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意志の強いは良いことだらけ?

同じ人を表すのに「あの人は意志の強い人!」という誉め言葉もあれば別の人は「強情でやりにくい人!」と反対の意見もあり…。

自分の考えを曲げないことが意志の強さで、最終上手くいけばその志に拍手が送られますが、人の話を聞かなかったり、何度も注意されたりアドバイスを受けても直らないと評価は急降下。だんだん人は離れていき、「強情な!」となります。

人は見かけに寄らず 、人は第一印象でほぼ決まる。
 おとなしそうで上品。優しそう。それらを私はあまり信用していません。
その印象と随分違う人の方が多いからです。はかなげな女性に手助けしてあげなくてはと思う男性はいっぱいいます。結婚して騙された―とも言います。
誰しも持っている二面性。自分がどんな人かと問われてすぐに答えられる人はいるでしょうか?単純に楽観的とか我慢強いほう。すぐ人に流される…。
自分の事なのにほんの一部しかわかっていません。

相談をしてきて自分の正当性を強調しますが、大体どっちもどっちの場合が多いような…。両方の話を聞かないと真実は分かりません。いや聞いてもわからないかなあ?「我が強い!」というのもあんまり誉め言葉ではありません。

そんなこと考えだすと「あーめんどくさいなあ」となって元の木阿弥ですが、一つ言えることは「可愛がられてなんぼ!」大変計算高くいやらしく聞こえますが、程度はあるもののこれって大事です。決してゴマをするといった見るからに見返りを求めているのは論外ですが…。
昔何かの雑誌で見つけたことがあります。日常生活でも、いつも買いに行く八百屋さん。そっとキュウリを1本おまけしてくれたり、このイチゴの方が甘いよと教えてくれたり得することがありますがそれはその人が浮気せずにその八百屋さんで買い続けているから。安売りの時だけ買いに来る人とは違います。なるほどね。
 職場でお饅頭が1個しかなかったときどっちにあげますか?主張ばかり、文句ばかり言っている人がもらえるとは思えません。お饅頭ではなくて仕事の依頼ならなおさら、実力もありますが同じような力量なら…ですね。

しかし確かに意思を通すことが必要なときもあります。

そのタイミングがいつかを見極めることはなかなか難しいですがそんなときも手を差し伸べてもらえる人物であるかがポイントのようです。

どんな世界もひとりではありません。人に合わせてばかりは自分を失い、我を通してばかりでは孤立する。ここでも「中庸」という言葉がはまりそうですがいかかでしょうか?私の薄っぺらい辞書には最初にこの文字があります。
今朝は雨上がりで春の嵐のようなが風が公園に吹きました。楠木の葉っぱはこぞって風に押されて隅っこ迄ころころと一回転したり土の上を這っていくのもありそのさざ波のような流れにニケは少し驚いて私の顔を見上げます。その中2本の枝が寂し気に蕾を付けて落ちています。

咲くことが出来るかどうかわかりませんが早速帰宅して小さなグラスに入れてみました。気のせいか少し蕾が膨らんだような気がします。リビングにも小さな春がやってきました。




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