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若者に学ぶっていいもんだ

年を重ねるとたくさんのことを知っているようで知らないことがまだまだあるのに
「時間がない!」ことに気が付きます。
だからと言って健康寿命を幾年か伸ばしたとしても遥か宇宙から見れば涙の一滴にも満たない容量デス。

 ガンジーの「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」と言う言葉が最近よくわかります。若者に向けたコトバらしいですが、今の私に向けられているようにも感じます。

若い時には時間は永遠にあるかのような、そして命さえも…。がここまでくるといつも隣に「死」と言う目に見えない影のような存在が付きまとっています。みんなに笑われますが、私の最後はどんな状況なのか楽しみ?にしているところがあります。「なんだーやっぱり癌かー」みたいに…。

失望や、怖さ、あきらめがないのは、好奇心がまだ残っているからかもしれません。

命の最後の一滴までも使い切りたいと思うことは両親への恩返しだと思ています。
過去を振り返るのではなく、未来の子供たちと一緒に歩いてきた道が、今や新しい家族を作ってとっくに違う道(人生)を歩み出していることは親としてに幸せなことです。

ある友達は、孫ができてその愛をすべてと言うほど注ぎます。どこにいても孫の話は尽きません。無償の愛なら良いのですが、これだけしてあげているのに!となっては、少々…。と思うのは薄情なことでしょうか?自分の子供の代わりと勘違いしてしまうようです。この年になると趣味や打ち込めるものが必要なようです。

反対に祖父母や両親が見えないところに行ってしまったと思っていたのに最近、小さな時のことをいろんな場面で思い出します。
いつかはそちらの道に私も行くということですが、それは、何世代も続いてきたこと。それを受け入れる覚悟ができるまで、もう少し…。

今回のオリンピック。10代の若い選手もいて、毎日エネルギーをいただいています。

打ち込めるものがあるということは若者の顔に凛とした知性と穏やかさを感じます。ひたむきな気持ちが勝っても負けても人を感動させる力があること。
緊張があっても楽しんでいるような演技ですがその裏では想像を絶する努力があったこと。
私には経験できなかったことばかりですが、尊敬の念さえ生まれます。
いろんな悲惨な事件もありますが、こんな素晴らしい若者たちがいる限りまだまだ地球は面白い星と思える毎日です。
  今日もビールが美味しくなりそうです。



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