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2023/06/13(火)=日経平均は3営業日続伸、33年ぶりに33000円台を回復/英・欧州株は反発/FOMCで政策金利据え置きとの見方から米株堅調/ダウは5日続伸、S&P500・ナスダックは22年4月以来の高値引け


―――【総まとめ】―――

  • 米消費者の1年先のインフレ期待が低下し、2年ぶりの低水準になった

  • ロンドン株式市場は反発、特殊化学品会社クローダ・インターナショナルやオンラインスーパー大手オカドの上昇が寄与

  • 欧州株式市場も反発、独スポーツ用品大手アディダスの上昇とバーンスタインの投資判断引き上げが材料視された

  • ユーロ圏債券では、ECB理事会を前に金利ピーク予想が徐々に縮小、アナリストはECBが25bpの利上げと予想

  • ドイツ2年債利回り低下、指標となる独10年債利回りも低下、イタリア10年債利回りも低下

  • ベルルスコーニ元イタリア首相の死去により、政局不安が予想される

  • 米国株式市場は、FOMCで政策金利が据え置かれるとの見方が強まり堅調、S&Pとナスダックが1年以上ぶりの高値で終了、ダウも5日続伸

  • ハイテク株が堅調に推移し、オラクルは過去最高値を更新

  • S&P500は昨年10月の安値から21%上昇

  • テスラは過去最長となる12日連続上昇で終了

  • 5月の米CPI発表を前に市場は金利据え置きの確率を76%と予想

  • 米金利の低下からの持ち直しにより、ドルは主要通貨に対して上昇、一方で欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落

  • 米金利の上昇を受けて、NY金は続落、ただし、5月の米消費者物価指数の発表を控えたため値動きは限定的

  • NY原油は3営業日続落、中国のエネルギー需要減退懸念や、FRBの追加利上げ観測への警戒感などから売りが優勢

  • FDAの諮問委員会はバイオジェンがエーザイと開発したアルツハイマー病治療薬について完全承認するよう勧告し、バイオジェンは1.5%上昇

  • 日経225先物9月限は前日比240円高の3万2660円で夜間取引を終了

  • 13日の日経平均は3営業日続伸、33年ぶりに33000円台を回復し、半導体関連株やソフトバンクG株が上昇

  • 日経平均は「赤三兵」で地合いの強さを示す一方、25日移動平均線との上方乖離率が6.49%まで上昇し、過熱感も意識される

  • 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占め、輸送用機器、卸売、電気機器、機械など28業種が上昇

  • 日経225先物9月限は前日清算値比610円高の3万3030円で日中取引を終了


◆海外市場まとめ(12日日経)

2023/06/13(火)07:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ダウ工業株30種平均は続伸し、景気敏感株への買いが見られた

  • 5月の消費者調査は1年先の期待インフレ率が2021年5月以来の低水準

  • FRBがFOMCで利上げを見送るとの観測が強まる

  • 10年物国債利回りは3.7%台前半で終え、米10年債入札結果公表後に買いが入った

  • 円相場は1ドル=139円台半ばで取引を終え、円売り・ドル買いが出やすかった

  • 米原油先物相場は続落し、1バレル67ドル台前半で取引を終えた

  • 原油需要の伸びが鈍化するとの見方から、原油先物は売りが優勢

  • ニューヨーク連銀の消費者調査における1年先の期待インフレ率は4.1%で約2年ぶりの低水準

  • 5月のCPIも鈍化すると予想され、インフレに対する懸念が薄れる

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

株式
米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。ニューヨーク連銀が12日に公表した5月の消費者調査は、1年先の期待インフレ率が2021年5月以来の低水準だった。米連邦準備理事会(FRB)が13〜14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの観測が強まり、米経済の下振れ懸念の後退から景気敏感株などに買いが入った。

債券
長期金利の指標となる10年物国債利回りは3.7%台前半で終えた。午前は米10年債入札の前に持ち高調整の売りが優勢だった。午後に結果が公表されると、一転して買いが入った。13日に5月の米消費者物価指数(CPI)、14日にFOMCの結果公表を控え、買いは限られた。

為替
12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=139円台半ばで取引を終えた。FRBが6月に利上げを見送っても、金融引き締め姿勢を維持するとの見方は根強く、円売り・ドル買いが出やすかった。目先の利益を確定する円買い・ドル売りも入り、全体では小動きにとどまった。

商品
米原油先物相場は続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近物は1バレル67ドル台前半で取引を終えた。米景気減速で原油需要の伸びが鈍化するとの見方から、原油先物は売りが優勢だった。

ワンポイント
ニューヨーク連銀の5月の消費者調査における1年先の期待インフレ率は4.1%と、約2年ぶりの低水準でした。13日発表の5月のCPIも4月に比べて鈍化すると予想されています。インフレに対する懸念が薄れるなか、FOMCが政策金利を据え置くとの観測が一段と強まりそうです。

日経

―――【チャート】―――

◆本日の値動き=10分足チャート(日経225先物ミニ9月限)

日経225先物ミニ9月限10分足チャート2023/06/12(月)16:30~2023/06/13(火)15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ9月限)

日経225先物ミニ9月限日足チャート2022/12/14[半年前]16:30~2023/06/13(火)15:15

―――【経済イベント指標】―――

◆2023/06/12(月)の経済指標結果

2023/06/12(月)の経済指標結果

◆2023/06/13(火)の経済イベント予定

2023/06/13(火)の経済イベント予定

―――【欧州市況】―――

◆欧州市場サマリー(12日ロイター)

2023/06/13(火)02:58

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ロンドン株式市場は反発、特殊化学品会社クローダ・インターナショナルやオンラインスーパー大手オカドの上昇が寄与

  • 各国の中央銀行による政策決定を前に、投資家の注目が米消費者物価指数(CPI)に集まる

  • クルーズ運航のカーニバルはJPモルガンの投資評価引き上げにより急上昇、英産業連盟(CBI)は企業投資の低迷などの問題が残るとの見方

  • 欧州株式市場も反発、独スポーツ用品大手アディダスの上昇とバーンスタインの投資判断引き上げが材料視された

  • UBSがクレディ・スイスの救済買収を完了し上昇、人工衛星オペレーターのSESはCEOの退任で急落

  • ユーロ圏債券では、ECB理事会を前に金利ピーク予想が徐々に縮小、アナリストはECBが25bpの利上げと予想

  • ドイツ2年債利回り低下、指標となる独10年債利回りも低下、イタリア10年債利回りも低下

  • ベルルスコーニ元イタリア首相の死去により、政局不安が予想される

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[12日 ロイター]
<ロンドン株式市場>
 反発して取引を終えた。投資家が今週の主要中央銀行による金融政策決定に注目している中、特殊化学品会社クローダ・インターナショナルやオンラインスーパー大手オカドが買われたのが相場を支えた。中型株で構成するFTSE250種指数は0.52%上昇。クローダ・インターナショナルは3.2%高。利益についての警告を嫌気した前週末の急落の反動で買い戻しが入った。FTSE350種化学株指数は1.87%上げた。オカドは3.6%上昇。BNPパリバ・エグザーヌが投資評価を「中立」に引き上げたことが材料視された。投資家は、14日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に関する手がかりを得るため、13日発表の米消費者物価指数(CPI)に注目している。欧州中央銀行(ECB)も15日に金融政策の決定を発表する予定で、来週にはイングランド銀行(英中央銀行)の会合が続く。その他の個別銘柄では、オンライン家電販売のAOワールドが7.8%高。スポーツ用品小売業フレイザーズ・グループによる18.9%の株式取得が材料視され、買いが膨らんだ。証券会社スタイフェルが投資評価を引き上げたITのカイノス・グループは6.0%上昇した。クルーズ運航のカーニバルは12.7%と急上昇。JPモルガンが投資評価を「オーバーウエート」に引き上げたことが好感された。英産業連盟(CBI)は国内経済について今年は景気後退を完全に回避できそうなものの、企業投資の低迷などの根強い問題は残るとの見方を示した。

