見出し画像

砂糖菓子の弾丸に撃ち抜かれる~砂糖断ち0日目~

「砂糖菓子に殺される日が来るの。」
彼女は虚ろな目でつぶやく。
彼女が何と言ったのか、聞こえてはいたが私は聞き返した。
「何に殺されるって?」
「砂糖菓子に殺されるのよ。」
「それは何かの比喩?」
「比喩じゃない。現実なの。」
砂糖より甘く / 佐倉宗介 民明書房 より引用

はい、というわけで砂糖をやめようと思う。
というのをアイスミルク:チョコミント~日本初 自分で砕く!! セルフチョコレートクラッシュ~
を食べ終わって宣言する。
なぜ砂糖をやめるのか。
それは砂糖に殺されるからだ、比喩ではなく、、

理由1:ダイエット
私は体質的に毎日アイスクリームやトッポなどの砂糖菓子類を食べずにいられない。砂糖菓子に間違いなく依存している。という意味で病気なのである。自覚症状もあるし、脂肪という形で体で表現もしている
そして夏頃から太りは加速し、今は80kgという過去最高体重になっている。
ここで私の体組成情報を添付する。
身長:182cm
体重:8Xkg (怖くて1週間乗っていない。体重計に。)
体脂肪率:23.2% (怖くて1週間乗っていない。体重計に。)
というわけで見る人が見れば太っていないとか太っているとか色々と意見はあるのだが、太っているかどうかは主観である。
故に私は私をこう思うのだ。太っているのだと。
腹回りにつく「この浮き輪のような脂肪」という使い古されたクリシェが口からスムーズに出るくらいには太ってきている。
太りから目をそらし続けた30代だった。
いや、34歳なのだが。
〜私の太りの歴史〜
30歳になったと同時期にコロナ禍に突入し、仕事は在宅に移行。
運動量の低下とコロナ禍で先行きの見えない未来に不安を感じ、そこから砂糖菓子の摂取量は増え続けていた。
一週間の間、砂糖菓子を食べなかったことなんてここ数年、いやもっと前からだな。
覚えがない。
記憶にない。
何年か前の夏に一ヶ月ほど砂糖を断じたことがあるのだが(あるんかい)
そのときはとても体調が良かった。
体重も自然と減ったのだ。
でも気づけばまた砂糖を摂っていた。
そうして今、このような体になってしまったのだ。
なので、やめたい。
いや、やめようと思った。
異常終了(以上終了)

ここで砂糖菓子を入手するプロセスを書く。
1:服を着る
2:外に出る
3:菓子を売っている場所に行く
4:レジに持っていく
5:代金を支払う
おおまかにこの5つのプロセスで砂糖菓子を手に入れているのではないか、と私は考察した。
で、この中のどれかを実行不能にすれば菓子を手に入れることができなくなるのではないかと考えた。
以下、それぞれを阻害する際に検討した結果をしるす。

1:服を着る
 - 服を切る
 ⇒もったいない
 - 服をすべて捨てる
 ⇒現実的じゃない
 - 全裸で過ごす
 ⇒?
 - ダサい服を着る
 ⇒外に出づらくなる?
 どれも効果はうすそうだ

2:外に出る
 - ドアロック
 ⇒ドアから物理的に出られないようにするという大胆かつ繊細な方法だ。やはり最後は物理を上げて殴って勝つのだ。
というわけで100均でワイヤーロックを買ってきてドアハンドルと何か宅内の動かないものにくくりつけようと思った。のだが、そんなものは存在しなかった。説明が難しいのだが、これは実現することができないのだ。
最高のアイディアだと思ったのだが、これはへそで茶を沸かすくらいに難しいことだったのだ。屏風の虎を捕らえるほど難しいことだったのだ。
というわけでこの案も却下。

3、4は阻害するための妙案がわかなかった

5:代金を支払う
 - 貧乏になる
 ⇒お菓子を買ってしまうならお菓子が買えないくらい貧乏になればいいじゃない。というマリーアントワネット的コペルニクス的展開。だが、本末転倒なのでやめた。いや砂糖菓子を断つという本末は屹立したままなのだろうが、他の色々が転倒する気がしたので却下。
 - 決済手段をなくす★採用
 ⇒これはかなりありである。私は今、決済手段をキャッシュレスに限定している。決済はiPhoneかApple WatchのQUICPayである。ならばiPhoneとApple Watchを封印してしまえばいいのではないか。

というわけでアマゾンで獄門疆を購入した。

砂糖菓子を摂取したくなったらここに決済手段を封印してしまうのだ。
うむ、これを推し案としよう。

というわけで私の長き旅が始まる。
まずは30日間の間シュガーレスで過ごす。
そのため、毎日ここで進捗を報告する。

もし30日を達成することができなかったら読者に1万円のアマゾンギフト券を贈呈してもいい。
それくらいの気持ちはあるのだ。
そうしよう。
30日が達成できなかったとき、そのときはコメントをください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?