見出し画像

小田急線車内刺傷事件と韓国の江南事件を結びつけて、日本の女性差別問題へと結びつけることの理不尽さと、本質的な差別問題との向き合い方について

アンニョン!
日韓の架け橋フジモンです!

今日はこちらの件…

スクリーンショット 2021-08-08 21.02.27

引用元:TBSニュース

上記自体は日本でも大きな報道になっているので知っている方も多いでしょうが、メインタイトルにある「江南事件」ってなんぞ?
という方が多いと思うので、簡単に書きます。

(詳しくはこちらの記事にて…)

要は、韓国ソウルの江南駅周辺の商店街男女共用トイレにて20代の女性も殺害された事件。
犯人(男性)が逮捕され、犯行動機は「数日前に女性に吸い殻を投げられ、女性嫌悪が増した。社会生活で女性に無視された。女性を見ただけで殴りたくなる」というようなものだったということ。
この男性は懲役30年を言い渡され、実刑が下ったが、この事件を機に韓国メディアやネットでは「女性嫌悪」が問題として取り上げられ、社会問題として取りだたされた。

冷静に事件を見つめると、“女性差別”と関連はない

江南事件と小田急線の事件に関連があるとすれば、
あくまで“嫌悪”や“憎悪”の部分であり、“差別”や“軽視”ではない。

ちなみに韓国でも江南事件をキッカケに「女性嫌悪で殺されたり、怖い目にあう→明日は我が身→女性の立場や扱いをもっと改善しろ」的な流れになりましたが、実際のところ、韓国でもこの事件は「女性嫌悪」というよりも「犯人自体が統合失調症患者(精神分裂症やパニック障害で4度の入院記録もある)」であり、「女性嫌悪殺人と言い切ることは難しい」という判決になっています。

そんな中、同じ韓国で統合失調症の17歳の少女が、特に理由もなく8歳の女児を残酷にも殺害した事件がありました。
「そもそも社会を統合失調症患者の犯罪から守らなければならない中、もう一方では統合失調症患者の人権を考えなければならない。
むしろ精神病関連にも社会が関心を持って対策を立てなければならない状況で、これ以上焦点をぼかすことは止めた方がいい。」
という議論も(韓国では)あるほどなわけです。
(あくまでこれは韓国国内の例で、小田急線事件とは関係ないですが…)

殺人事件の衝撃度は確かに大きく、共感しやすい問題だと思いますが、
犯罪者の思考や衝動と社会の蔓延った“差別問題”を結びつけるのは非常にナンセンスです。

“嫌悪”から“差別”が生まれることは確かにあります。
世の中で問題になっているイジメの原因の一つでもあるでしょう。
しかし、社会的に蔓延っている“差別”は“嫌悪”からではなく、
“役割分担”や“固定観念”から発生している
ものだと僕は考えています。

ここからは僕の持論を少しお話ししていきたいと思います。

社会に根付いている女性差別問題の代表事例は良い方向に向かっている

まず、一つ言っておきたいことがあります。

僕は、なんでも過激に女性の権利“だけ”を叫ぶ過激なフェミニストは嫌いですが、“男女平等と向き合う”正当なフェミニストは好きです。

つまり、“女性の権利”を叫ぶだけでは、「根本の問題解決はできない」ということを僕は言いたいのです。

僕が前のテーマで最後に言った

“役割分担”や“固定概念”が社会に蔓延っている男女差別を生み出している

ということがここでのキーポイントになります。

つまり、今この現代で社会的に存在する男女差別は、
人類が古代から発展してくる中で自然と取られていた役割分担や固定概念がそのまま、あるいは捻じ曲がって適応されているだけ。

しかし、ネットが普及し、技術が発展し、人間の仕事や生き方も多様に変化してきている中で、その“役割分担”や“固定概念”がマッチしなくなってきているから差別問題として浮き上がっているのではないか?

という風に思っています。

例えば、女性が差別の一つとして大きく取り上げる事例はなんでしょうか?

①男女における賃金格差?
②職業や出世、(医学部などの)入試における男女格差?
③セクハラやパワハラ?