<欧州株式市場>
 反発して取引を終えた。ドイツのスポーツ用品大手アディダス株が買われたのが押し上げた。投資家は、今週開かれる日米欧の中央銀行の金融政策を決める会合に注目している。ドイツのDAX指数は0.93%上昇した。アディダスが5.5%上げた。バーンスタインが投資判断を「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」へ引き上げたことが好感された。サッカーのアルゼンチン代表、リオネル・メッシ選手が米メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミに移籍することなどがアディダスの米国市場シェアを押し上げるとの見方が背景にある。スイスの金融大手UBSは0.8%高。同業クレディ・スイスの救済買収を完了したことが材料視された。CMCマーケッツのチーフ市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は投資家向けのメモで「UBSのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は過去13年で何度もUBSの再建に携わってきているが、今回は政治が絡んでいることからこれまでで最も難しい仕事になりそうだ」との見方を示した。人工衛星オペレーターのSESは14.6%と急落した。スティーブ・カラーCEOの退任を発表したことが嫌気された。

<ユーロ圏債券>
 域内国債利回りが小幅低下した。ECB理事会を15日に控え、投資家が金利ピーク予想を徐々に縮小させた。今週は米連邦準備理事会(FRB)、ECB、日銀がそれぞれ政策決定会合を行う。アナリストは、ECBが25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定するほか、ハト派的シグナルを出すことを避け、まだカバーすべき領域があることを示すと予想している。しかし、これまでの金融引き締めで基調的なインフレ圧力が緩和し始めたことから、多くの金融機関が預金金利のピークを7月に3.75%とする予想を維持している。ESTR先物は、ECBの預金ファシリティー金利が秋に3.77%程度に達することを示している。ドイツ2年債利回りは一時2.925%まで低下した。終盤は1bp低下の2.968%。先週は3%台に乗せ、約3カ月ぶりの高水準を記録していた。指標となる独10年債利回りは1bp低下し2.374%だった。イタリア10年債利回りは7bp低下し4.051%。独伊10年債の利回り格差は165bpだった。シルビオ・ベルルスコーニ元イタリア首相(86)が12日、入院中のミラノの病院で死去した。ベルルスコーニ氏は現政権に関与していなかったが、その死により今後数カ月間に政局が不安定となる可能性がある。ギリシャと独10年物利回り格差は125bpsに拡大した。

ロイター

―――【要人発言】―――

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/06/13(火)05:10

12日23:21 マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「英データと調査は5月のBOEの予測以来好調を維持」
「4%の賃金上昇ではCPIを2%に戻すのは困難」
「5月以降の予想外のCPI上昇はコア商品と食品価格が要因」

※時間は日本時間

OANDA証券

◆日経225先物:13日夜間取引終値=240円高、3万2660円

2023/06/13(火)06:03

 13日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日比240円高の3万2660円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万2434円に対しては226.00円高。出来高は1万9677枚だった。
 TOPIX先物期近は2249ポイントと前日比12.5ポイント高、TOPIX現物終値比10.23ポイント高だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        32660     +240    19677
日経225mini        32660     +245   314655
TOPIX先物         2249     +12.5    13509
JPX日経400先物      20465     +120    2232
マザーズ指数先物      808      +11    2239
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の必読5本(13日ブルームバーグ)

2023/06/13(火)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 強気相場入り後のS&P500種株価指数について、モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスが異なる見解

  • デービッド・コスティン氏はテクノロジー株の上昇が他セクターに広がると予想

  • マイケル・ウィルソン氏は弱気相場の終わりに疑問を投げかける

  • サバ・キャピタルのボアズ・ワインスタイン氏、市場は常に間違うと主張、楽観にあふれ上昇続ける株式市場か、悲観にあふれ利下げを示唆する債券市場か

  • ワインスタイン氏、経済の行方については複数の可能性を考慮すべきと語る

  • ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモンCEO、インフレの継続と利上げの可能性を示唆

  • ソロモン氏、経済環境が引き締まるも強靱な経済に驚き、ソフトランディング可能との見解

  • 米消費者の1年先のインフレ期待が2年ぶりの低水準に

  • NY連銀の調査、消費者がファイナンスに対して不安を強めていることを示す

  • ナスダックが金融ソフトウエアメーカー、アデンザを過去最大の買収で取得

  • 今回の買収は105億ドル規模、トーマ・ブラボーがナスダックの株式14.9%を保有

  • アデンザ、金融サービス業界向けにソフトウエアを販売

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

13日に発表される5月の消費者物価指数(CPI)を前に、12日の米株式市場では積極的な取引は手控えられました。CPIは前年同月比4.1%上昇が予想されており、実際にそうなれば2021年3月(2.6%上昇)以来の低い伸びとなります。ブルームバーグ商品指数も5月に6%余り低下しており、5月のインフレ鈍化を示唆しています。ただ、問題はその後。同商品指数は現在、5月末とほぼ同水準にあり、一段と下がっているわけではありません。利上げが一時停止されても、すぐに再開されるとの思惑がくすぶっています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

強気相場入り後は
S&P500種株価指数が強気相場入りした後の動きについて、モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス・グループが異なる見方を示した。ゴールドマンのデービッド・コスティン氏は急上昇したテクノロジー株に他のセクターが追いつく形で上昇が続くと予想。一方、モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は1940年代の弱気相場ではS&P500種が24%上昇した後に新たな安値を付けたことを指摘。「弱気相場が終わったと公式に宣言する向きが増えているが、当社は2023年の利益見通しに基づきこれに異を唱える」と論じた。

「常に間違う」
ヘッジファンド運用会社サバ・キャピタル・マネジメントの創業者ボアズ・ワインスタイン氏は今週、市場は「常に間違う」と述べた。異なる資産クラスが矛盾したシグナルを送る現在、どの市場が一番間違っているかが大きな問題だ。少数の大型テクノロジー銘柄に限られていた上げが、今週に入り裾野を広げる顕著な兆候を示した米国株市場か。悲観にあふれ利下げへの賭けが急激に増加している債券市場か。ワインスタイン氏は景気見通しにとらわれ過ぎるのは間違いだと言う。「経済の行方について幅のある複数の道筋を考えるべきだ」と語った。

追加利上げも
米ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は12日、インフレが根強く続く中、米金融当局はなお利上げを実施する可能性があるとの考えを示した。「インフレはやや粘着性が強まっている」とし、「金利がさらに高くなる可能性は十分ある」と発言。「もしそうなれば、恐らく経済環境はもう少し厳しくなるだろう」と述べた。経済環境の引き締まりにもかかわらず、経済が強靱(きょうじん)であることに驚いていると語り、「想定していたよりもかなりのソフトランディングとなって、どうにか切り抜けることができるかもしれない」と付け加えた。

2年ぶり低水準
米消費者の1年先のインフレ期待は5月に低下し、2年ぶり低水準となったことが、ニューヨーク連銀の調査で明らかになった。NY連銀が12日発表した5月の消費者期待調査によると、1年先のインフレ期待(中央値)は前月から0.3ポイント下げて4.1%と、2021年5月以来の低水準。3年先のインフレ期待は3%、5年先は2.7%となり、共に0.1ポイント上昇した。消費者が自身のファイナンスに対して不安を強めていることも示された。1年後の所得の伸びに関する期待は2.8%と、前月の3%から下げた。

