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2022年6月9日発表の「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書(以下、報告書)と10月10日開催の「世界メンタルヘルスデー」について

西脇健三郎(ニーケン)

長いタイトルになってしまった。私の本意ではない。本文の中身は端的に、と。「世界メンタルヘルスデー」だが厚労省のホームページに「トップアスリート・ピアサポートなどによる対談 10月10日午前10時YouTurbeにて配信」とある。確かにアスリートに限らず、様々の分野で活躍される方のメンタルヘルスは気になるところだ・・・。スポーツの世界では、1964年東京オリンピックで銅メダルを獲得したマラソンの円谷幸吉のその後、薬物依存症とうつ病との重複障害に向き合っている元プロ野球選手の清原和博、そして元女子マラソン日本代表の摂食障害と病的窃盗などと、彼らは氷山の一角その対策は重要だ。それは「報告書」の区分では、「精神保健(メンタルヘルス)上の課題を抱えた方」(以下、「・・・抱えた方」)にあたる。だが、報告書ではほとんどふれていない。ただ、否認とプライドの問題を抱えており、従来の精神科医療の手法では彼らとの係りは概ね不毛だ。「・・・抱えた方」の「地域で安心して暮らせる・・・」はどうするのかな??
ところで、私は不勉強で知らないが「精神障害を有する方」、とくに「統合失調症の方」のパラリンピックの参加枠はどうなっているのだろうか? そうそう、ピアサポートだが私も精神科医の立場で私もこの仕組み、長年活用させていただいている。
日本も多様性を受け入れる社会と言われて久しい。今回の報告書に目を通して、ほぼ固有の疾患の「安心」・・・体制実現を意識した内容と私は理解した。今日の精神保健医療福祉領域も疾病構造の変化で、すでに多様化している。報告書、些か時代遅れの感がした。それは私だけだろうか?
次回に続く・・・

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