイムで同様のアンケートを取ってみました。その結果……皆さん、会長の話を聞いて「安定性・持続可能性」が1位から3位に下がりました(笑)。
川鍋 すみません(笑)。でも素直な反応、いいね。それこそが変化だよ。
仲尾(司会) 改めてダントツ1位になったのは業務内容や働き方でした。
川鍋 そりゃ気になるでしょう(笑)。
仲尾(司会) よく学生さんに言うのは、就職活動ではなく就社活動になってないですかということ。私たちの業界は業務内容がすごくはっきりしていて、まずタクシー乗務をやることになります。でも入社する前に業務内容がよくわからない企業もありますよね。
川鍋 それはそう。でも逆に、たとえば”営業”って言われたところでよくわかるのかな。印象として、採用は皆さんに身近だからなんとなくわかるかもしれないけど、経理・財務や営業、研究開発と言われてもぼんやりした印象しかないんじゃないかなあ。
仲尾(司会) その点、うちははっきりしてますよね。
川鍋 今日これを見ている皆さんからしたら、タクシーというのは最初に視野に入れる業界ではないと思いますが、何かしらの琴線に触れて来てくれたんだと思います。そういうときの直観は大事。業務内容を知ることはもちろんだけど、それよりも皆さんに大事にしてほしいのはフィットやマッチングです。
野球でも見るのと実際にやるのは違うよね。長距離走るのが速い人でも短距離は遅かったりする。要は自分の向いているところに行くのが一番。それはロジカルな帰結と言うより、直観の部分が大きいんです。会社の空気感といった、目に見えないものが直感を生み出す。
だから、できればリアルで人に会ってその会社に行ってみてほしい。リアルで行った方が情報量が多いからね。ただ、1か所の情報を取るということは他の情報が取れなくなるというトレードオフの関係もある。対面が難しければWEBでもいいからたくさんの会社に触れてください。
学生時代は世の中にどんな業界や仕事があるかわからないよね。だから可能性を広げる意味でも、気になったものは片っ端から見て、そこから狭めてもいいんじゃない?
仲尾(司会) 日本には400万社くらいの企業がありますし、タクシーに乗ったことがある学生も少ない。乗ってみる、会ってみる、実際にそこで働いている人の話を聞いてみるのがすごく大事なのは確かだなと思います。
それでは、ここからは学生さんからのご質問にお答えいただきます。
タクシー業界におけるMaaSの今後の展望
Iさん 最近MaaSが普及してきましたが、日本交通としてはこれからどうしていくのでしょうか。
川鍋 私の考えでは、MaaSの一部にタクシーがあるのではなく、タクシー自体が広がっていくイメージです。まず電車やバスなどの大量輸送機関は、人口減少により主要な路線以外は維持できなくなります。大量輸送機関が果たしていた機能が、一番単位が小さいタクシーに集約されていく。そのタクシーと今呼んでいるものに、バスやトラック的な機能が付いていく。
これまでは電車、バス、トラック、タクシーが並列して存在する世界でした。でも人が少なくなってくると、1つのものが全部を兼ねた方がいいよね。その中で一番機動力があってテクノロジーによって変化できるのはタクシーなんです。
タクシーが機能を拡張していって、そのうち”タクシー”という呼び名が、バスやトラックの要素を含めるようになるというのが僕が見ている絵です。名前は変わるかもしれないけど、物理的な存在としての方向性は変わりません。
Iさん 交通インフラの需要が減っていく中で、タクシーという小回りのきく柔軟な部分が事業展開がしやすいと考えているということですか?
川鍋 そういうこと! 理解力早いね。まさにその通り。キックボードとか、さらに小さいパーソナルモビリティとかも一つの役割を果たすと思いますが、それをもタクシーに乗せる感じですね。
パーソナルモビリティも、タクシー(これもワゴン車みたいに大きくなっていく)の後ろにキックスケータがあって、充電ができる。そこから取り外して利用する、そんなイメージ。インフラの中心に、動くもの、人、情報まで乗せて移動し続ける公共インフラがタクシーです。
主要なところには電車があって、駅からはオンデマンドシャトルタクシーがぐるぐる走り、そこにパーソナルモビリティがいっぱいくっつくイメージで捉えています。そこまでいくのに30年くらいかかると思いますが。
「存在価値のない人」はいない
Mさん 会長が一番大事にしている気持ちや考えとは?