ソフト会社買収
ナスダックは金融ソフトウエアメーカー、アデンザをプライベート・エクイティ(PE、未公開株)投資会社トーマ・ブラボーから買収することで合意した。ナスダックにとっては過去最大の買収となる。発表資料によれば、現金・株式交換による今回の買収は105億ドル(約1兆4600億円)規模となる。買収合意の一環としてトーマ・ブラボーはナスダックの株式14.9%を保有し、ナスダックの取締役会で1議席を得るという。アデンザは銀行や資産運用会社、証券取引所など金融サービス業界向けにソフトウエアを販売している。

その他の注目ニュース
ベルルスコーニ氏死去、86歳-実業家から伊首相、相次ぐ不祥事も
トヨタ副社長、EV150万台達成に自信-需要増視野に生産体制も準備
BNPパリバが円金利トレーディング拡大、人材不足下で若手採用強化

ブルームバーグ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(13日ロイター)

2023/06/13(火)06:33

・バイデン氏、連日で根管治療 NATO事務総長との会談延期
・中南米金融市場=チリペソ2%安、外貨準備高拡大策で
・NY外為市場=ドル小幅高、中銀会合やインフレ統計控え様子見
・〔表〕NY外為市場=対ドル/各国通貨相場(12日)
・米金融・債券市場=長期債利回り上昇、CPIとFOMCに注目
・仏大統領、ウクライナに一段の軍事支援確約 独・ポーランド首脳と会談
・*TOP NEWS* 海外主要ニュース一覧(13日)
・シカゴ日経平均先物(12日)
・ウクライナ軍は前進、必要な損失与える=ゼレンスキー大統領
・トランプ氏、マイアミ入り 13日罪状認否へ 支持なお揺るがず
・米国務長官ら世界要人、哀悼の意 ベルルスコーニ氏死去で
・米国株式市場=S&P500・ナスダック22年4月以来の高値、オラクルが高い
・原油先物3ドル安、ゴールドマンが原油価格予想引き下げ
・米、中国スパイ施設巡りキューバに懸念伝達=NSC調整官
・米財政収支、5月は2400億ドルの赤字 メディケア支出急増
・米国務長官ら世界要人、哀悼の意 ベルルスコーニ氏死去で
・ウ軍、南東部で新たに3集落奪還 反攻で6.5キロ前進=国防次官
・米政権、中国の対外スパイ活動に外交手段行使=ブリンケン長官
・ベルルスコーニ元伊首相死去、メディア界重鎮から政界に転身 86歳
・米経済、予想より強靭 物価上昇やや根強い=ゴールドマンCEO
・FTC、マイクロソフトのゲーム大手買収で差し止め請求=関係筋
・欧州市場サマリー(12日)
・欧州株式市場=反発、ドイツ株が押し上げ 主要中銀会合を注視
・中国、キューバ情報収集施設を19年に増強=米国務長官
・ウクライナ反攻、方向性語るのは尚早 米は支援最大化=ブリンケン長官
・ロンドン株式市場=反発、中銀決定控えて買い優勢
・黒海穀物合意、ロシアによる7月破棄を懸念=国連事務総長
・UBS、クレディ・スイス買収完了 富裕層向け事業で影響力拡大へ
・米消費者の1年先インフレ期待、2年ぶり低水準=NY連銀
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り低下、15日のECB理事会待ち
・バイデン氏、連日で根管治療 NATO事務総長との会談延期
・ウクライナ南部、ロシア軍の攻撃で1人死亡 前線近くの集落
・英中銀による金融引き締め終了の微調整は困難=マン委員
・米FDA、オミクロン「XBB」対象ワクチン推奨=スタッフレビュー
・インド5月CPI、4.25%上昇 2年4カ月ぶり低水準
・EXCLUSIVE-パキスタン、ロシア産原油の輸入開始 決済は人民元建て
・BUZZ-南アランド急伸、投資家心理が改善
・G7、ウクライナ産穀物の盗難対策に取り組む=英食糧・農業相
・世界の運用可能核兵器、22年に微増 「危険な局面」=SIPRI
・ベルルスコーニ元伊首相死去、メディア界重鎮から政界に転身 86歳
・PIMCO、ドルをアンダーウエートと判断=債券担当CIO
・JPモルガン、米富豪による性被害者と和解 和解金2.9億ドルか
・中国主席、国交樹立のホンジュラス大統領と会談 発展支援を表明
・米、ユネスコに7月復帰へ 事務総長「多国間主義への信頼示す」
・プーチン氏、ベルルスコーニ氏に哀悼 「真の友人で優れた政治家」
・政府、防衛増税の先送り検討 25年以降に=関係筋

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(13日ロイター)

2023/06/13(火)06:18

●ベルルスコーニ元伊首相死去、メディア界重鎮から政界に転身 86歳
シルビオ・ベルルスコーニ元イタリア首相(86)が12日、入院中のミラノの病院で死去した。政界に転じる前は実業家で、イタリア最大のメディア企業を創設したことで知られる。

●トランプ氏、マイアミ入り 13日罪状認否へ 支持なお揺るがず
機密文書持ち出しなどを巡り起訴されたトランプ前米大統領は、フロリダ州マイアミの連邦裁判所で13日に行われる罪状認否に出廷するため、12日午後、自家用機で現地入りした。

●再送-UPDATE 1-バイデン氏、連日で根管治療 NATO事務総長との会談延期
米ホワイトハウスは12日、バイデン大統領が前日に続き歯の根管治療を受けたと発表した。同日予定されていた一連の公務はキャンセルされ、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長との会談も13日に延期となった。

●米国務長官ら世界要人、哀悼の意 ベルルスコーニ氏死去で
シルビオ・ベルルスコーニ元イタリア首相(86)が12日他界したことを受け、各国首脳らから相次いで哀悼の意が寄せられた。

●米消費者の1年先インフレ期待、2年ぶり低水準=NY連銀
米ニューヨーク連銀が12日発表した5月の消費者調査で、1年先のインフレ期待が4.1%と4月の4.4%から低下し、過去2年間で最も低い水準になったことが分かった。

●米経済、予想より強靭 物価上昇やや根強い=ゴールドマンCEO
米金融大手ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は12日、物価上昇はやや根強いものの、米経済には予想よりもレジリエンス(強靭性)があったと述べた。

●FTC、マイクロソフトのゲーム大手買収で差し止め請求=関係筋
米連邦取引委員会(FTC)は米マイクロソフトによるゲーム大手アクティビジョン・ブリザード買収を阻止するため差し止め請求を行うと、事情に詳しい関係者が12日に述べた。

●世界の運用可能核兵器、22年に微増 「危険な局面」=SIPRI
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は12日、各国が長期戦力の近代化と拡大を進めた結果、2022年に運用可能な核兵器の数がやや増加したと発表した。世界は危険な局面に入りつつあると警告している。

●PIMCO、ドルをアンダーウエートと判断=債券担当CIO
米資産運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO、ピムコ)のグローバル債券部門のアンドリュー・ボールズ最高投資責任者(CIO)は12日、一部ファンドの投資判断について米ドルを「アンダーウエート」、英国債を「オーバーウエート」としたと明らかにした。

●中国主席、国交樹立のホンジュラス大統領と会談 発展支援を表明
中国の習近平国家主席は12日、中米ホンジュラスのカストロ大統領と北京で会談し、ホンジュラスの経済発展を支援するとしたほか、「可能な限り早期に」ホンジュラスとの自由貿易協定(FTA)に関する協議を開始する意向があると表明した。中国国営中央テレビが伝えた。

ロイター

―――【米国市況】―――

◆NY株式市場クローズ(12日)

米国市場(日本時間2023/06/13(火)06:34現在)

