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冬の鍋はいいもんだ

以前はあまり鍋をしませんでした。皆の帰宅時間が違うのでいっぺんに揃うのが難しかったからです。

最近はCMで一人鍋用のだしを宣伝していたりお店でも一人しゃぶしゃぶがあったりとおひとり様用が増えました。

スーパーのお惣菜も一人分が並べられていたりと便利な世の中です。

そこで私もこの寒い夜、連続でお鍋にしました。

今夜は息子も食べるというので二人分。はくさいが安かったので思いっきり入れようと思います。他にはほうれん草、まいたけ、ネギ、エビ、鳥のつくね団子、 天かす、白滝、豆腐,

そしてエビと黒豆のナマコ餅。焼いて焦げ目をつけておきます。冷蔵庫の中もきれいになりました。

最後は卵雑炊が控えています。

キムチ鍋は大好きですが、匂いがいつまでも部屋にとどまるのでなかなか勇気が出ません。うどんすきは美々卯の味が忘れられず、いまだにあのおだしを超えるものに出会ったことがありません。豆乳鍋は、豆乳が苦手なので…。

みんなが笑うのですがせっかく主人が黒門市場で買ってきたフグの良さが分からずもったいないことをしました。

ちゃんこ屋やさんのは絶妙なおだしと鳥のつくねを竹を斜めに切った筒から削ぐようにして次々入れるさまがワクワクします。ちゃんこ=お相撲さん。豪快な鍋は繊細なおだしと相まっていくらでもいただけます。

調味料はやはり柚子胡椒!優れものです。

そして家での鍋奉行はだいたい父親の役目です。その時はお父さんの活躍となります。特にすき焼きは指示通リにすると絶品!勘で醤油は今、砂糖は全体にパラパラと…。最初に大きなお肉を溶き卵の器に投入してくれると、あとはほおばるのみ!甘からい味がほどけます。

義父もこの時は必ず「いつもご苦労さん」と言って最初にお肉を入れてくれました。

牛肉=ごちそうは父親の出身が神戸でも大阪でも同じです。

皆で囲む鍋は日本の冬のごちそうです。暖かい部屋でアツアツの鍋とビール。今日も一日いい日になりました。お腹がいっぱいになればすべてよしです!小さな幸せは毎日何らかの形で訪れてくれます!







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