川鍋 これは難しいな。いろんな面で一番はあるよね。事業の上では『変化はコントロールできない、ただその先頭に立つのみ』という経営学者ドラッカーの言葉を大事にしています。冒頭でも言いましたが、変化ってコントロールできないわけです。今回のウクライナやコロナみたいにね。それでも変化は起きていく。
事業には必ず強敵が出てくるんです。いなくなっちゃえばいいのに、って思う。でもいなくならないんだよね(笑)。自分に都合の悪いことは必ず起きるからこそ、その変化に自分から飛び乗って先頭に立つことが大事。なぜなら先頭に立った瞬間、皆は後ろからついてくるだけになるから。
もう一つ、『一隅を照らす』という最澄の言葉があります。一人ひとりがそれぞれの”一隅”、自分の存在価値が出る場所を照らしていけば、全員で国が明るくなるという考え。これは僕の中でしっくりくるんです。人はそれぞれ得意分野が違いますから。
たとえば、タクシー乗務員が10人いても十人十色で、共通したスキルやノウハウはない。どういうタイプの人が乗務員にとっていいか、共通したものはないんですよ。だから自分の得意技で攻めた方がいい。
たとえば会話が好きな人ならお客様にそういう態度で接すればいいし、逆に苦手なら積極的に話さなくてもいい。代わりに道を覚えるなど、別のところで自分の価値を出せばいい。そういう意味で、どんな人にも他の人にはない向いていることが必ずあります。
もっと言うと、組織には一見役立たなさそうなんだけども、その人がいることで場が和むってことあるでしょ。なんとか役立とうと思って努力しているその姿勢が周りを鼓舞しているとかね。それを見て皆が頑張れるなら、そこにその人の価値があるんですよ。「あの人はあれができるのに私は何もできない」と思う必要はなくて、自分ができることをやればいいというのは大事にしていますね。
仲尾(司会) 一人で考えていると「自分って何もないな」と思ってしまうことがあります。日本交通みたいな大きな組織に飛び込んでみると「お前結構声でかいな」「喋りうまいじゃん」と、特技を見つけてくれる人が必ずいる。僕はそれがありがたかったですね。
川鍋 許容範囲が広いよね。だから仕事をするにしても、自分なりの活躍のスタイルを見つければいい。型にはめられた活躍の仕方を押し付けられるのは嫌じゃない? 僕もめちゃくちゃ嫌だし(笑)。
でも自分もマッキンゼー時代には「あの人はあんな分析ができるのに自分はできない」とうじうじ考えていたこともあります。でもその一隅を照らすという考えで「それでいいじゃない」と思えるようになりました。年を経るごとに特にそう思います。
仲尾(司会) まさにその通りですね。今僕はチームを率いているんですが、チーム内には一見数字を上げられない人もいるんです。でもその子にはその子の趣味や特技があり、そこで学生さんと意気投合するかもしれない。得意技が違うからこそ、みんなで協力してマンモスを狩りに行こうというのはこの会社から学んだことでもあります。
川鍋 その通り。それがチーム。なおかつ、解くべき課題がどんどん複雑になっている今の世の中で、多様性というのは本当に重要。めちゃくちゃ売り上げのいい乗務員を10人集めるだけじゃダメなんです。チームっていうのは集団としての能力が上がればいいということなので「個の寄せ集め=チームの実力」ではないんです。
会長のモーニングルーティン!?
Sさん 川鍋会長の好きな食べ物は?
川鍋 食べ物は基本的に全部好きですけど……パンケーキには目がないですね。パンケーキがないときはドーナツを食べます。僕の場合、朝はコーヒーと甘いパンというのが定番なんですよ。
セブンイレブンにめちゃくちゃおいしいイチゴのサンドイッチがあるの知ってる? 普通のやつより高いんだけど、カスタードとフレッシュクリームが両方入ってて、ようはこれショートケーキだよなと思って(笑)。ちなみに今朝もセブンのチョコドーナツを食べました。役に立たない情報ですみません(笑)。
ナンバー1でないと意味がない
Mさん 業界トップまで上り詰めた理由は?
