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23年1月スキ小説

仁木碧と申します。

1月の「スキ」小説のご紹介です。

「スキ」小説とは、私が記事の「スキ」に対するお礼に設定している小説のことです。
詳しい説明はこちらをどうぞ

先月のスキ小説


1.『銀河鉄道の夜』宮沢賢治

銀河を走る不思議な列車に乗って、旅をする2人の少年。
有名な作品ですが、意外と最初から最後まで読む機会は少ないのかな?と思います。

プラネタリウム作品『銀河鉄道の夜』が素晴らしいので、是非機会が有れば観てください。
CGが美しいし、音楽の美しさで凄く切ない気持ちになります。
声優、桑島法子さんの演じ分けも素敵です……



2.『封印再読』‪‬森博嗣

「S &Mシリーズ」5作目。
箱と壺と鍵を巡る物語。
そして密室殺人の謎。

正直なところ、また密室〜???と思いました(笑)
好きだから良いんですが。

私の中で、『封印再度』はシリーズ5作品中、1,2を争う面白さでした。
因みにその1,2を争ったのは『笑わない数学者』です。

私が感心したというか、うわ〜〜〜〜〜ってなったのは、メインとなる箱と壺の謎です。
当たり前ですけど、これ以上話すとネタバレになってしまうので言えない…
読んだ方は是非コメントやTwitterでメッセージください!!


3. 『目指せ!ナゾトレ甲子園』雨露山鳥‪

この小説の世界では、我々の世界で言うところの「高校生クイズ」のような立ち位置に「ナゾトレ甲子園」という、中学生向けの謎解き大会が存在します。
主人公のトオル君は小学生の時、この番組を見て「僕も中学生になったらナゾトレ甲子園に出るんだ!」と目を輝かせます。
そして、時はトオル中学1年生の始業式。
今日から、僕の謎解き人生が始まる!!と思ったのも束の間、なんと謎解き部は廃部になっていて……。

物語として凄くわかりやすい展開で、サクサク読めました!
が、謎解きはそうはいかず、大人でも慣れてないとページを捲る手が止まってしまいます。
表紙が可愛いので、なんだ子供向けか。と思ってしまうかもしれませんが、とても楽しい本なので、大人の方も是非読んでいただきたいです。


4.『十五少年漂流記』ジュール=ベルヌ

初めて読んだのは、確か小学生の時でした。
逆に、それ以来読んでいません。
今読んだらまた印象が変わるかもしれませんね。
一度しか読んだことはありませんが、様々なシーンがとても印象的で、思い出として残っています。
特に「打ち明けるシーン」は忘れられません。


5.『妄想銀行』星新一

星新一と出会ったのは、大学生の時です。
いや、正確には中学生の時に出会っているのですが、英語の教科書に載っていたので、日本語でちゃんと読んだのは大学生の時です。

星新一って、名前はよく聞くけど、そんなに凄い人なの?
読んでみるか〜〜〜
くらいの気持ちで、近所のブックオフに行き『妄想銀行』を読みました。

短い中でも世界観が伝わってきて
それにも関わらず「いつの時代」になっても通用するような書き方をしているということに驚愕しました。

『美味の秘密』『古風な愛』が特にお気に入りです。
本当に面白い。


以上5冊でした!

おしまいです。


最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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