などだと思います。(他にもあると思いますが)

やはり過去から
「女性は家の中を守り、働いたとしても内職や簡単な仕事。基本は男性が外で働く」といった役割分担や固定概念があり、それが職業における役割偏見へと繋がり、出世や役割自体へ影響を及ぼし、結果として賃金にまで格差が生まれた。

と考えるのが自然です。

「意図的に男性が女性を見下し、女性が弱い仕組みを作る」必要性を現代人の感覚として見出せませんからね。

具体的な話をしましょう。
①と②、これは大企業などを中心に改善されてきていると思っていて、
僕が過去に勤めていた企業では、積極的に出世に置いて女性幹部職を多く起用する流れになっていましたし、賃金においても正社員であればそもそも格差はありませんでした。
単純に役割や業種における差くらいなもので基本は同じです。

社会全体としてはまだ進行が遅くても、企業レベルで見ると、着実に高いポジションでの女性起用や女性を重宝する点において、ベンチャー含めて企業はかなり積極的です。

企業ではありませんが、小池都知事という女性トップの存在も印象的です。

つまりここで言いたいことは、差別事例として大きく存在しているたものは、着実に良い方向に向かっているということです。

その他にも様々な差別事例は存在することかと思いますが、
どちらにせよそれを解決するために重要なことは
「権利を叫ぶこと」ではありません。

「存在意義を証明すること」にあります。
賃金格差であろうと職業格差であろうと、それが良い方向に向かった理由は、単純に男女関わらず、女性であろうと能力の高さや存在意義が大きいことを証明したからです。

確かに過去、社会的に女性は立場が弱かったでしょう。
それは今まで女性は家の中を守る存在であり、家の外で仕事をするとしても、どのような能力を発揮し、そもそも何ができるのか?が分からなかったからです。

これからもそれを証明するたびに、女性の社会的立場はどんどん上がっていくでしょう。

社会の側面ではなく、性の側面で女性差別を考えてみる

社会的な女性の立場は僕から見るにかなり上がっていると思う。
と言う前段ではお話しました。

それでは今度は“性”の面を見ていきたいと思います。

その代表例としてまず挙げるなら、セクハラやパワハラ問題です。
しかし、正直これが“差別事例”なのか?という部分には疑問があります。

なぜならセクハラ問題については“性の対象”として女性を見て、
その衝動を抑えられずに発生するむしろ“性犯罪”寄りだと思うわけです。

稀かもしれませんが、当然男性→女性へのセクハラもあるわけです。

社会や会社での権力、力関係などを引き合いに出して、
セクハラを成り立たせようとする動きに対して“差別”のバイアスがかかってくるのだと思いますが、だとしてもその主たる要因は“差別意識”よりも“性的動機”だと思うのです。

と考えると、
個人的な見解としては“性的な差別”に関しても、

「女はこうしてろ」「女はこう出なきゃいけない」

という前時代的な固定観念と差別意識を持っている人々の言動や行動の中に存在するので、どうしても“全体”というより“個人”に目を向けなければ本質的な解決は難しいように思います。

(全体で括って非難してしまうと、当てはまらない人の反発を生みかねないから)

性の側面で女性軽視や差別を語るなら外せない

一番の問題は本当に性犯罪だと思っていて、
未成年淫行もそうだし、わいせつなものがネットに流出するのとかも、
やはり被害者の大半は女性です。
もちろん女性側が金銭を求めて自らが行っている場合も多いとは言え、ほぼ女性限定で不条理があるとすればこの性サイドだと思います。

女性軽視や女性差別を叫ぶ方々、活動家の方々には
ぜひこっちをどう解決できるのか?性犯罪や性へのリテラシー低下を受け、どんな社会を目指すのか?
そういう活動にこそもっと力を入れて欲しいです。

そもそも差別は女性だけでなく、男性側にもあることを認識しないと前に進めない

僕が今回一番言いたいのはここです。
おそらく、女性差別問題に対して「確かに」と共感と応援をしつつも「なんかモヤっとするな〜」と違和感を抱えてる人は多いと思います。

僕自身も「女性はこう」と決めつけ、見下して、
それで優位性を取っている男性は好きではありません。

しかしながら、「弱者の側に身を置いて女性の権利を叫び、女性の立場だけを上げていこうとする女性」も好きではありません。

何故ならば、女性と同じように男性も差別で悩んでいる人は多くいるからで、実際僕もその一人だからです。

一番最初お話した通り、今回の小田急線の事件で韓国での話が上がっているのはもうご存知だと思います。
中には韓国の男女差別に対する動きを賞賛している人もいるかもしれません。

僕は韓国に住んでいますが、日本でも韓国でも変わらず
「生きづらい」と思ってしまう一面があります。

それはやはり「男女の固定観念」です。

「男は働いて稼げ。女性は稼がなくても家を守ればいい」
(子供いるなし関係ない)

