「サクセス荘」という新しい演劇を知って衝撃を受けた話
私は、数ヶ月前に「テレビ演劇 サクセス荘」という作品を知りました。そうです、知るのがめちゃめちゃ遅いんです。
それまで「2.5次元」という世界に足を踏み入れてすらいなかった私の、大きい大きい沼への入口でした。
私より詳しい方はいらっしゃると思いますが、サクセス荘がどんな内容かというと、
普段2.5次元俳優として活動している役者たちが、舞台のようなセットの中で一発勝負の演劇をする。
セリフを噛んでも忘れても、スベってもカットせずそのまま放送される。
というものです。説明が上手くないので、気になる方は是非調べてみてください。すみません。
初めて観たとき、「あ、舞台だ」と思いました。テレビなのに舞台を生で観ているような感覚になったんです。
劇場で観劇したときの緊張感とかハプニングが起こった時の空気の変化とか、役者さん達の熱・気持ちの高ぶり…そういうのが、画面越しなのになぜか見てるこっち側までグッと入り込んできて、すぐハマりました。
そして、今まで「遠い存在だな〜」と感じていた俳優さん達がすごく近く感じて、「目の前であの人達が生きてるんだ」って思いました。画面越しなんですけどね。笑
そう感じたのは、個人的に、大学生になってから演劇サークルに入ったことで「演劇」という世界が身近になったからというのもあるかもしれないし、やっぱり舞台って敷居が高く感じる人もいて、役者さんを目の前で見る機会ってけっこう少ないんじゃないかとも思うのです。
でもテレビというコンテンツで演劇をするこの作品は、今のような舞台を観に行きにくい状況で演劇との距離が開いてしまった人や舞台に抵抗がある人のどちらにとっても距離を縮めてくれる存在だなって感じました。
ちょっと堅い話になっちゃったのでこの辺で。とにかく素敵に面白いのです。
ここで、私の好きなシーズン1第6回の和田雅成(まーしー)さん演じるゴーちゃんのイラストを描いたので載せてみます。
各キャストさんについて話したいことはたくさんあるのですが、長くなりすぎてしまうのでまた今度。
そして、そんなこんなでサクセス荘が大好きになった訳なんですが、シリーズ1から3まで続いたこの作品、なんと映画化するんです。
テレビのシリーズ内でなかなか揃うことがなかった全キャストが揃うということで大興奮の私です。
「映画って…どうなるんだサクセス荘〜〜〜!」
という気持ちで、展開も演出も予想ができないので楽しみで仕方ありません。
今年の年末公開らしいので、それまでに過去の作品をゆっくり観返しておきます。
最後に、テレビ演劇を観る方には、反省会も観てみてほしいなと思います。
撮影の後に、出演した役者さんが撮影を振り返って皆でわちゃわちゃと話しているのですが、役者さん同士の仲の良さとか、試行錯誤を知ることができて和みます。是非。
ではではまた〜。
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