見出し画像

クラフトビールとは?+けやきひろば、春のビール祭りレポート

一足早く夏が来ているような連日の30℃を超す良い天気が続いておりますが、こんな日は冷えたビールが飲みたくなります。CMなどでよく目にする大手ビールメーカーのビールも美味しいですが、今回はここ数年広まり続けているクラフトビールの話をしようと思います。


そもそも「クラフトビール」って何?

大手ビールメーカーではなく、数名でビールを手作りしているブルワリー(ビール醸造所)が提供しているビールのことを「クラフトビール」と呼ばれています。

ビールの種類的にも、ゴクゴク飲める「ラガー」と言うタイプが大手ビールメーカーが作るビールで、チビチビ飲むような味わい深い「エール」と言うタイプがクラフトビールと言う住み分けっぽいものもありましたが、大手ビールメーカーもエールタイプのビールを作ったりと、段々と垣根がなくなってきている状況です。

1995年頃も酒税などの改正で一時期「地ビール」と言う同じようなニュアンスの内容で盛り上がりましたが、段々と下火となってしまいました。

しかし、2000年ぐらいからアメリカでうま味のあるチビチビと味わえるエールビールが広がり、段々と日本でも作られるようになり、2010年ぐらいから「クラフトビール」と言う言葉で現在まで拡大し続け、小さなビール会社のブルワリーが日本で 500 以上まで増え続けています。※アメリカでは数千件のブルワリー数


クラフトビールの美味しさについて

数千にも及ぶビールの作り手が、季節ごとに提供する、
飽きることのない味の多様性がクラフトビールの美味しさだと思います。

定番の大手ビールとは異なる、香りや味わい、生まれて初めて味わう経験ができるのがクラフトビールの美味しさだと思います。

ただ、気に入ったクラフトビールが見つかっても、売り切れてしまうと同じ味わいのクラフトビールがまだ販売されるかどうかは未定と言うのが、残念でもありつつ、一期一会と言う感じがクラフトビールの美味しさを際立たせている部分でもあるかと思います。


クラフトビールの楽しさについて

一度でも感動するような ”当たり” のビールに出会ってしまうと、さあ大変です。日本全国、世界各地への宝探しの始まりです。

全国に増え続けるビアバーなどでお気に入りのクラフトビールを探しに行くと、海外のビール好きの方々も多数いらっしゃるので、クラフトビールを通したコミュニケーションを楽しむのも面白いと思います。

また、全国各地を探し回るのも大変ですので、ビールイベントへの参加もおすすめです。※下記バナーのWebマガジン「ビール女子」さんも情報収集におすすめです。

下記バナーのけやきひろばビール祭りもコロナ過の影響で暫く休止となっていましたが、本当に幅広い老若男女の参加者が、のんびりと周りに配慮しつつ楽しんでいますので、機会があれば皆さんも参加されてみては如何でしょうか。

ビールイベントの醍醐味は何といっても全国から腕に覚えのあるブルワリー
を一度に楽しめることですので、まだ見ぬ財宝が埋もれているやもしれません。


おすすめクラフトビールについて

けやきひろばのビール祭り参加ブルワリーさんの中から、おすすめのブルワリーとビールをメモさせていただきます。

自分の体と相談しながら、何事もほどほどにクラフトビールを楽しんでみてください。それでは!

◆長野のオラホビールさん「キャプテンクロウ」
クラフトビール初めてと言う方でも良いかも。たまにスーパーでも缶で置かれていることがあるので、入手しやすさからおすすめします。

◆愛知のワイマーケットさん「NEW鬼ヶ島V」
どれを飲んでも旨い。なかなかビアバーで見かけないですが、こちらも缶で通販などしているのでおすすめします。

◆三重の伊勢角屋麦酒さん「ねこにひき」
個人的に美味しかったヘイジーと言う濁った感じのクラフトビールがおすすめ。名前もかわいい。

◆大阪のディレイラブリューワークスさん「EYEA OF THE TIGER」
見た目のオシャレ感とは異なり、味は本格派。近くで販売して欲しい今日この頃です。

◆栃木のうしとらブルワリーさん「Hazy Double IPA」
苦くて旨い。味わったことがなければ是非。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?