これは日本にいる時よりも、韓国の方が強いと感じています。

「稼げない男は離婚事由になる」
「男が稼いで家を買う」

など、もはや男は外で働き、とにかく多くの金を稼ぐことが前提です。
その逆など微塵も考えられていない。

(これはあくまで社会の雰囲気の話で一家庭それぞれ全部がそうって話ではありません)

男であろうと、
家庭内が向いている人もいれば、
そりゃ会社などで働きたくない人もいるし、
今女性が主流でやっているような仕事をしたい人もいる。

しかし、そういう人は「ありえない」とされ、
そもそもそういう職には就けなかったり、社会から煙たがられたり、社会不適合者みたいな感じで言われたりして、
それに対して弱音を吐いたり、不満をこぼしたり、夢を語れば、
「男なんだから甘い事言ってんな」的な流れになる。

さぁ、これは「女のくせに」「女は〜」と何か変わりありますでしょうか?
ありませんよね?

同じなんです。
差別かどうかは置いておいても、社会、世界にはこういう固定観念が存在し、今までそれで発展してきたわけです。

大衆的な話をすれば、
・「相席居酒屋」のような、女性はタダ、男性は有料のような仕組み
・女性料金、男性料金の存在

もあります。

女性からすればこれは一種の女性に対する特別視、リスペクトと捉えられるかもしれません。女性差別問題において、こういう差別は一切問題として上がりません。

しかし男性からすれば、飲み会でもなんでも、
「そもそもなんで男性が奢るの?」と思う人は当然います。

学生のアルバイトであれば、そもそも稼ぎに大差なんてないし、
むしろ女性の方が稼いでいるパターンだってあります。

なんですが、一般的に「男性が奢る」という考えはそれなりに根付いているように思います。

女性差別と向き合い、女性の立場を見直し、平等へ向かっていこうとすることは大事だと思います。
しかし、その反面、男性側の差別や立場、意見を封じてしまっている側面は無いのでしょうか?

男女の固定観念で苦しんでいる人は、男女両方にいると思います。
その固定観念から発展した差別に悩んでいる人は、男女、その間の方も含め、たくさんいると思います。

男女差別と向き合い、男女平等を目指すのであれば、両方を見つめ直さなければいけません。
過激なフェミニストの方々のように女性の権利だけを叫び、男性や一家庭を鑑みない活動や言論をしているだけでは、未来はありません。
男女で同じ議論を繰り返すことになるでしょう。

差別の考え方:仕組みなのか?思想なのか?

一概に差別問題と言っても、
個人の思想によるものと、社会や組織などの仕組みによるもの。

それぞれあります。

さらに、ここまで色々お話ししてきたように、
「そもそもこれって差別なの?」
ってものもあれば、
「本当に何も改善されてないの?変わってないの」
ってものもあります。

つまり差別問題と向き合う時はまず、

これは個人の思想なのかな?それとも社会や組織の仕組みなのかな?

ということを考え、その上で、

この問題を社会や人々はどう捉えてるのかな?何か動きはあるのかな?

ということに視点を絞っていきます。

その上で

自分が考える解決案や理想を考え、議論し、行動(or発言)していく

事が正しいと思います。

それほどに差別問題というのは、
「逆」も存在するからこそセンシティブに扱わなければいけない案件だと思います。

最後に、“女性嫌悪”による殺人を重く見て、日韓を重ね、意見している方々へ

韓国の江南事件の判決では、
「女性嫌悪とは決めつけられない。犯人は統合失調症を患っており、パニック障害含め4度の入院をしている精神病患者だから。」的な結果になっている。それが反発を呼んで市民運動にもなったのが韓国です。

しかし、確かに普通の感覚であれば、いくら女性に嫌悪感を抱いてたとしても殺人しないよな。と思うわけで、やっぱりその一線を越える犯罪者というのは恐ろしいし、裁かれるべきだと思います。

小田急線の犯人にしろ、江南事件の犯人にしろ、
どちらにしても恨んで女性だけに絞ってやってしまっている点でおかしい人です。ヤバい人です。それは間違いありません。

しかし、多くのネット民は、上記のヤバい人を壇上に上げて、
女性軽視や差別問題、嫌悪は社会全体の問題として取り上げているわけです。

それに関してだけ、僕はフラットな意見を持っています。
考えてもみて欲しいんです。

「男性誰もが女性に対して嫌悪感を持ってると思いますか?」
ということを。

僕が思うにむしろ逆で、女性が好きな男性の方が圧倒的に多いと思います。
僕も女性は大好きです。

じゃあなんで女性に憎しみを抱くのか?
実は僕、ちょっと理解できちゃいます。

女性の中にも男性を下に見ている女性って多いし、
とにかく被害者ヅラが上手い女性も多いんです。
そして女性に嫌悪感を抱く男性は、おそらくこのふたパターンの女性に何かしら被害を受けていると思います。

