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ヤング日経「日曜版」始めました! 初回ゲストはキーン・ジャパンの竹田代表

Voicy日経チャンネル「ヤング日経」はヤングなら、これだけは知っておこう!というニュースを1日5本厳選し、サクッと短くお届けしています。先日、リスナー数が3000を超えました。

番組はこれまで月曜から金曜の午後9時に放送していました。24日から試験的に週末の放送も始めています。初回のゲストは米国発のアウトドアブランド、キーン・ジャパンの竹田尚志代表です。木曜パーソナリティの大塚美幸さんが深く突っ込んでインタビューしています。

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アウトドアの定義とは

竹田氏 キーンは2003年に米国で創業したブランドで、主にアウトドア向け靴を製造している企業です。アウトドアといってもキーンが定義するのは山とか海だけじゃなくて屋根のないところすべて。わざわざ山に登りに行くのではなくて、例えば自宅から会社までの道のりを公園や川に行くなど時間が多少かかったとしてもそういう人生を楽しみしている人に使ってもらいたいというコンセプトです。フィールドにもいけるし、会社にもいける、普段履きもできる。一足で何役にもできる靴を開発して世に送り出しています。

大塚 日々の生活がすごくよくなるような気がしますね。

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消費者の変化

竹田氏 現在の消費者って欲張りでひとつの目的のためにモノを買うというのがなくなってきているんですよね。スポーツの世界やアウトドアギアの世界は高い山を登るためのもの、スキーをするためのものが主流だったんですけど、最近はレインジャケットでも町でも山でも着られるものが増えてきました。
アウトドアのファッションが原宿みたいなおしゃれなところで受け入れられています。もともとワークブランド、作業着みたいなものがファッションになってきた。アウトドアのがっちりしたシューズが街でデニムと合わせてかっこよくなったり、いろんなファッションがミックスされています。キーンもマルチパーパス(複数の目的)のための靴を作っています。

環境保護活動と会社の理念

大塚 キーン・ジャパン全体で災害支援や環境保護活動を積極的にしていますね。

竹田氏 もともと創業者のローリー氏が「この靴が売れ成功した暁には、必ず社会に貢献する」と宣言しました。創業2年目で次の年のマーケティングの予算1億円を2004年に起きたインドネシア・スマトラ沖地震の津波災害の支援に使いました。
いろんな軸があるんですけど、一つはアウトドアブランドなのでアウトドアフィールドが亡くなったら我々のビジネスが亡くなってしまう。まずそれを守るのが目的です。
もう一つは我々が作るものから環境に有害なものを取り除いていくという活動があります。たとえば足の臭いを防ぐため、靴にいままでは化学薬品が使われています。我々は有機素材、菌のようなものを使って臭い成分だけを食っていくような方法を開発しています。
レザーは環境負荷が高くて水をたくさん捨てている。それを循環型の工場を作って環境負荷を抑えています。
最後は災害支援。特に最近の日本の台風や豪雨は気候変動が大きく関与していると思っています。目の前の災害で多くのものを無くして苦労している被災者を支援する活動や「気候危機」をどうやったら低減できるかという活動をしています。

この後も番組では竹田さんのこれまでのボランティア活動、ボランティアに懐疑的な人へのメッセージなどが続きます。ぜひお聴きください。

手前みそになるので大きな声では言いにくいのですが

竹田さんの日経新聞活用術も役立ちますよ!!

今後もヤング日経の週末版をお楽しみに~。







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