兵庫県のお話会にて-その土地に残る風習について-
一軒の古民家に
到着した頃には
夜の22:00を回っていた
兵庫県の神崎郡にある
お家にご縁ありて
泊めて頂くことになります
夜も遅いこともあって
ひとまずその日は
就寝させて頂きます
翌朝、お話会の前に
社の開きがあるので
音葉ファミリーと
お仲間のひとりと共に
とある神社へと向かいます
到着したのは
雨祈（あまごい）神社です
既にお話会関係者の
ご縁ある方々が10人程集まっており
簡単に挨拶を交わしました
それぞれの
自己紹介が終わってから
石柱の社号をみて
珍しい名前の神社だなぁ
と思っていると
隣で須左之助さんが
この「雨祈」は
「雨乞い」の意味があって…
かつてそのための祈りの儀式が
あったことを教えてくれました
干ばつが続けば
雨を降らせるための儀式をおこない
反対に雨が降り続ければ
日照り乞いの祈りを立てる
そして人身御供（ひとみごくう）
として生きた人間を差し出す
そのような風習は地域によって
行われていたようです
そして
今でもその名残を留めている
祭りや風習というのは
形は違えど現存しています
今回は既になかなかに因縁のある
光降ろしの開きになりそうな
気配が漂っています
神楽殿にあがらせて頂き
こちらで光降ろしの運びとなるようです
素足になりあがった先で
それぞれが正座にて
両の手を合わせます
音葉さんの号令の元
光降ろしがはじまります
み歌はゆったりとして
どこか哀しさも混じる音
のようにも感じました
御魂あげの際に
よく聞く印象のある旋律です
しばらくの音葉さんの
み歌の後にお言葉を頂きました
この土地で
かつて行われていたこと
この生贄のような儀式は
結局は自分たちが助かりたいがために
生きた人間を差し出すといったこと
ご利益信仰にすがる
人間の愚かさは今も昔も変わらない
そのために尊き命を
強制的に差し出す術しかなかった
若者がいたと仰います
こんなものはおかしいと
声を出せばその本人が村八分にあう
殺されてもおかしくないような
風潮だったことが想像できます
こういった儀式を
しゃべってはいけないことのように
村で口を噤むような
そんな雰囲気だったようです
人身御供となった
そのご家族や友人は
どう思い、どう感じるだろうか
少し考えを巡らせれば
わかることであろうにと…
もし、
自分の家族がその立場だったら
もし、自分が当事者だったら
その命を自ら差し出せるのか…
コロナ期において
マスクやワク〇ンをしたくないけれど
せざるを得ない方々が大勢いたこと
そして異端な行動を取ると
罰を犯したような目でみる人が
いたことも事実です
同調圧力は
なんとなくの雰囲気でつくられる
度の過ぎたる恐怖や不安、憂いは
目の前の物事を曇らせて
大事なことを見えずらく
させてしまうことを痛感します
人として本質的な部分を
学ぶ必要があるのは
今も昔もさほど
変わらないのかもしれません
もし命を差し出すことで
雨が降るのなら…
雨が止まるのなら…
何かを差し出すことで
神の怒りが静まるようなことは
いっさいになく
神々はそれらを何ひとつ
微塵も望んでいないということです
生贄なんて昔のことでは？
と思われる方もいるかも知れませんが
実際に、恐怖や不安
命に関わることが極まると
人間の我欲というのは
思いがけずよからぬ方向へと
進んでしまう傾向があります
それは時代が違えど
同じであることを
強く感じ入ります
人為を救う手足に
神々は救いの手を差し伸べると
こんなにもわかりやすい言葉で
仰ってくださっているのに
人間とはどうして
こんなにも眼を曇らせて
愚かなことを
繰り返してしまうのでしょうね
神言葉は怒りの声をあらわに
全員でお叱りを受けるような
お言葉となりました
自分の命が愛しいと思うのなら
少しでもその愛を、慈しみを
動物を含めた万物に
せめて他人に対して向けることが
できたらと願うばかりです
哀しい涙が流れた土地こそに
より一層の美しき花々が
咲き誇ってゆきますように
最後まで
ありがとうございました :-)
6月の音葉＊otoha＊
お話し会は-北海道-沖縄-
へと続きます-
お話し会では
神々より各地で授かった大事な言伝
光降ろしのやり方を
具体的にお伝えしております
その土地土地を守る光の灯し手が
全国で増えることを願っております
音葉さんのnoteでは
八百万の神々より預かった
大事ごとを日々noteでも
お伝えしております
最後までお読み頂き
ありがとうございました :->
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