◆米国株式市場UPDATE=S&P500・ナスダック22年4月以来の高値、オラクルが高い(12日ロイター)

2023/06/13(火)06:31

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国株式市場では、S&P総合500種とナスダック総合が1年以上ぶりの高値で終了した

  • ハイテク株が堅調に推移し、オラクルは過去最高値を更新

  • 主要銘柄の引き上げにより、S&P500は昨年10月の安値から21%上昇

  • テスラは過去最長となる12日連続上昇で終了

  • S&Pの11の業種別指数のうち8業種が上昇し、情報技術が上昇率トップ

  • 5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に市場は金利据え置きの確率を76%と予想

  • FRBが経済指標次第の姿勢を継続する可能性があり、利上げが排除されたわけではない

  • JPモルガンの目標株価引き上げを受けてオラクルは一時7%上昇し過去最高値を更新

  • ナスダックは金融関連ソフトウエアを手掛けるアデンザを105億ドルで買収すると発表し、約12%下落

  • FDAの諮問委員会はバイオジェンがエーザイと開発したアルツハイマー病治療薬について完全承認するよう勧告し、バイオジェンは1.5%上昇

  • ブロードコムは6.3%急伸し、米クラウド企業VMware買収案についてEU当局が条件付きで承認するとの報道を受けた

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[12日 ロイター]米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が2022年4月以来、1年超ぶりの高値で引けた。インフレ指標や連邦準備理事会(FRB)の政策決定待ちの雰囲気が広がる中、四半期決算の発表を控えた米ソフトウエア大手オラクルが過去最高値を記録するなどハイテク株が堅調を維持した。S&P500はアマゾンやアップル、テスラなど主要銘柄がけん引する形で昨年10月の安値から21%戻しており、投資家の中には強気相場に入ったとの見方がある。ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「10月の安値から遠ざかれば遠ざかるほど投資家の自信が増す。おそらく投資家の楽観度が高まっており、これは良い兆しだ」と述べた。テスラは2.2%高で終了し、過去最長の続伸記録となる12日連続上昇となった。S&Pの11の業種別指数のうち8業種が上昇。情報技術が2.07%高で上昇率トップとなり、一般消費財の1.74%高がこれに続いた。13日は5月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、伸び率が若干鈍化したと見込まれているがコアのインフレ率は高止まりするとみられている。CMEグループのフェドウオッチ・ツールによると、13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)について市場は金利据え置きの確率を76%で織り込んでおり、市場が織り込む7月利上げの確率も71%と高い。サーチュイティの共同最高投資責任者(CIO)であるディラン・クリーマー氏は「FRBが経済指標次第の姿勢を継続する可能性があるため、将来的に利上げが排除されたとは考えないが、短期的には据え置くとみている」と述べた。オラクルは一時7%上昇し過去最高値を更新。JPモルガンが目標株価を引き上げたことを受けた。引け後の時間外取引でも決算発表を受けて3.5%上昇している。金融市場運営のナスダックは約12%下落。金融関連ソフトウエアを手掛けるアデンザを105億ドルで買収すると発表したことについて、市場では高額な賭けとして嫌気された。バイオジェンは1.5%上昇。米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は同社がエーザイと開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について完全承認するよう勧告した。半導体大手ブロードコムは6.3%急伸。米クラウド企業ヴィエムウェア(VMウェア)買収案について、欧州連合(EU)当局が条件付きで承認するとロイターが報じたことを受けた。S&P500採用銘柄では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2対1の比率で上回った。米取引所の合算出来高は102億株と比較的低調。直近20営業日の平均は106億株。

ロイター

◆米国株式市場(12日SMBC日興証券)

2023/06/12(月)の米国株式市場(SMBC日興証券)

◆NY市場マーケットコメント(12日SBI)

2023/06/13(火)08:20

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米金利の低下からの持ち直しにより、ドルは主要通貨に対して上昇、一方で欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落

  • FOMCで政策金利が据え置かれるとの見方が強まり、米株式市場は堅調、特にソフトウェア大手が買われたことでナスダックは上げ幅を拡大

  • 米金利の上昇を受けて、NY金は続落、ただし、5月の米消費者物価指数の発表を控えたため値動きは限定的

  • NY原油は3営業日続落、中国のエネルギー需要減退懸念や、FRBの追加利上げ観測への警戒感などから売りが優勢

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

・NY市場では、米国の主要な経済指標の発表がなく新規材料に乏しい中、米金利の低下に連れてドルは序盤から軟調な動きとなった。その後は、米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.710%から3.791%まで上昇するなど、米金利が持ち直したことから、ドルは主要通貨に対して上昇となり、ドル/円は序盤の安値139.09から139.77まで上昇した。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したものの、ドル/円の上昇に連れて対円では底固い動きとなった。

・ダウ平均株価は5営業日続伸、ナスダックは3営業日続伸。FOMCで政策金利が据え置かれるとの見方が強まっており、主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。さらに、四半期決算の発表を控えた米ソフトウエア大手が買われたことから、ナスダックは上げ幅を拡大した。ダウ平均は終値ベースで4/28以来、ナスダックは昨年4/19以来の高値を更新した。

・NY金は続落。米金利が上昇したことを受けて、金の売りが優勢となった。ただ、5月の米消費者物価指数の発表を控えていることもあり、値動きはやや限定的だった。

・NY原油は3営業日続落、終値ベースで3月中旬以来、約3ヵ月ぶりの安値。引き続き、中国のエネルギー需要減退懸念や、FRBの年内の追加利上げ観測への警戒感から売りが優勢となった。さらに、ドルがユーロなどに対して下落したことも圧迫要因となった。

2023/06/12(月)のNY市場マーケットコメント(SBI)

◆日経225先物(寄り前コメント)=重要イベントを前にショートカバーが強まりやすく、軟化する局面では押し目狙いのロング対応に

2023/06/13(火)08:11

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国市場は主要な株価指数が上昇、大型テック株や半導体株、景気敏感株が買われる一方で、エネルギー、銀行、家庭用品・パーソナル用品が低調

  • シカゴ日経平均先物(9月限)は大阪比255円高の3万2675円、日経225先物は日中大阪比40円高の3万2460円で始まり、終盤には3万2690円まで上昇

  • 米国で利上げを見送るとの観測が強まることから、日経225先物の押し目買い意欲が見られ、ショートカバーの動きが強まったと思われる

  • 米CPI発表を控えているが、日経225先物は上昇傾向、切り上がるボリンジャーバンドの+1σと+2σに沿ったトレンドを継続する見込み

  • VIX指数が15.01に上昇し、投資家心理が神経質に、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.49倍、米国市場の流れを引き継ぐ見込み

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 32660 +240 (+0.74%)
TOPIX先物 2249.0 +12.5 (+0.55%)
シカゴ日経平均先物 32675 +255
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 12日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。5月のNY連銀製造業景況指数がマイナス31.8と2020年4月以来の大幅低下となり、1年先のインフレ期待は4.1%と21年5月以来の低水準だった。13、14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの観測が一段と強まり、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>など大型テック株が買われたほか、半導体株や景気敏感株の上昇が目立った。13日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)では、コアCPIの上昇率も減速すると予想されている。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、自動車・同部品、小売が上昇した一方で、エネルギー、銀行、家庭用品・パーソナル用品がさえない。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比255円高の3万2675円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中大阪比40円高の3万2460円で始まり、直後に付けた3万2440円を安値に切り返し、3万2590円まで買われた。買い一巡後は同水準で上値を抑えられる展開が続き、利食いも見られた。ただし、下値を徐々に切り上げるなか、終盤にかけて3万2590円を上放れると一気に3万2690円まで上げ幅を広げ、3万2660円でナイトセッションの取引を終えた。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国ではFOMCで利上げを見送るとの観測が一段と強まり、ハイテク株主導の上昇となった。この流れを受けて、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価をけん引する展開が見込まれる。日経225先物は、3万2590円辺りで上値を抑えられる状況が見られたが、下値を切り上げていたことから押し目買い意欲の強さがうかがえた。そのため、終盤にかけてショートカバーの動きが強まったようである。

