歯の健康を意識しろ

諸事情により約10年間、前歯がインプラント状態で生活をしている。
耐用年数的には、おそらくあと10年くらいで、再手術が必要になる(1本50万円くらい…)。

再手術の前には、一度今のインプラントを抜去し、目減りした土台の骨を再生するために人工骨を移植する必要がある。移植骨がしっかり生着し、新しい土台を構築してからでないと新しいインプラントを挿入することができない。

生着を待つ間の数ヶ月間は、歯抜け状態になる。
前歯がない人間は、見た目にも食事にも、かなり苦労することになる。

見た目に関しては、仮歯を接着剤で両隣の歯に装着するとパッと見はあまり分からなくなる。
が、上の歯に装着する仮歯は、硬いものを噛んだ際に簡単に外れてしまうのだ…。

「どの歯を使って、何を噛むのかを常に考えながら食べる」という行為は、かなりストレスフルである…。

1日3回、自由に食事をできる歯を保つことには、金銭に換えがたい価値がある。

年々免疫機能が衰えてくると、40代や50代でも歯科治療が必要になる人もいるので、遅くとも30代以降は定期メンテナンスをする習慣を持ちたい。

具体的には、毎日の歯磨きに加えて、デンタルフロスを使用することをオススメする。Y字型のものが、奥歯まで綺麗にしやすい。

ドン引きするくらいの腐臭を放つ歯垢は、あなたの口腔衛生意識を大きく向上させること請け合いである。

ドルツのジェットウォッシャーを試したこともあるが、個人的には普段からデンタルフロスをしているためか、大きな感動はなかった。

何よりデンタルフロスは使い終われば捨てるだけなのが、ズボラ者には向いている。(ぶっちゃけ洗って2,3回使ってから捨ててる)

最後に、親知らずはなるべく若いうち(できれば20代)に抜くことをオススメする。
人間の回復力は日々減衰するし、残りの人生で一番若い日はいつだって今日なのだから。

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