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カタクリとヒカゲツツジの山と男体山

宇都宮市の郊外にある古賀志山(583m)は岩場が多く、変化に富んだトレイルが沢山あって楽しい。春浅い頃には、カタクリの咲く野趣あふれる小道を歩く。沢の流れを聴きながら、湿り気のある山道を辿るのも心地よい。
カタクリが咲き、続いてヤマザクラやアカヤシオが咲く頃には、「二枚岩」から「標高点559m(地元呼称 斑根石山)」を巡り、岩陰に咲くヒカゲツツジを見に行こう。
少し休んで遠くを見渡すと、春霞に煙る日光連山が「こちらにもどうぞ」と語りかけてくる。

ヒカゲツツジはやや小ぶりのツツジで、淡く黄色い花が上品で美しい。 ©nishiki atsushi
標高点559m(斑根石山)から、日光連山の男体山(2486m)や大真名子山、小真名子山、女峰山などを望む。男体山の左奥には雪の奥白根が見える。©nishiki atsushi
越冬したルリタテハが暖かな日差しに動き始めた。翅を広げて岩に止まり、縄張りをアピールしているのかもしれない。©nishiki atsushi
小型のチョウのミヤマセセリが日光浴をしていた。幼虫で冬を越して早春に発生するチョウで、茶系の翅と紋様が雑木林の色に調和して可愛い。©nishiki atsushi
枝を高く伸ばしてヤマザクラが各所に咲いている。明るい赤茶色の新葉と白い花の取り合わせは、ソメイヨシノとは違う趣きがある。©nishiki atsushi
アカヤシオの奥に筑波山が霞んで見える。©nishiki atsushi
ヒトリシズカが舞うように咲く。©nishiki atsushi
ニリンソウを見ていると優しい気持ちになる。©nishiki atsushi
山笑う古賀志山に心が和む。©nishiki atsushi

空nyan! 山に登るのは楽しい!

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