 米CPI発表を控えて手掛けづらいところではあるが、日経225先物は7日に付けた3万2660円を突破したことで、ショートカバーを交えた上昇になりそうだ。切り上がるボリンジャーバンドの+1σと+2σに沿ったトレンドを継続するなか、3万2980円辺りまで切り上がってきた+2σが意識されてくるだろう。オプション権利行使価格の3万2500円を上放れたことにより、3万2500円から3万3000円のレンジを想定。

 VIX指数は15.01に上昇した。7営業日ぶりに節目の15.00を上回ってきており、ボトム圏での推移ではあるものの、投資家心理をやや神経質にさせそうである。昨日は後場の取引開始直後に下に仕掛ける動きが見られたが、短期的な売り仕掛けには注意しつつ、軟化する局面では押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.49倍だった。ボリンジャーバンドの+1σを挟んだ推移を見せており、米国市場の流れを引き継ぐようだと、NT倍率は14.50倍を挟んだ保ち合いを上放れてくる可能性がありそうだ。

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物:13日清算値=610円高、3万3030円

2023/06/13(火)15:17

 13日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日清算値比610円高の3万3030円で取引を終えた。出来高は7万2852枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万3018.65円に対しては11.35円高。

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(13日)


◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陽線」、「赤三兵」で地合いの強さ示唆(13日ロイター)

2023/06/13(火)15:30

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 東京株式市場で日経平均は前営業日比234.95円高の32,668.95円でスタート、終値は33,018.65円で、1990年7月以来の高水準となった

  • 前日の米株高を引き継ぎ、指数寄与度の大きな銘柄や主力株が堅調、TOPIXは1.11%高の2,263.61ポイントで前場の取引を終了

  • 東証プライム市場の売買代金は1兆9,806億2,500万円、値上がりが1,244銘柄(67%)、値下がりは515銘柄(28%)、変わらずは74銘柄(4%)

  • 東京エレクトロンは3.5%高、アドバンテストは3.7%高、トヨタ自動車は4.4%高、ソフトバンクグループは5.5%高

  • マザーズ総合は前営業日比1.07%高の806.22ポイントで3日続伸、東証グロース市場指数は0.94%高の1,024.03ポイント

  • 新規上場のABEJAは初値が付かず、AI inside、GA technologiesがストップ高で取引終了

  • 日経平均は「赤三兵」で地合いの強さを示す一方、25日移動平均線との上方乖離率が6.49%まで上昇し、過熱感も意識される

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[東京 13日 ロイター]
<08:28> 寄り前の板状況、ベステラが買い優勢 日本リーテックは売り優勢

<09:08> 日経平均は続伸で寄り付く、33年ぶり高水準 半導体関連株が堅調
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比234円95銭高の3万2668円95銭と、続伸してスタートした。その後も上げ幅を拡大し、1990年7月以来33年ぶりの高水準で推移している。前日の米半導体株高を受け、東京市場でも指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が堅調で指数を押し上げている。個別では、東京エレクトロンが2.4%高、アドバンテストが3.6%高、主力のトヨタ自動車は3.5%高で推移している。

<10:24> 日経平均は上げ幅拡大、指数寄与度の大きい半導体関連がけん引
日経平均は上げ幅を拡大し、現在は前営業日比約400円高の3万2800円台前半で推移している。市場では「そこそこ幅広く買われているが、やはり米国市場の流れを受け、半導体関連株の上昇が目立つ」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロンが3.4%高、アドバンテストが3.7%高と堅調。オープンAI(人工知能)のアルトマンCEO(最高経営責任者)と孫正義氏が面会との報道が伝わったソフトバンクグループはは6.6%高で、3銘柄で指数を210円程度押し上げている。

<11:45> 前場の日経平均は大幅続伸、バブル後高値 90年7月以来の水準
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比512円49銭高の3万2946円49銭と大幅に続伸した。前日の米株高の流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きい銘柄や主力株が堅調で、指数を押し上げた。日経平均は1990年7月以来、33年ぶりの高水準となり、バブル後の高値を更新した。日経平均は234円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、一時約560円高の3万2995円35銭まで上昇した。前日の米ハイテク、半導体株高を受け、東京市場でも指数寄与度の大きい半導体関連が堅調で指数をけん引した。野村証券の小高貴久シニア・ストラテジストは「米国の利上げや足元の景気に対する懸念などはある程度消化されつつあり、それよりも長期での株式市場の方向性を見極める動きに変わってきている」と指摘。(日経平均は)先物を超えて上昇していることから、なかなか説明がつかない領域になってきている、とも述べた。後場については、3万3000円を心理的節目と意識しながらの動きになるのではないかという。TOPIXは1.11%高の2263.61ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆9806億2500万円だった。東証33業種では、値上がりは輸送用機器や卸売、ゴム製品など27業種で、値下がりは海運やパルプ・紙、鉱業など6業種だった。 個別では、東京エレクトロンが3.5%高、アドバンテストが3.7%高と、半導体関連株が堅調。電気自動車(EV)向けの全固体電池の実用化を2027─28年に目指す方針を明らかにしたトヨタ自動車は4.4%高、オープンAI(人工知能)のアルトマンCEO(最高経営責任者)と孫正義氏が面会との報道が伝わったソフトバンクグループはは5.5%高だった。一方、前日に買われたエーザイは3.8%安と軟調だった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1244銘柄(67%)、値下がりは515銘柄(28%)、変わらずは74銘柄(4%)だった。

<13:15> 後場の日経平均は堅調、3万3000円台回復 値がさ株が押し上げ
後場に入り日経平均は上げ幅を拡大して3万3000円台を回復し、1990年7月以来の高水準となった。現在は前営業日比約650円高の3万3000円台後半で推移している。前場に続き指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株の一角がしっかりで、指数を押し上げた。セクター別では輸送用機器、卸売などがじり高となっている。個別では、ファーストリテイリングが3%高、ソフトバンクグループが6.1%高、東京エレクトロンが4.5%高で推移。市場では「新規材料が出たというわけではなく、地合いの強さから買い圧力が強まっている印象」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。一方で「足元の水準は実質的な真空地帯で振幅も大きくなりやすく、大幅下落のリスクも警戒される」(同)という。

<15:07> 新興株はマザーズが3日続伸、新規上場のABEJAは値付かず
新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比1.07%高の806.22ポイントと3日続伸した。市場では、「きょうからIPOラッシュが始まる中、6月はセカンダリー投資も活発になりやすい季節性があり、中小型株への買いが広がったようだ」(国内運用会社・ポートフォリオマネージャー)との声が聞かれた。テクニカル面では、「窓」を開けて上振れているほか、2022年12月2日以来、約半年ぶりに節目の800ポイントを回復した。東証グロース市場指数は同0.94%高の1024.03ポイントだった。きょうグロース市場に新規上場したABEJAは初値が付かず、差し引き約106万株の買い気配で終了した。個別では、AI inside、GA technologiesがストップ高で取引を終えたほか、CYBERDYNEが堅調に推移した。一方、フューチャーリンクネットワーク、Arent、KIYOラーニングが軟調だった。

