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昭和のおじさんは…。仕事編

なぜ昭和のおじさんは嫌われるのかという話になりました。

昭和の社会では年功序列。先輩の壁はどこまでも高く…。その時代に育ったおじさんは今の若い人のため口がどうも理解できないようです。

まずは飲み会で、「今夜は無礼講!」といって乾杯の音頭を取っていたのに、いざとなるととんでもない。その場で言ったことをいつまでも覚えていて何かあるごとに言われると聞いたことがあります。真に受けると大変なことになると!

学生時代の飲み会ならまだしも社会人になればそうでないこともたくさんある人間関係。会社で体育会系が好まれるのもその点をわきまえているからかもしれません。

本来の無礼講という言葉は仕事が終わってからの飲み会では堅苦しい話はやめて楽しく飲もうということです。お互いのバロメーターの違いです。

礼儀が無くてもいいと勝手にとらえている若い人は注意が必要です。

ため口が親しいことと思っている人も多いのですが職場の昭和生まれは親しき中にも礼儀ありを重んじます。その匙加減!難しいです。

反対に昭和のおじさんは若い人とのディスタンスに注意が必要です。

こちらも勘違いしていることが多いようです。

若い人の意見に「100年早いわー」とは。

冗談の域ならいいのですが、時と場所。本気モードで言っているなら部下はついて来ません。

また徹底的に従わせようとして説得するときも逃げ場を与えない、全力で論破しようとする人がいます。自分がそうされていたからかもしれませんが、今の時代ではただのコミュ力のない上司となるようです。

忠告を受けてその場は凹んでもまた明日から頑張ろうと思える余白を残す配慮が大事です。

一番嫌われるねっちり嫌味を言う上司は、一見優しくて、話の分かる人と思いがちですが、パワハラまがいの行動をするタイプです。セクハラ、パワハラ、マタハラいろんな嫌がらせがごく普通だった時代。昭和生まれはまだまだ職場の70%を占めているそうです。

変化を嫌い、ファジーな状態は良しとせず、男性の育児参加も言葉とは裏腹。新し言葉は日本語を汚すと言い、若者文化への理解も低そうです。

そんなおじさんも家に帰れば娘たちはいっせいに自分の部屋に入っていくそうです。孤独という文字がぶら下がります。

本当は寂しがり屋で褒めてほしい。大切にしてほしい。どちらかというと同年代の女性たちより乙女です。壊れやすい心を複雑な鎧で固めて身を守る。

一皮むけば優しくてナイーブな少年が現れるかも??

おじさん(おばさん)が若い人に聞いて嫌がられる言葉は「何歳に見える?」です。

分かっているけどやめられないのも昭和のおじさん!温かく見守ってください。

今日もいい日にしましょう!







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