川鍋 僕がこの会社に入る前から業界トップでした……って言うと答えになってないよね。これはうちの祖父(日本交通創業者、川鍋秋蔵)の決め事なんですよ。日本交通は業界トップであり、品質トップ。タクシー乗務員としてできるサービスは全部やる。最初からそういう考えでした。
どうせやるなら業界で一番だったほうが誇りをもって働ける。プライドを持って過ごした方が人生充実する。それを祖父が実践してきたんです。
だから必ずしも台数が最初から一番多かったわけでもない。僕が引き継いだ21年前はそれなりに大きかったけど、その時点では台数や売上で日本1位だったわけではないんです。今はフランチャイズも入れて8000台くらいですね。
意志を持って、まず品質でナンバー1になる、そこで誇りを持って働く、そこに向かって一生懸命やる、それを20年やったらこうなった。
どうせ働くなら、どんな業界でもナンバー1の会社を目指してほしい。なぜなら、船に乗っているとき、先頭は大海原しか見えないよね。ナンバー2,3は全部ナンバー1がどっちを向いているか見ている。この違いなんです。
ナンバー1は常に自分の頭で考える。でも2番目、3番目はそのトップのマネをしている。この構図がある限り絶対に負けないわけです。こっちは鍛え上げられてるから。
もちろん間違えることもある。失敗もある。でもめげずにやり続ける。3回挑戦したら1回は成功する。そこを伸ばしていくことが大事です。
タクシーにできないことはない
Kさん 企業のトップとして新卒社員にどんなことを期待している?
川鍋 このタクシー業界というものを次の世界に持って行ってほしいです。タクシーの持っているポテンシャルをすべて発揮するには「タクシーってこんなもんだ」と思ってる人からは生まれません。「もっとこうできるよね」と可能性を感じたまま、そのままやってほしい。そんなの無理だよと先輩に言われても染まらずに。
だってタクシーに物を載せるのだって絶対にできないと言われていたけど、実際にフードデリバリーはできたんだから。かつてできなかったことがどんどんできるようになっている。
新卒の皆には新しい発想で柔軟に取り入れて自分でやってみてほしいですね。だから変化し続けられる人材であってほしい。何者でもないってすごいことなんですよ。皆さんも入社すると、1日1日白いキャンバスに色が塗られて行って、だんだんタクシー乗務員として成長はしていくんだけど、白地がなくなっていくんだよね。なるべく白地を残したまま成長してほしい。難しいかな?
仲尾(司会) 変わりゆく社会に適応していくということですよね。染まっていく人も中にはいるなと思います。でもそうじゃなくて、入社前に思っていた「タクシーを変えてやるぞ」という気持ちを持ち続けている人はいいなと思いますね。
川鍋 タクシーを変えようとしているうちに自分が変わっていくのが理想です。
仲尾(司会) 会社の成長と自分の成長をずっと並行していくのがいいですね。
親御さん世代の不安について
Sさん 周りの人に「タクシー業界が気になる」という話をすると、僕らの親の世代はタクシー業界に対して「中途の方が多い」と感じている。そういったイメージを今後どういう風に変えていくのでしょうか?
川鍋 それは簡単な話ではないですね。ただ、隠された真実に気づいた人は偉いと思っています。日本交通はものすごい勢いで変化しているけど、東京のシェアで言うと15%、全国のシェアでいうとまだ3~4%なんですよ。
一生懸命世の中を変えているんだけど、とはいえ業界全体の足は遅い。目に見えてどんどんイメージが変わっているわけではない。僕は21年やってるけどまだここか……って感じ。もしSさんが入社して何年かやってくれても、その間に親御さんや一般の人のタクシー業界に対する見方が変わるかと言ったらたぶん変わりません。
でも一つの真実は、たとえば5年前はジャパンタクシーというワゴン車両はなかったし、アプリは普及してないし、QRコード決済もできなかった。実はゆっくりだけどすごく変わっていて、特に働き手にとっての職場環境はアプリの登場でまったく変わっている。自分で見つけて感じて、あとは自分の頭で考えて「よさそう」と思ったら選んでほしいです。
もちろん周りの人が言ってくれていることにも一理はあるよね。世の中全般の感覚で言えば「タクシー会社は中途でも入れるし、新卒で入らなくてもいいじゃない」というのは普通の感覚。
でも「大卒でなくてもいい=大卒で行っちゃいけない」というわけでもない。今って3人に1人は3年で転職していくよね。そうであれば、タクシーであるか否かということよりも、どれだけ自分を伸ばせる環境が整っている場所に行くかというのを必死で考えた方がいいと思っています。
