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「挑戦状への挑戦」体験記録6

こんにちは、仁木碧と申します。

この「体験記録」では、『読者への挑戦状』『犯人当て小説』に挑戦した際に私が感じたことをまとめています。

ネタバレは有りませんので、是非皆さんの参考になれば幸いです。

これまでの体験記録は、マガジンでまとめてあります。



『どんどん橋、落ちた』綾辻行人

まず!言わせてください!!
今回、私、自分の力で真相に辿りつきました!!!
嬉しい😭✨

推理配信の2日くらい前、一緒に推理をする仲間2人から「わかった」と言われた時は本当に焦りました……。
「みんなで一緒に推理をする会」じゃ無いんかい!!
気付いちゃったの?!?!
「これマジでわかんないね〜〜〜」ってワイワイ言うのが楽しい会なのに!
優秀すぎるってのも罪な話ですわ……。

そこからもう一度読み直して、条件を擦り合わせて……
わかりました!!!!😭✨
以前推理した『被疑者死亡につき』も自力で気付けましたが、問題編だけでは解決しない部分もあり、ちょっと不安でした。

でも今回は、一度真相に気付ければ、それを踏まえてもう一度読み返すと「確信」が持てたので、本当に嬉しかったです🥳


読みやすさ:10/10
別の記事でも述べていますが、この点数は減点方式なので、特別なにか理由が無い限り満点になります。
でも、それを抜きにしても、こちらの作品は中学生とかでも読めるんじゃないかなというくらい読みやすかったです。

また他の記事でもお伝えしていますが、短編なので、短い時間で読めると言う所も点数が高い理由になっています。

そして今思えば、こちらは連作短編なので、1話目だからそういう伝わりやすいお話にしてくれたのかな……と感じます。

推理の難易度:4/10
こちらの数字は、大きくなればなるほど「難しい」という評価になります。
いや〜〜〜〜〜〜!!!!これは凄いです。

結果、3人で挑んで、話し合うまでもなく3人とも真相に気付いたんですが。
だからと言って「余裕!」「簡単すぎる」とかではなく……。

ちゃんとヒントは提示されているんですが、隠し方が上手いというか……。
真相に気付かないと「違和感」だけで終わってしまったり、私のように推理が得意でない人間は、「ふーん」と思うだけでスルーしてしまいます(笑)
実際、とある描写について友人に指摘された時「え?確かに?!?!」と驚きました。

まとめ
「初めての挑戦状」に向いている作品だと思いました。

物語もシンプルですし、解説では「どこから推理したら良いか」という手順?的なところも書いてくださっているので、初心者にオススメです。

本当に上手です。書き方が上手。流石としか言いようが無い。
真相に気付くと、様々な描写が「それ」にしか見えなくなってくるんですよ……。
「なんでさっきまでおかしいと思わなかったんだ?」と考えてしまうくらいに。

ひらめいた時のスッキリ感が気持ち良いので、是非皆さん挑戦してください。

推理の様子をTwitterスペースで公開しました。
アーカイブを残しています。
ネタバレを含みますので、既読の方は是非!


第二話『ぼうぼう森、燃えた』も楽しみです。

それでは、また。


最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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