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甘いと優しいは紙一重
それぞれの考え方の基準で、一つのことも見方が違ってきます。
まずは何においてもいいようにとる人。反対意見は言いません。なのでこの人に言ったら結論が早い、自分の意見が通ると思っている人が多くいます。
もう一人は、いいものはいい、でもここはおかしいとイタイところを突いてきます。こんな場合は?とか質問も多くこの人から賛同を得るには下準備が必要です。叱られる⁈のが苦手な人はあまり近づきません。
どちらがいいかはケースバイケース。物事によって変えることは必要です。何でもかんでも受け入れると困ったことになる場合もあります。
仕事でも子育てでも、経験豊富な人物が、ある程度予測できる結果を見据えてアドバイスすることは必要です。頭ごなしではなく、気付きを引き出せるような話し方が出来たら素晴らしいのですがなかなか…。それが面倒で、なんでもOKとしてしまう人もいて人を育てることは指導者の度量にもかかってくるようです。
今までの成功例より失敗談。その積み重ねがあったことを話せば身近にその人を感じることが出来ます。
「いい人!」という言葉があります。嫌われたくないから、争いたくないからとモノわかりのいい人ぶる!ことで「だから自分に敵?はいない。好かれている」と勘違いしている場合もあり、それはただ自分を防御しているだけで相手のことはあまり考えていないことが多いようです。
ところが、人から見ると「いい人」はそれどまり。やはり真剣に成長を望む人は嫌のことも言ってくれる人を頼ります。そしていい結果を残します。
子育ても優しいお母さんも厳しいことは言います。甘いお母さんは目の前の愛の対象しか見えず将来いろいろと困った問題が起きた時、「あんなに大事に育てたのに」と間違った反省で終わらせます。悩んでいる子供にこれから巣立った時生き抜く力を養うための厳しいアドバイスはやはりあった方がよさそうです。
最初は優しい人がいつの間にか甘いだけの人となるのは、真剣にぶつかり合うこともなく、ただ「いい人」と思われたいという無責任な思いを見破られたからかもしれません。
ただ「あなたのために言っているのよ」はその時なかなか理解できない言葉です。「そんなこと頼んでいない」となっていくらいいヒントであっても気持ちにしみ込むことは稀です。
「あなたのことは応援してるよ」と最後に言える厳しい中にも優しい人生の先輩になりたいものです。
「好かれる」とは自分のためのものではなくやはり人の役に立ってこそのキーワードのような気がします。
今日もいい日にしましょう!
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