<15:27> 日経平均・日足は「中陽線」、「赤三兵」で地合いの強さ示唆
日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「中陽線」となった。終値は3万3018円65銭。陽線が3連続して出現し「赤三兵」となり、地合いの強さを示している。一方で、25日移動平均線(3万1005円84銭=13日)との上方乖離率は6.49%まで上昇し、やや過熱感の高まりも意識される。「25日線との上方乖離率が7%程度まで上昇すると調整ムードに入るリスクがあり、下押し圧力も警戒される」(国内証券・投資調査部長)という。

ロイター

◆日本株市況クロージング=指数インパクトの大きい値がさ株がけん引し、33年ぶりに33000円台を回復(13日フィスコ)

2023/06/13(火)15:51

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 13日の日経平均は3営業日続伸、33年ぶりに33000円台を回復し、半導体関連株やソフトバンクG株が上昇

  • 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占め、輸送用機器、卸売、電気機器、機械など28業種が上昇

  • 週明けの米国市場は、1年先の期待インフレ率が2年ぶりの低水準となり、主要株価指数は上昇、トヨタが全固体電池を搭載したEV投入を予定

  • 米国の利上げ長期化への懸念は一旦後退、しかし3年・5年先の期待インフレ率は上昇、CPI発表を受けた米国市場の動きに注目が集まる

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

13日の日経平均は3営業日続伸。584.64円高の33018.65円(出来高概算14億1000万株)と、33年ぶりに33000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場はハイテク株主導で上昇した流れを受け、半導体関連株が軒並み上昇したほか、チャットGPTを手掛ける米オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO)がソフトバンクG<9984>の孫正義会長兼社長と面会し、「一緒に連携できる可能性について話した」などと伝わったことから、同社株も上伸。日経平均は後場中盤に33127.36円まで上げ幅を広げた。その後は、米国で今夜発表される消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいと考える投資家が多く、こう着感が強まったものの、日中高値圏での推移となった。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、輸送用機器、卸売、電気機器、機械など28業種が上昇。一方、パルプ紙、電気ガス、海運など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG、アドバンテス<6857>が堅調で、これら4銘柄で日経平均を320円超押し上げた。半面、エーザイ<4523>、オリンパス<7733>、資生堂<4911>が軟化した。

週明けの米国市場は、この日発表されたニューヨーク連銀の消費者調査で、1年先の期待インフレ率が4.1%と、2年ぶりの低水準となり、利上げ長期化懸念が後退、主要株価指数は上昇したことが、センチメントを明るくさせた。また、トヨタ<7203>が2027年にも全固体電池を搭載した電気自動車(EV)を投入すると伝わり、全固体電池関連株などに値を上げる銘柄が目立った。後場に入ると、持たざるリスクから海外投資家などによる先物買いが一段と強まった。

米国の利上げ長期化への懸念は一旦後退したが、3年・5年先の期待インフレ率はわずかに上昇しており、依然として警戒は必要だろう。また、米国では今夜、5月のCPIが発表される。コア指数が明確にピークアウトした様子が明らかになれば、FOMCでの利上げ見送りへの見方が強まるだけに、米国株高を通じた日本株買いの流れが続く可能性があり、CPIを受けた米国市場の動きに注目が集まっている。

フィスコ

◆今日の日本株市場(13日SMBC日興証券)

2023/06/13(火)の日本株市場(SMBC日興証券)

◆日経225先物(引け後コメント)=短期調整を交えながらも、ショートカバーが指数を押し上げる需給状況

2023/06/13(火)18:46

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経225先物(9月限)は前日比610円高の3万3030円で取引を終了、後場ではショートカバーが強まり一時3万3080円まで上昇

  • ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、アドバンテストの動きが日経平均株価を押し上げ

  • 3万円回復で下落をにらんだ商いが積み上がり、ショートカバーが指数を押し上げることが予想される

  • ボリンジャーバンドの+2σを若干下回るが、ナイトセッションでは+2σは3万3220円まで切り上がる

  • トヨタ自動車が5%を超える上昇で年初来高値を更新、出遅れセクターなどで修正の動きも見られる

  • NT倍率は先物中心限月で14.59倍に上昇し、2022年8月高値の14.58倍を上回る

  • 日経225先物の手口面では、ABNアムロ、ソジェン、BNPパリバが売り越し、野村、ドイツ、JPモルガンが買い越し

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限
日経225先物 33030 +610 (+1.88%)
TOPIX先物 2263.0 +26.5 (+1.18%)

 日経225先物(9月限)は、前日比610円高の3万3030円で取引を終了。寄り付きは3万2640円と、シカゴ日経平均先物(3万2675円)にサヤ寄せする格好から買いが先行した。直後に付けた3万2590円を安値に切り返し、前場に3万2620円~3万2750円辺りの保ち合いを上放れると、ランチタイムでは3万2900円を挟んだレンジ推移となった。後場開始後にショートカバーが強まり一気に3万3080円まで買われ、買い一巡後は3万2920円~3万3020円処で保ち合いを継続した。
 日経225先物は、朝方こそ7日につけた3万2660円辺りで売り買いが交錯する場面も見られたが、指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]の強い動きが日経平均株価を押し上げたことで、ショートカバーも強まったようだ。急伸後にこう着する場面が幾度かあったが、その都度、下値を切り上げる格好で一段の上昇を見せるなど、押し目買い意欲の強さが意識されていた。
 ダブルインバースの建玉が高水準であることから、3万円回復で下落をにらんだ商いが積み上がったと考えられ、引き続きショートカバーが指数を押し上げることになりそうだ。米国では5月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えているが、予想通りに減速となれば、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げを見送るとの観測が一段と強まることになりそうだ。
 日経225先物はボリンジャーバンドの+2σを捉えてきたことから、3万3080円まで買われた後は、+2σを若干下回っての推移だった。ただし、ナイトセッションでは+2σは3万3220円まで切り上がってきており、短期的な調整を交えるとしても、引き続きショートは避けておきたい。また、本日は指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引していたが、トヨタ自動車<7203>が5%を超える上昇で年初来高値を更新した。出遅れセクターなどで修正の動きも目立ってきており、調整局面での押し目買い意欲は強そうだ。
 NT倍率は先物中心限月で14.59倍に上昇し、2022年8月高値の14.58倍を上回った。いったんは達成感からNTロングの巻き戻しが入りやすいと考えられるが、ボリンジャーバンドの+1σを上回り、14.73倍辺りで推移する+2σへのトレンドに向かいそうだ。そのため、目先的にはNTロングの巻き戻しを想定しつつも、+1σに接近する局面では、その後の切り上がりを狙ったNTロングでの対応となろう。
 手口面では、日経225先物はABNアムロが1060枚、ソジェンが930枚、BNPパリバが540枚程度の売り越しであり、裁定買い(現物買い・先物売り)に絡んだ商いとみられる。一方で、野村が1220枚、ドイツが650枚、JPモルガンが580枚程度の買い越しだった。野村については、ダブルインバースなどのヘッジに対応した調整買いと考えられる。TOPIX先物はBNPパリバが2950枚の売り越しに対して、モルガンSが1100枚、ドイツが860枚、ゴールドマンが800枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

◆海外ヘッドライン一覧(13日ロイター)

