ちょっとここらでひと休み

暑い日差しは相変わらずですが、今日は時折,雨。

いつの間にかお盆も過ぎて、今年も半分以上が過ぎてしまった。

「今度会うのはお正月！」と孫たちと約束して濃密な4日間は終わりました。

一年の早いこと。毎日かわりばえがしないようなのに、全く同じ日はなく、空も海も、並木の緑もそして私もと…。それに気が付くのは節目で帰ってくる家族のお陰です。

今日は久しぶりに北野を散歩。

そんなに疲れていなくてもこの看板を見つけるとひと休みしたくなる　スターバックス。

友達とお茶するのも楽しいですが、たまには一人で何も考えず、コーヒーを飲むのが好きです。頭を空っぽにしないといっぱいいっぱい。頭が疲れるとはごちゃごちゃと見たモノ、聞いたモノの整理が出来ていない状態。大したことでなくてもゴミはたまるものです。

それがただ一杯のコーヒーを飲んでいるうちにほどけてくるから不思議です。

若い時と違って、悩むこともなく、ほとんどのことは受け入れることが出来るようになりました。腹も立たない代わり、おなかの底から笑ったりすることも少なくなったように思います。

人間関係の醜い渦の中に身を投じるからあがくことになる。よく見せようとするから自分が嫌になる。今になれば苦しんでいる人を見ると少しはアドバイスできるようになった気がします。

浮世離れとまではいかなくても、我が道を行くと決めたなら、それが自分が望む世界への入り口かもしれません。「自分が心地よい環境は自分で作りなさい」と何かで読みましたが、そうするために何らかの行動を起こすことも大切。それ以上に何も考えないことも意外にいいかも。

なんとなく頭が軽くなったら、もうひと歩き。

身体の老化も気になりますが、脳の老化も進んでいます。が、

いい空気、ゆったりとした時間は、「まだまだ脳は成長できるよ」と教えてくれます。脳が若々しいということはこれからもいろんなことが出来るということです。

お店を出て左手には山。洗い立てのような真っ青な空と、ぽっかり浮かんでいる雲は、黙って私を見ています。

今日もきっといい日になります！