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アンラーンのすすめ

学ぶだけでは不十分。同じやりかたはいつまでも通用しない時代になってきました。

学び直す力が必要。これは過去に固執することなく、過去の知識は捨てて、学び直すこととあります。

「なんだかもったいない!」と思っても私にそんな惜しみなく捨てる知識もなく「学んだことはハイおしまい!」となっていることもたくさんあります。

目まぐるしい世界に対応するとは楽しく毎日を暮らすとかこころ豊かな生活を送ることために学ぶこと。ならば同じことの繰り返しではすでに効果のないものになってしまっていたり、魅力が無くなっていたりと時代遅れになりかねないことが分かります。

何も難しいことをするのではなく、以前の経験よりもさらに新しい知識を

インプットするための経験や知識の断捨離のようなもの。

レストラン、同じメニューであっても季節や天候、そして今はやりの食材も加えて日々努力されています。訪れるごとに感動することがあります。

遠い昔食べた懐かしい料理を注文したとき「あれ?こんなのだったっけ?」と思える時と、見た目は同じでもちょっと違う。でもあの時のことがよみがえってくる何かが隠し味となってリニューアルされていることもあります。

伝統は古いものを守るだけではなく新しい空気も取り入れること。と京都老舗の和菓子屋のご主人も言われました。

私たちにも自分の習慣や、思い込みの成功体験が次に進む足かせとなっている場合があります。

学習に終わりはなく、学び直すことでその人のスキルはさらに向上します。

今や100年時代に突入と言われています。過去の経験や知識が多いほど、そのときのことが忘れられずにいます。それを大切にし過ぎて、学ぶ姿勢を怠っている場合もあります。

これまでいつも満席の中華料理店。売り上げが下がったことなど無い、常連客もついているのでうちは安泰。とは一昔前の事。新しい流行りのものに敏感なニーズにこたえることを迫られました。店主にその切り替えができるかどうかにかかっています。

ファッションデザイナーはいつも新しいことにこだわり、生みの苦しみを抱えながら常に先を走る努力を怠りません。

時代を切り開くファッション界であるための力は惜しみません。シャネルスーツも全く新しいデザインを発表!と言っても昔からのスピリッツはしっかりと受け継がれています。しかし当時のままならこれほど現代に受け入れられたかはわかりません。

老舗料亭も以前のままではお客さんは遠のくということを危惧して、いろんな材料で新しいものを作っているそうです。最近はフォアグラやトリフなどフランス料理の食材も普通に使われています。しかし「その中にうちの信念はしっかり入れることも忘れません!」とは80歳を超えた女将の言葉です。

何を残して、何を捨てるかということにもつながるようです。

努力や苦学というとあまり楽しくなさそうですがこれからはアイデア勝負。

それを発揮するには過去に学んだことがはいったんなしにして新しい風を、頭脳に吹き込む。

脱皮という言葉はアンラーンと相交わる行動のような気がします。

これからはインプットよりアウトプット。新しい自分はいつでも生まれることが出来るはずです。

時代遅れの価値観も放り投げましょう!

今日もいい日にしましょう!


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