2023/06/13(火)20:43

[13日 ロイター]-
◆海外ヘッドライン一覧
・〔アングル〕「デリスク」に揺れる西側企業、中国事業さらに複雑化
・〔アングル〕主要中銀、ガイダンスから徐々に脱却 インフレ再来で昔に回帰
・〔アングル〕IT人材供給国のインド、世界景気後退懸念で採用縮小の逆風
・〔ロイター調査〕NZ、リセッション入りの公算 積極利上げで
・〔ロイター調査〕台湾中銀、15日は金利据え置きか
・〔ファンドビュー〕FOMC前に債券投資家は安全志向、利下げ見越した取引推奨も
・BUZZ-外株:アップルを「ニュートラル」に引き下げ iPhone需要軟化=UBS
・独ZEW景気期待指数、6月は予想外の改善も課題残る
・中国新規銀行融資、5月は1.36兆元に増加 予想下回る
・ウクライナ中部クリブイリフにミサイル攻撃、少なくとも10人死亡
・ECB、ユーロ圏の銀行にロシア撤退要求
・再生可能エネの投資先魅力ランク、ドイツが中国抜き2位に=EY
・韓国大統領、中国大使の「不適切」発言に不快感 中国の態度が軟化
・中国企業のコスト削減へ22の措置、付加価値税減免など=発改委
・中国、米の輸出規制批判 もはや「ヒステリー」状態
・ウーバーやオラのバイクタクシー没収も、印ニューデリー市が警告
・韓国中銀理事、インフレ減速に満足するのは時期尚早=議事要旨
・米JPモルガン、機関投資家向けにESGデータサービス開始
・米ブラックロック、低炭素化見込める素材企業対象のファンド設定
・ドーシー氏発言は「うそ」、インド政府がツイッター閉鎖脅迫否定
・韓国大統領、来週フランスとベトナム訪問
・ウクライナ中部クリブイリフにミサイル攻撃、少なくとも6人死亡
・英雇用・賃金、2─4月は予想大幅に上回る 強まる追加利上げ観測
・EXCLUSIVE-EUの森林破壊防止法、消費財メーカーから大口投資家が撤退も
・BUZZ-南アランドは横ばい、米CPIとFOMC控えドル軟調
・HSBC、NZのウェルス&パーソナル・バンキング事業閉鎖へ
・中国、広範な刺激策検討 不動産支援や金利引き下げなど=BBG
・セールスフォース、生成AI企業向け投資倍増 「AIクラウド」発表
・ウクライナ中部クリブイリフにミサイル攻撃、少なくとも3人死亡
・米国の関与姿勢は「幻想」、中国著名SNSユーザーが批判
・独CPI、5月改定は前年比+6.3%・前月比-0.2%
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ロイター

―――【NEWS】―――

▶[NEWS]1年先の米インフレ期待が低下、2年ぶり低水準-5月のNY連銀調査(13日ブルームバーグ)

2023/06/13(火)01:36

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米消費者の1年先のインフレ期待が低下し、2年ぶりの低水準になった

  • 消費者のパーソナルファイナンスや信用状況に対する見通しは悪化している

  • 1年先のインフレ期待は4.1%と、前月から0.3ポイント下がり、3年先のインフレ期待は3%、5年先は2.7%とわずかに上昇した

  • 消費者は自身のファイナンスに対して不安を感じており、1年後の所得の伸びに関する期待が下落した

  • ファイナンスが1年前より悪化したと感じる家計の割合が増加し、将来の見通しも悪化した

  • 与信へのアクセスが1年前より厳しくなったと感じる消費者が増え、信用環境が1年後に現在より引き締まると予想する回答が増加した

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 米消費者の1年先のインフレ期待は5月に低下し、2年ぶり低水準となったことが、ニューヨーク連銀の調査で明らかになった。また今回の調査によれば、パーソナルファイナンスや信用状況に対する消費者の見通しが悪化した。
 NY連銀が12日発表した5月の消費者期待調査によると、1年先のインフレ期待(中央値)は前月から0.3ポイント下げて4.1%と、2021年5月以来の低水準。3年先のインフレ期待は3%、5年先は2.7%となり、共に0.1ポイント上昇した。
 今回の調査では、消費者が自身のファイナンスに対して不安を強めていることも示された。1年後の所得の伸びに関する期待は2.8%と、前月の3%から下げた。
 またファイナンスが1年前より悪化したと回答した家計の割合が増加。将来の見通しも悪化し、1年後の状況改善を予想した回答は減少した。
 与信へのアクセスについては、1年前より厳しさが増したと指摘する消費者が増えた。また、1年後に信用環境が現在より引き締まるとの回答が増加した。

原題:Near-Term Inflation Expectations Hit Two-Year Low in Fed Survey(抜粋)

ブルームバーグ
NY連銀

▶[NEWS]アップル株、終値ベースで最高値-更新は2022年1月以来(13日ブルームバーグ)

2023/06/13(火)07:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • アップルの株価が1年強ぶりに終値ベースで最高値を更新

  • 株価は1.6%上昇し、183.79ドルで取引を終了

  • ハイテク企業大手としての主導的な立場を示す形となった

  • アップルは複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro(ビジョン・プロ)」を発表

  • 年初来のアップル株の上昇率は41%を上回った

  • アップル株は市場状況にほぼ関係なく、資金の安全な逃避先として評価されている

  • 投資家はアップルのバランスシートの強さや資本還元プログラム、売上高の流れを前向きに評価

  • 同社の最近の業績は予想を上回り、成長見通しを巡る懸念を和らげた

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 12日の米株式市場で、アップルの株価が1年強ぶりに終値ベースの最高値を更新した。同社がハイテク企業大手としての主導的な立場をあらためて示した形だ。
 アップルの株価は1.6%高の183.79ドルで取引を終えた。同社が複合現実(MR)ヘッドセット、「Vision Pro(ビジョン・プロ)」を発表した先週には、取引時間中の高値を更新する場面もあったが、終値としての最高値更新は2022年1月以来。
 この日の上昇に伴い、年初来のアップル株の上昇率は41%を上回った。一方、ナスダック100指数の年初来上昇率は約35%。
 アップル株は市場の状況にほぼ関係なく好感されている銘柄の一つだ。米地銀セクターを中心とした今年春の混乱の中では、資金の安全な逃避先と見なされていた。
 投資家はアップルのバランスシートの強さや資本還元プログラム、耐久性のある売上高の流れなどを前向きに評価する一方、同社の最近の業績は予想を上回り、成長見通しを巡る懸念を和らげた。
 投資家はさらに、アップルによる小売りチェーンの拡大・活性化の計画を楽観的に受け止めている。
 フェニックス・ファイナンシャル・サービシズのチーフマーケットアナリスト、ウェイン・カウフマン氏は「アップルには人々が安心できるロードマップや信じられないほどのキャッシュフローがあり、この驚くべきビジネスモデルに勝るものはない」と話す。
 その上で、「弱気市場を経て人々が戻って来るようになり、アップル株は上昇しようと下落しようと投資家が安心して保有する銘柄の一つとなっている。長期的な値上がりを信じているからだ」と説明した。 

原題:Apple Closes at Record in Latest Sign of Big Tech’s Dominance(抜粋)

ブルームバーグ
アップル株チャート

▶[NEWS]債券トレーダーは米インフレ率の下振れリスク過小評価-シティ(13日ブルームバーグ)

2023/06/13(火)07:53

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 債券トレーダーが米インフレ率の下振れリスクを過小評価しているとシティグループのダトラ氏が指摘

