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仲人の仕事 自分を見直そう

お見合いでの婚活を始めてそろそろ1年になる男性がいます。
やっと重い腰を上げてリストから選んで私に申し込みを依頼してくるようになりました。

それまでは私がお薦めの女性を選んで…。

初めは全く乗り気が無くてでもそろそろ…。「どうせ、ダメでしょう!」というのが口癖でした。自分に全く自信がありません。

マイナーなことを言ってるうちはお見合いに限らず仕事もうまくいかなくなるものです。しかし周りのせいにすることは一人前!です。

自分のことは分かっていると言いますが、本当にそうでしょうか?
分かっていないから毎回同じ間違いをする。うまくいかないとやっぱり「どうせ」となって進歩がありません。

 不思議なもので同じようなタイプの女性から申し込みが来ます。申し込まれたらありがたく一度は会うべきとは私と男性会員との約束です。

「いつも同じような人ばっかり。」とはこの一年間変わることがありませんでした。3人ほど交際になっていい感じになるのですが、最終断られます。

彼が申し込みを依頼してくる人は外見もよくて、すらっとした美人。
返事がないのはお見合いする気はありませんという意味で、会う前にすでに答えを出されているということです。

あこがれるのは何も悪いことではありません。自分の好みの女性が疲れて帰った時にこやかに迎えてくれる姿を思い浮かべるそうですが、ガラスの向こうで妄想しているようなもの。反対に女性も同じです。

同じような人に申し込まれるということは一つはそのようなタイプの人に好かれているということ。真剣に結婚を考えているからのことで、一度彼には滝行でもしてもらってすっきりとしたら、自分にはどんな人があっているんだろうと考え直してもらいたいものです。

同じような年代であってもいろんな人がいます。馬には乗ってみよ 人には添うてみよ。という言葉があります。

馬の良しあしは乗ってみなければわからず、人は付き合ってみて初めて人柄が分かるという意味ですが、頭の中でと実際会ってみた人の印象はかなり違うものです。

まだまだ恋愛ありきで40歳手前で理想の女性を探している。結婚と恋愛は違います。

恋愛は最初に燃えて結婚式からその火を消さないように努力が必要と言いますが、お見合いは二人で初めて火をおこすところから始まります。苦労して、助け合って火がつく。外見だけで気に入ったと言ってもそれだけでは火はおこせません。結婚生活を続けるには頼りになりません。相手も必ず年を重ねます。若い時の美貌は永遠ではありません。
結婚の意味をもう一度見直してみるところまで来ています。それに気がつけば、もうそこに結婚相手はいるかもしれません。

今日もいい日にしましょう!




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