小田急線の犯人にしても、江南の犯人にしても共通している点が、
「女性に無視」されたというキッカケを抱えている点です。

この無視は物理的無視ではなく、「存在の無視」です。

男性を見下すと言っても全男性ではありません。
そりゃ対象は異なります。

例えば、
「オタクに対してキモいという女性」
「金のない男性には見向きもせず、雑に扱う女性」
「立場の弱い男性をいじめる女性」
「お金を使わせるだけ使わせてポイする女性」

例を挙げればキリがありません。

男女が異性である限り、基本恋愛対象は異性です。
だからこそ関心がある対象から裏切られたり、粗末に扱われれば嫌悪感や憎しみを抱くこともあるし、容易に想像がつきます。

これを読んでいるあなたがそうじゃない人だったとしても、
『それが事実存在すること』を否定できないはずです。

ここで前段まででお話しした差別のお話に繋がります。
やはり社会として根付いている固定観念において、
男性だけでなく、女性側にも「差別意識」は存在するわけです。

女性嫌悪につながるであろう原体験において、
「女性から(存在)無視された」「嫌な扱われ方をした」などが発生する要因には、少なからずこの固定観念もありそうだと思いませんか?

だからこそ、今回の小田急線事件に限らず、江南事件においても、
「女性嫌悪」だけにフューチャーを置いてしまうと本質や本筋からズレてしまうかもしれないから慎重になっていく必要があったし、あるのだと思います。

そして、女性嫌悪につながる要因の一つとして例を挙げましたが、
女性側からしてら「誰もがそんなふうに男性を思ってないし扱わないよ」
という意見が出るでしょう。

そうなんです。
だから我々男性側からしても、女性嫌悪や殺人において、
「誰もがそんなふうに女性を思ってないし扱わないよ」
という意見になるわけです。

そして最後に!!!

単純に、女性軽視してたら憎しみも嫌悪も抱かないです!!!!

極端に言えば自分以下のくだらない存在だから軽視するわけです。
それだけ強く意識してるから憎んだり嫌悪しちゃうってことです。

確かに今回の事件はとても許されることではないし、江南事件も同様です。

女性嫌悪だけにフューチャーするのではなく、やはり本人の精神だったり、それに至った原因、それを作った社会にも目を向けるべきです。

女性が女性を殺す、女性が男性を殺す、男性が男性を殺す。
それ以外にも犯罪だらけの世の中なわけですから。

今回、Twitterでも様々な意見が流れていました。

どれも貴重な意見だと思いますので、気になる方はTwitterで検索して色々な方のご意見を見てみると良いと思います。

一つ思ったのは「女性に相手されないから恨む」がもし瞬間的な衝動なのであれば、それこそ本人内部(精神)の問題が強いんです。
逆に、「そういうのが積み重なった結果」としてその日の出来事が最終キッカケになってるとしたらむしろ女性軽視ではなく、女性に対する過剰なコンプレックスだと思います。

今回の件は、「女性が狙われた」というのが大きな波紋となり、
女性軽視や差別問題へと波及しているようですが、
そこにつなげるにしても、犯人の精神鑑定や性格など含め、詳細な捜査の先にあり、初期段階で決めつけるものではないです。
これって事件や犯人分析、社会心理、犯罪心理分析など、学問における基本じゃないの?と思います。

そもそも他の事件だったらここまで騒がないのに、
「女性狙い」だけでここまで騒ぎ立つ事にも一種の不気味さを感じます。

殺人は本当に普通じゃないので精神鑑定含め、一概に女性軽視や憎悪だけでは語れない部分がある難しいものです。

僕からすれば、それこそ
「ネットに女性のわいせつなものが流出した」
「有名ユーチューバーが未成年女性にわいせつな写真を要求した」
「女性に対するわいせつな行為(レイプ)」

など、ピンポイントで女性軽視を議論するなら、
具体例として一番断言しやすいく、社会に根付いた深い闇でもある。
まさに一番の問題はココだと思うんです。

ネット社会になってより加速している性犯罪や性犯罪まがいなこと。
普通の女性からしたらそれこそ恐怖だと思います。

未成年女性への貞操観念の喚起や恐ろしさの流布など、
ネットでの発言や発信においては、そっちの方を個人的にはもっと見たいし、さらに言えば社会的にそれをより強く取り締まっていく動きに繋がる具体的な活動や提案などを見たいと思います。

