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【2040年の未来予測】6Gで自動運転が可能になる

 そうなると、どういう世界が実現するか。まず、自動運転だ。
 公共のバスや電車などは、ネットワークに接続された自動運転になり、輸送や物流なども効率的になるはずだ。
 車両ごとにカメラやレーダーなどを含んだ膨大なセンサーが働き、走行中に周囲の地図が自動的に生成されたり、衝突する可能性がある通行人や車両などの動きなども常時把握されたりしているだろう。
 上空はドローンが行き交い、どこにでも欲しいものを配達してくれるはずだ。 これらは、高速で大容量のデータが通信できることと、通信が途切れなくなり、タイムラグもなくなることで可能になるというわけだ。 遠隔手術も現実になる。カメラとロボットを使って、専門医師が多くの救えなかった命を遠隔で救うはずだ。専門医師が不在だったという理由で、世界では1億件以上の手術が行えていないとの試算もある。
 安定した大容量超高速通信は会議のあり方も変える。クラウド経由で、リアルタイムに翻訳することも可能だ。あなたが日本語しか話せなくても、遅延なく、世界の人と会話ができるようになるはずだ。
 コロナ禍であたりまえになったテレビ会議も、技術的にはSF映画にかつて見られたような、あたかも目の前に人がいるかのような3Dのホログラムによる会話も可能になる。上司が3Dになってもうれしい人は少ないだろうが。
 違う場所にいる人が同空間にいるように感じることができるようになれば、遠隔での教育も進むだろう。

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