  • 2年間のインフレ期待が今年初頭よりも高いにも関わらず、CPIの上昇率は2ヶ月連続で予想を下回る

  • 予想を下回る結果は短期インフレ期待を押し下げる可能性があり、インフレスワップのスティープナー取引を推奨

  • 金利スワップ市場では、7月会合までの約0.24ポイントの追加利上げが見込まれている

  • 直近7回のCPI統計のうち4回、トレーダーはCPIの上昇率を実際よりも高く予想していた

  • 5月のコアCPIの上昇率は0.4%を有意に下回る見込みで、中古車価格の高騰などで上昇した物品のインフレ率が再び0.4%を割り込む可能性がある

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 債券トレーダーは13日発表の米インフレ率の下振れリスクを過小評価しているとの見方をシティグループのストラテジスト、ラガブ・ダトラ氏が示した。
 ダトラ氏は現在と今年1月のトレーダーのポジションの比較などに基づき分析した。5カ月前と同じく、総合消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率は2カ月連続で予想を下回っている。しかし向こう2年間のインフレ期待は現在、金融状況の引き締まりやインフレ率鈍化、失業率上昇、新規失業保険申請件数の増加にもかかわらず今年初頭よりも高い。
 ダトラ氏は11日のリポートで、「5月のインフレ率発表が近づく中で市場がインフレの下振れリスクを十分織り込んでいるとはわれわれは考えていない」と説明。予想を下回る結果は短期インフレ期待を押し下げる可能性が高いとし、インフレスワップのスティープナー取引を推奨した。
 連邦公開市場委員会(FOMC)はCPI発表の翌14日に金融政策を決定する。トレーダーは1年3カ月ぶりの金利据え置きを予想しているが、金利スワップ市場は7月会合までの約0.24ポイントの追加利上げを織り込んでいる。
 ダトラ氏は債券トレーダーが直近7回のCPI統計のうち4回、総合CPIの前月比上昇率を実際よりも高く予想していたと指摘した。
 同氏は5月のコアCPIの前月比上昇率が昨年11月以来初めて0.4%を有意に下回る見込みだと述べた。中古車価格の高騰などで4月に急上昇した物品のインフレ率が再び0.4%を割り込み、こうした動きを主導する公算が大きいとしている。

原題:Citi Strategist Warns Traders Misreading Inflation Ahead of CPI(抜粋)

ブルームバーグ
出典:ブルームバーグ

▶[NEWS]ブンゲ、グレンコア傘下バイテラを82億ドルで買収-穀物巨大企業に(13日ブルームバーグ)

2023/06/13(火)23:57

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米ブンゲが、スイスのグレンコア傘下のカナダのバイテラを約1兆1500億円で買収することで合意

  • バイテラの株主は統合後会社の約30%を保有し、買収額の約75%はブンゲの株式、残る約25%(約20億ドル)が現金で支払われる

  • 統合後の企業は業界大手の米カーギルやアーチャー・ダニエルズ・ミッドランドと対抗できる規模となる

  • ブンゲはバイテラの負債98億ドルを引き継ぎ、20億ドル相当の自社株買いも計画している

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 穀物メジャーの米ブンゲは、スイスのグレンコアが傘下に置くカナダの同業バイテラを、現金と株式合わせて82億ドル(約1兆1500億円)で買収することで同社と合意した。世界の穀物上位陣に対抗できる巨大企業が誕生する。
 バイテラの株主は最終的に統合後会社の約30%を保有する。買収額の約75%はブンゲの株式、残る25%(約20億ドル)は現金で支払われる。
 統合後企業は業界大手の米カーギルやアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)と対抗できる規模となる。
 ブルームバーグ・ニュースは両社統合の可能性に関して、先月に報じていた。
 ブンゲはバイテラの負債98億ドルを引き継ぐ。ブンゲは20億ドル相当の自社株買いも計画している。

原題:Trader Bunge to Buy Glencore-Backed Viterra for $8 Billion (3)(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]英国債利回り25bp急伸、2008年以来の高水準-ピーク金利6%視野に(13日ブルームバーグ)

2023/06/13(火)23:06

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 英国債が金融危機以来の水準に下落し、英賃金上昇が4月に予想以上に加速した影響でイングランド銀行が政策金利を6%まで引き上げる可能性が織り込まれた

  • 短期金融市場は年内に合計1.25ポイントの追加利上げがあり、政策金利が5.75%に達することを完全に織り込んでいる

  • 来年2月に0.25ポイントの追加利上げがある確率も約50%と見られている

  • 2年物の英国債利回りは一時25ベーシスポイント上昇して4.89%と、2008年以来の高水準に達した

  • ポンドは上げを拡大し、G10通貨の全てに対してアウトパフォームしている

  • 英中銀の金融政策委員会次期委員に指名されているミーガン・グリーン氏が、インフレ持続のリスクと2%の目標に戻すことの難しさを警告した

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 13日の取引で、英国債が金融危機以来の水準に下落した。英賃金上昇が4月に予想以上に加速したことが明らかになり、イングランド銀行(中央銀行)が政策金利を6%にまで引き上げざるを得なくなる可能性が織り込まれるようになった。
 英中銀の金融政策発表日程にリンクしたスワップ金利によると、短期金融市場は年内に合計1.25ポイントの追加利上げがあり、政策金利が5.75%に達することを完全に織り込んでいる。さらに来年2月に0.25ポイントの追加利上げがある確率も約50%とみている。この金利見通しは昨年にトラス前政権が財源の裏付けのない大型減税を発表した当時以来の水準だ。
 ナットウエスト・マーケッツの英金利戦略責任者、イモジェン・バクラ氏は「インフレが十分に低下軌道に乗り、英政策金利がピークを付けた、あるいは少なくともピークに近いと投資家が確信するまで、英国債の需要が有意な程度に戻ることはないだろう」と指摘。「データに予想外の上振れがあればその分、需要は先送りされる」と語った。
 2年物の英国債利回りは一時25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して4.89%と、2008年以来の高水準に達した。ポンドは上げを拡大し、G10通貨の全てに対してアウトパフォームしている。英中銀の金融政策委員会(MPC)次期委員に指名されているミーガン・グリーン氏が、インフレ持続のリスクと2%の目標に戻すことの難しさを警告したことも、相場の動きを増幅させた。

英中銀MPC新委員に指名のグリーン氏、5月の利上げは適切だった
原題:UK Yields Jump to Highest Since 2008 With 6% Peak Rate in Play(抜粋)
UK Yields Jump to Highest Since 2008 With 6% Peak Rate in Play(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]5月の米CPIは2021年3月以来の低水準(13日MINKABU PRESS)

2023/06/13(火)22:10

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 5月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが低水準、総合指数は前月比で0.1%、前年比で4.0%の上昇

  • コア指数(食品とエネルギー価格を除く)は前月比0.4%、前年比5.3%の上昇、高水準を維持

  • エネルギー価格が3.6%下落、食品価格は0.2%の僅かな上昇

  • 住居費が0.6%上昇し、総合指数の上昇に最も貢献

  • 中古車価格が4.4%上昇、輸送サービスが0.8%上昇

  • 住居費を除くサービスインフレ、いわゆるスーパーコアは前月比0.2%の上昇、全体的には落ち着きを示す

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 日本時間の21時半に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)の伸びは総合指数で2021年3月以来の低水準となった。総合指数は前月比で0.1%の上昇に留まり、前年比でも4.0%上昇に鈍化した。
 一方、食品とエネルギー価格を除いたコア指数は前月比0.4%の上昇、前年比5.3%の上昇となり、物価上昇圧力がやや緩和されたとはいえ、依然として高水準を示している。
 詳細ではエネルギー価格が3.6%の下落し、CPI上昇を抑制したほか、食品価格は僅か0.2%の上昇に留まった。しかし、総合指数の上昇に最も貢献したのは住居費の0.6%の上昇。住宅関連費用は指数のウェートの約3分の1を占める。その他、中古車価格は4.4%増、輸送サービスは0.8%増となった。
 なお、FRBが注目している住居費を除くサービスインフレ、いわゆるスーパーコアは計算値で前月比0.2%の上昇となった。前回の0.1%からは伸びが拡大しているものの、全体的には落ち着きを示している。
 
米消費者物価指数(5月)21:30
結果 0.1%
予想 0.3% 前回 0.4%(前月比)
結果 4.0%
予想 4.2% 前回 4.9%(前年比)
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 0.4%(コア・前月比)
結果 5.3%
予想 5.2% 前回 5.5%(コア・前年比)

MINKABU PRESS


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