終わりに:今のままでは差別問題や軽視問題は終結しない

女性差別や軽視、嫌悪について長く話してきましたが、
結論として今回の小田急線事件を女性軽視と断言するのは、
江南事件の時と同様早急すぎるし、
僕が思うに軽視でなく嫌悪や憎悪なのでコンプレックスに近く、殺人行為に及んでる時点でかなりのサイコパスです。
(どちらにしても時間が必要な問題です)
Twitterで書いてる人たちには申し訳ありませんが、この件と差別や軽視を結びつけるのはかなりナンセンスだと思います。

そこで、なぜそう思うのか?の部分を、持論ではありますが、
男女差別問題とその向き合い方という立て付けで書いてみました。

僕に賛同できない人や反論したい人もいるでしょうが、
つまりはそういうことです。
なぜそういう方々にとってこの世界は軽視と差別で溢れてしまっているのか?に繋がります。

差別や軽視の改善は、社会もありますが、個々人によるところも大きいです。
なので、本当の意味で良くしていこうと思った時に、男性も女性も手を取り合うくらい、お互いフラットに接していくことが大事なのであって、
敵対するように「軽視や差別=権利」を叫ぶだけではいけないのです。

「反発は反発を生む」という当然の作用を無視していては先には進めません。
僕からすると性犯罪以外の全ては、過去からの歴史観や固定観念、役割分担をお互いに見直していく、存在意義を示していくことが肝要なので、

上から目線、悟った目線で
「女性を軽視してるのは男性だけじゃなく女性自身もなんだよね」
とか
「これが女性軽視であることをメディアは報道すべきだ」
とか
「これは明らかな女性差別だ」
とか
「これを機に女性の権利や立場、軽視に向き合う人が増えたらいい」
とか
叩きつけたり匂わすことではないんです。

そもそも今のままじゃいつまで経っても議論なんて終わらないんです。

あくまで大なりの話ですが、今の流れを見ていても、
「全てにおいて女性が弱者である前提で女性軽視や差別を語っている」
現状では、本当の意味で男女平等は訪れない。
もうホント極端な話、女尊男卑に取って代わるだけです。

しかし、それではまた同じことを繰り返すだけです。

僕はあくまでそういう活動家ではないのでこれ以上の口出しは無用かもしれませんが、
女性軽視や女性差別にはとことん向き合ったであろう方々。
次は逆の男性側のほうも見つめてほしいと思います。

そしてその次に人類の歩みやその時代時代の価値観などです。

そうやって地に足ついた調査の末に揃った、
根拠や解決策を男女が持ち合って議論する場があれば、
それを社会に提題する場があれば、
江南事件の時の市民運動のごとく、市民運動の形ででも社会やメディアに打ち出せれば、平等の未来は築けるかもしれないなーと希望が持てます。

確かに女性軽視は存在しているし、同様に男性軽視も存在しています。
差別も同様です。
それが要因で犯罪につながっている事例もあるでしょう。

差別や軽視問題が解決されるだけで、そのような犯罪も減らしていけるし、人それぞれが生きやすい社会になるのであれば、
差別解決運動というのはノーベル平和賞ものの価値があります。

僕は日韓の架け橋として、自分のやりたい活動を進めていきますが、
僕自身もそういう社会問題からは目をそらさずに生きていきます。

お互いに目指す理想に向けて頑張りましょう!!

P.S

「男は風俗とかもあるから、女から相手にされて当たり前だと思ってるから、無視されたら恨むんでしょ」って思ってる人に言いたい。
それは真面目に風俗で働いてる人に失礼だし、それ男性に対してめちゃくちゃ偏見!!
風俗とか水商売人と一般人を同一視して、相手にされなきゃ恨む!
「風俗とかだったらこうだ!」ってなる人,多分超超超ごく稀!!
あと普通に風俗で働いてる人はプロだし、むしろ風俗行ったら男性客側の方が緊張してたりビビってる方が多いんや!!(ガチ)

っていう全国約6000万人の男性の声をお届けします(笑)

日韓なんでも同好会Instagramのフォローはコチラ!!
(毎日使える韓国語をアップしてます)

日韓なんでも同好会YouTubeも再開するよ♪
(チャンネル登録してね!)








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?