タクシー乗務員は1人でチャレンジしないといけないことがめちゃくちゃ多いんです。たとえば最初の3年で自分が積み重ねることができる問題解決能力は果てしないものがあります。
でも、たまに腕のいいタクシー乗務員さんでも焦る人がいるんですよ。自分の同級生は営業や経理をしていると聞くと、そういう「営業」や「経理」というスキルが付いているように見える。それに比べてタクシー乗務員のスキルは転職市場でどれだけ役に立つかわからないって言うんです。
それこそ違っていて、この世の中これから「営業や経理だけやってください」「僕それちょっとできます」なんてことは、それこそ最初の半年くらいしか役立たないし、本気になればそういうのはすぐに学べる。それを学ぶべきかどうかも、自分の頭で考えて判断するから意味があるんです。
タクシー乗務員っていうのは、自分の頭で考えて自分の全責任を負って課題解決をする日々なんです。だから自分で行動する力が付く。むしろ仮に3年で転職するとしても、他の会社の営業職よりはるかに多くのものを身に着けて旅立つことができる。これが僕のポジショニングです。
仲尾(司会) Sさん、今の話聞いて何を思ったか後で聞きたいんですけど、僕自身のポジショニングについて話したいと思います。今1200人トータルで新卒入社しています。今後ろにたくさん映してるじゃないですか。この人たちと会って話をしてみてほしいです。親から「え?タクシー?」みたいな反応を、1200人全員が通ってます。
その人たちが、ここに映っているように、こんなに笑って働いて、社内結婚して子供を授かったり、車や家を買ったりしている。彼らの子供たちがあと15年や20年してSさんと同い年になったときに、タクシー乗務員という職業に対して、どんな気持ちを持つのかがすごく楽しみなんですよね。お父さん、お母さん、かっこいいって思うんじゃないかな。
会長から先ほど、日本交通のシェア率や現在地についてのお話がありましたが、新卒の僕らがこの会社で楽しく働いているよというのが集まって、初めてこの夢が完成すると思っています。
Sさんに言いたいのは、とにかく前例となる成功例をたくさん作ることです。僕は5000人採用したいと思っています。日本交通社員の51%が新卒社員になれば絶対に変わります。もしSさんがもし一緒にやっていきたいと言ってくれるのであれば、この場で内定出したいくらい。力を貸してほしいです。
川鍋 構造的に言えば、タクシー業界は若手が少ないのがチャンスですからね。
仲尾(司会) そうですね。若いだけでめちゃくちゃ可愛がられました。
川鍋 日本の人口ピラミッドからすると皆にとって最大のチャンスだし、それでうまくいってるからね。
仲尾 今地方の学生も、たくさん日本交通から入社しています。地元に帰って「なんでそんなに運転うまくなったの」と驚かれたときに「だって1年で地球1周分したもん」っていう後輩の女の子がいて。
川鍋 かっこいいね。
仲尾 僕ら採用側が頑張って「タクシー面白いよ」って言っていくことが大事ですね。これが僕のポジショントークです。
Sさん、どう思いますか?
Sさん 僕らで築いていくという意識を持った方が、僕らもモチベーションをもってできるのかな、いい環境に立たせてもらえるのかなと思いました。
川鍋からのメッセージ
今日はありがとうございます。まさに400万社ある日本の会社の中で日本交通の話を今日聞いてくれたことが素晴らしい。本当にありがとう。
最後は直観なんですよ。皆論理的に考えたいと思うけど、結局はなんとなくが大事。自分の中で考えて、積み重ねた結果としての”なんとなく”は精度が高いんです。さっきのSさんから「周りからネガティブに言われる」って発言があったけど、それに負けちゃう人もいるし、それはしょうがないと思う。
でもどこまで自分の直感や感覚を信じられるか。日本交通に来たら間違いなく成長できる場であることは間違いない。ただそれを皆が応援してくれるわけじゃない。でも逆に言えば、皆がそう思っていないからこそ、チャンスが多いわけです。そこを飛び越えるのは自分の力。たとえ親に反対されたとしても、自分がイキイキと働いて成長していれば、それが親にとっては一番嬉しいんじゃないかと思う。
親御さんは皆さんのことを本気で心配して言ってくれているわけですよ。でも残念ながら親御さんの人生じゃないし、環境も親御さんの時代と違うんですよね。だから、いろんな人に意見を聞いたうえで、最後は自分の頭で、自分の気持ちで判断してほしい。それが日本交通であることを祈ってます。
一緒にタクシーのみならず、日本のモビリティの未来を築いていきましょう!
【おまけ】新卒入社で働いている社員たちの動画
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